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Wolfgang Seidel さん執筆のクラウトロック本『Wüssen hier raus! Krautrock, Free Beat, Reeducation』、2016年5月に出版されました!!!!!



リリース元: Ventil Verlag (2016年5月)
主な購入先: アマゾン
なか見!: Ventil Verlag (ドイツ語)
インタビュー: WDR (ドイツ語)

以前、英国で『Future Days: Krautrock and the Building of Modern Germany』が出版された際、「クラウトロックの本は、やはり、当のドイツ人が執筆したものがお勧め」というConさん関係者の話を記載しましたが、実はこれはヴォルフガング・ザイデルさんのコメントです。2016年5月、そのヴォルフガング・ザイデルさん自身がクラウトロックの本を出版しました。本書はドイツ語のため、内容の読解は容易ではありませんが、出版元より公開されているなか見!によると、目次には「シュトックハウゼン」、「コズミック・ミュージック」、「アバンギャルドとエレクトロニクス」、「西ベルリン」、「フランクフルト」、「ミュンヘン」、「ハンブルク」、「ビートクラブ」といった気になるキーワードが並んでいます。タイトルの『Wir müssen hier raus!』は「我々はここから外に出ていかなければならない!」といった意味だと思いますが、ヴォルフガングさんが1970年台初頭にドラマーとして在籍したバンドTon Steine Scherbenの2枚目の2枚組アルバム"Keine Macht Für Niemand"のA面1曲目に、同じタイトルの曲が収録されているのは興味深いです。

なお、2016年5月25日、ベルリンの書店にて、ヴォルフガング・ザイデルさんによる出版記念イベントが開催されました。

ぜひ、本書の日本語版を出版していただきたいです!

| Conrad Schnitzler::Conさん あれこれ | 11:47 AM | comments (0) | trackback (0) |

コンピレーション 『Deutsche Elektronische Musik』



リリース元: Soul Jazz Records (CD: SJRCD213, LP1: SJRLP213-1, LP2: SJRLP213-2) (2010年)
主な購入先: アマゾン(CD) タワーレコード(CD)
試聴: Soul Jazz Records

2010年に英国のSoul Jazz Recordsよりリリースされたコンピレーション 『Deutsche Elektronische Musik』は、ジャーマン・プログレッシブ・ミュージックおよびジャーマン・エレクトロニクス・ミュージックそのものを広く紹介するもので、全24曲が収録されています。(CD版は2枚組、LP版は2枚組のvol.1と2枚組のvol.2の計4枚。)CD版には36ページの豪華ブックレットが付いていて、歴史的・政治的背景から各収録アーティストの紹介まで写真入りで英語で解説しています。ここではドイツの優れた音楽に対する大きなリスペクトが感じられ、ざっと見た限り、元々蔑称として用いられていた「クラウト・ロック」という言い回しも見当たりません。(*)選曲にも相当こだわって選び抜いた跡が垣間見られ、例えばタンジェリン・ドリームは『Hyperborea』収録の"No Man's Land"、アシュ・ラ・テンペルは『Starring Rosi』収録の歌もの"Daydream"といった具合で、かなり聴きやすくて、なおかつ、割と、ちょっと気になる作品が選ばれているように思います。

さて、本コンピレーションに収録されたConさんの作品"Auf Dem Schwarzen Kanal"にもこだわりが感じられます。なぜなら、ここで聴くことができるバージョンは、1980年にRCAからリリースされたオリジナルEPバージョンだからです。(再発版とは異なります。)

なお、本作品の第2弾 『Deutsche Elektronische Musik 2』が2013年にリリースされていて、こちらにはConsequenz作品(Conrad Schnitzler & Wolf Sequenza名義)の"Fata Morgana"が収録されています。(注* 第2弾の最後のトラックにはファウストの"Krautrock"が収録されています。こちらもまた、こだわりによる、かなり意図的な選曲と思います。)


| その他::音楽作品解説(オムニバス) | 01:37 PM | comments (0) | trackback (0) |

コンピレーション 『Hayfever No. 3』



リリース元: Hayfever

1996年12月に33回転の7インチEPでリリースされたコンピレーション『Hayfever No. 3』には、Faustなどの他に、Conさんの曲"Congenerator"がB面1曲目に収録されています。この曲は、プライベート・リリースCD-R『00/103 three japan girls』のトラック4にも収録されています。

『00/103』には、電子音の他に声を用いた作品がいくつか収録されていますが、"Congenerator"もその一つで、パーカッションのアタック音と共に発せられる掛け声の他、よく聞くと、高い声・低い声の「アーーー」という声のサンプリング音が複数ミックスされています。

| その他::音楽作品解説(オムニバス) | 02:54 PM | comments (0) | trackback (0) |

コンピレーション 『Directions 2』



リリース元: Direction Music ‎(dmc 02) (1989年)

Conさんの作品が収録された本コンピレーション『Directions 2』は、1989年に英国ウェールズのDirection Musicより80分カセットでリリースされた「Direction」シリーズの第2弾です。本作には、ムスリムガーゼ、ナース・ウィズ・ウーンド等、よく知られたアーティスト/グループの他、Conさんと共にレーベルを立ち上げたジェン・ケン・モンゴメリー、David Prescott、そしてConさんとコラボレート作があるJorg Thomasiusが参加していて、主に実験的な作風となっています。

B面2曲目に収録されたConさんの作品"Con. 19/10/88 (Geburtstag Musik)"("誕生日の音楽"の意味)は、静的な雰囲気の中、"Music care the musicians."(~"音楽が音楽家を癒す")といった声のサンプリングが繰り返される、3分50秒の小曲です。


| その他::音楽作品解説(オムニバス) | 11:35 AM | comments (0) | trackback (0) |

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