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  • CD/LP/DL『Con』 Bureau B・再発リマスター盤、2020年8月7日にリリースされました!
  • クラウトロック大全、2014年6月27日発売!
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プライベート・リリース (2011年2月20日)

1-26

本作品は、Conさんとヴォルフガング・ザイデルさんが1980年から断続的に続けていたプロジェクト、"Consequenz"の2010年制作のCDR作品『CONSEQUENZ 010/A』です。約60分ノンストップのフリーアート作品で、弦をガリガリ引っかく音で始まる本作は、様々な種類の生パーカッション、鉄琴、ピアノ、バイオリンといったアコースティック・サウンドに電子音を融合させたものです。全体的に少しエコーが掛ったサウンドは幻想的な雰囲気を醸し出しますが、作風はKのKluster(クルスター)の発展形といった印象です。なお、前半から中盤にかけては、しばしばワイルドなサウンドも入りますが、それ以降は少しゆったり目な感じに移行していきます。また、たまに、なんとなくメロディーっぽい要素も入ることがあります。


プライベート・リリース (2011年2月20日)

1-31

本リリースは、Conさんとヴォルフガング・ザイデルさん(クレジット名はヴォルフ・セクエンサ)が、1980年から断続的に続けていたプロジェクト"Consequenz"の、2009年制作のCDR作品『CONSEQUENZ 2.12.09 - SONDERFLÜGE ABFERTIGUNG B』です。

ボコボコいうサウンドで始まる本作は、ちょっとカオス感が漂う幻想的なノイズの中で、ビートが様々に変移していく約60分ノンストップの作品です。メロディーと呼べるものはありません。ビートは、弦楽器の短いアタック音の4つ打ちに始まり、さらに、シャッフルの跳ねるビートや、ダンスビート、アフリカン・パーカッションのような細かい16ビート、再びシャッフル、4ビートから8ビートを経て16ビートまでリズムが徐々に変容していくといった具合で、多彩に移り変わっていきます。最後の方では、ハンマービートっぽいリズムも出てきます。

なお、本作のサブタイトル"SONDERFLUEGE ABFERTIGUNG B"は、「特別フライト便 チェックイン B」のような意味で、ジャケット写真の撮影場所である旧ベルリン・テンペルホーフ空港に実在したものです。本作は、正にConsequenzの「特別便」的な作品です。

ところで、同じくConさんとヴォルフガング・ザイデルさんのプロジェクトだった"KW (KiloWatt)"の作品集『10 kW/h』に含まれるUSBメモリのトラック『Sonderflug』は、本作の別ミックスです。


プライベート・リリース (2011年2月20日)

1-30

本作は、Conさんとヴォルフガング・ザイデルさん(クレジット名はヴォルフ・シークエンツァ)が、1980年から断続的に続けていたプロジェクト"Consequenz"の、2009年制作のCDR作品『CONSEQUENZ 09/B』です。作風は、幻想的でゆるやかな電子音が、形を変えながら約60分ノンストップで流れていくフリー・アート作品です。ときどき、まるでアクセントを付けるかのように、パーカッションの連打が入ります。


プライベート・リリース (2011年2月20日)

1-27

本作は、Conさんとヴォルフガング・ザイデルさん(クレジット名はヴォルフ・セクエンサ)が、1980年から断続的に続けていたプロジェクト、"Consequenz"の2009年制作のCDR作品です。作風は、シークエンスをコンセプトとしたフリーアートです。約1時間ノンストップで流れる本作品を聴きながら、以下に、どのようにサウンドが移り変わっていくかを書き連ねてみました。

オープニングは、ゆったり落ち着いた雰囲気のシークエンスが調を変えながら流れていく中、様々な電子音のノイズが縦横無尽に飛び交うエピソードから始まります。シークエンスは、途中でパーカッシブな音色に置き換わります。その後、別のエピソードに移行し、高いトーンの電子音と低音の蠢くようなサウンドが混ざり合います。サウンドはさらに変化していき、より一層ノイズの要素が強まっていきます。メロディーと呼べるものが一切なくなり、電子音のノイズに場が支配されます。ただし、よく聴くと、このプロジェクトのコンセプトである「シークエンス」が、ノイズに変調された形で微かに存在していることが分かります。その後も変化を繰り返し、再び、鍵盤で弾くことができるシークエンスが現れては消え、さらに今度は短いアタック音が散りばめられたパーカッシブなサウンドに切り替わります。かと思うと、さらに様々な音色のシークエンスが複数絡み合うなど、サウンドの場は目まぐるしく変化してきます。僅かに、前衛的なジャズのテイストが感じられる瞬間もあります。そのうちに、ズーーーン、ズーーーンと、緊張感のある低音のシークエンスが現れ、しばらく続きますが、それが急に止んだかと思うと、今度はまったく対照的に、ピアノの煌びやかな、春の喜びを表現したかのようなサウンドに移り変わります。そして、再びガラッと雰囲気が変わり、メロディー的な要素のない複数の電子音ノイズが現れ、最後はプアッ、プアッ、プアッ、プアッ、という音の反復(シークエンス)で終わります。
●オリジナルCD/LP版『Hirschgebrüll』

(CDのジャケット:)


(LPのジャケット:)


リリース元:
・ダウンロード: Diger (2010年11月22日)
・CD: Fysisk Format (2011年1月10日 FY036)
・LP: [OHM] Records (1.8 ohm)、Synesthetic Recordings (SYRE 026)、TIBProd. (TIB1201) の共同リリース (2011年3月14日)

リリース数(LP): 500 (最初の100枚は180gの赤のカラーレコード、その他の400枚は180gの黒のレコード)

主な購入先:
・CD: アマゾン CD: HMV
・LP: アマゾン LP: HMV
※100枚限定の赤(盤が透けているクリアーレッド)のLPは、ノルウェーのLooopおよびPlatebutikken Tigerで約半数が販売され、残りの半数はプロモーションに使用。

CDバージョン:
1. Part 1 (4:20)
2. Part 2 (4:41)
3. Part 3 (3:41)
4. Part 4 (4:14)
5. Part 5 (4:04)
6. Part 6 (3:36)
7. Part 7 (3:47)
8. Part 8 (3:04)
9. Part 9 (3:35)
10. Part 10 (6:24)

LPバージョン:
Side A:
1. Part 1 (4:20)
2. Part 2 (4:41)
3. Part 3 (3:41)
4. Part 4 (4:14)
5. Part 5 (4:04)
Side B:
1. Part 6 (3:36)
2. Part 7 (3:47)
3. Part 8 (3:04)
4. Part 9 (3:35)
5. Part 10 (6:24)

本作『Hirschgebrüll』は、2011年にリリースされたConさんとノルウェーのBjørn Hatterudによるコラボレーション作品です。CDとLPでノルウェーのレーベルからリリースされました。なお、CDとLPはそれぞれ異なるレーベルからのリリースで、LPは3つのレーベルによる共同リリースです。

CDは2011年1月10日にリリースされ、限定500部のLPは2011年3月14日にリリースされました。LPはフリー・ダウンロードの特典付きで、ダウンロードに必要なコードが記載されたカードがLPに挿入されています。フリー・ダウンロードには、アルバムの全10トラックの他、以下のボーナス・リミックス集『Part 9 Remixed』(全16トラック)が含まれます。(FLACまたはMP3フォーマットが選択できます。)

(ボーナス・リミックス集『Part 9 Remixed』のジャケット:)


1) Part 9 - PK101 Mix (5:12)
2) Part 9 - Andre Borgen Remix (4:05)
3) Part 9 - Helene Rickhard Remix (3:59)
4) Part 9 - Iversen Remix (7:28)
5) Part 9 - Bährenschnitzel Remix By Origami Boe 007T (4:52)
6) Part 9 - Static Electrician Remix (5:50)
7) Part 9 - In Italia CON Te (Conrad Schnitzler & Bjorn Hatterud Remixed) By Daniele Santini (8:32)
8) Part 9 - Monolab Remix (3:51)
9) Part 9 - Torstein Wjiik Remix (4:37)
10)Part 9 - Sten Ove Toft Remix (3:42)
11)Part 9 - Center Of The Universe Dubmix (9:32)
12)Part 9 - Soundscape Mix By NXP (5:49)
13)Part 9 - Beglomeg Remix (4:40)
14)Part 9 - Lasse Marhaug Remix (4:06)
15)Part 9 - 9ende Høstpryl Remix By O. Melby (3:45)
16)Part 9 - Alexander Rishaug Remix (7:39)

詳細は"Conrad Schnitzler & Bjørn Hatterud"のサイトに掲載されています。

なお、上のサイトに掲載されているビデオはConさんの許可を得ずに公開されたもので、Conさんは「愚かで残忍なビデオ。私の名前を外して欲しい。」とコメントしています。

2011年3月10日、LPリリースを記念して、無料コン・サートがノルウェーのオスロにあるSound of Muで開催されました。Conさんがこのイベント用に特別に用意したサウンド・マテリアルを用いて、Bjørn Hatterudの他、Maja S.K. Ratkje、Petter Flaten Eilertsen、Ole Hermann Melbyがコン・サートを行いました。またその他にも、Kjetil HanssenとHelene Rickhardによるアルバムのライブ・リミックスや、DJ Halvard Haldorsenによるインダストリアル・ミュージックのプレイ、そして(公開ビデオよりも、もっとスプラッター度が強い)ビデオ上映が行われました。

Part9は以下で試聴できます。



また、ダウンロード・バージョンは2010年11月22日より利用可能で、SpotifyやWimpといったサービスを用いれば曲を聴くことができます。

【個人的な感想】

ビデオが公開されているPart9は、ノイジーながらもコード進行がメロディー的な要素を持っていてキャッチーなニュアンスさえありますが、作品全体を通してみるとその先入観は打ち消され、むしろ、意図的にコントロールされ、高度に洗練されたエレクトリック・ノイズといった感じに思えます。またリスナーの聴き心地にも配慮していて、最後のトラックPart10は、様々なノイズを浴びた最後に、気持ちのいいノイズでチルアウトして締めるような感覚となっています。

●カセット再発版『Hirschgebrüll』



リリース元: Kassettkultur (2016年5月29日 KULT 013)
主な購入先: Discog Shop
リリース数: 50

Side A:
1. Part 1 (4:20)
2. Part 2 (4:41)
3. Part 3 (3:41)
4. Part 4 (4:14)
5. Part 5 (4:04)
Side B:
6. Part 6 (3:36)
7. Part 7 (3:47)
8. Part 8 (3:04)
9. Part 9 (3:35)
10. Part 10 (6:24)

本カセットは、2016年5月29日、50部限定でノルウェーのKassettkulturレーベルよりリリースされたConさんとBjørn Hatterudのコラボレーション作品『Hirschgebrüll』の再発版です。


リリース数: 250
リリース元: Mirror Tapes (2010年10月10日)

Side 1: (21:11)
Side 2: (19:21)

本カセット『10.10.84』は、『CON 84』に収録された"10.10.84"の再発リリースで、マレーシアのクアラルンプールを拠点とするMirror Tapesより、オリジナル版の制作日に因んで、201010月10日にリリースされました!なお、本リリースは、同じ2010年に再発リリースされたカセット『CON Live 10.10.84』に続き、同じ年に2度目の再発リリースとなりました。

マレーシアからのリリースと聞くと、「ひょっとして海賊版?」と思う方もいるかもしれませんが、本作は公式リリースです。(Conさんに確認済み。)


リリース数: 300
リリース元: Ricochet Dream (2010年9月23日)
主な購入先: アマゾン

1. Pra (4:15)
2. Cyr (4:08)
3. Tri (4:40)
4. Mod (9:22)
5. Cyc (8:22)
6. Hip (1:21)
7. Lyr (6:11)
8. Red (10:03)
9. PCT (12:12)

2010年にリリースされた限定版CD『Minced Valves』には、1977年1月、ConさんがSteve Schroyder、Patrick Gresbekと共にベルリンで録音した音源が収録されています。このテープ音源は、3人による即興セッションの中で唯一録音されたもので、2009年初頭にSteve Schroyderが彼の保管庫より発見しました。Steve Schroyder~スティーヴ・シェロイダーはタンジェリンドリームの元メンバーで、『Alpha Centauri』に参加した人です。(『Zeit』にもゲストとして参加。)また、Steve Aの名前でアシュ・ラ・テンペルの『Seven Up』にも参加しています。

なお、Conさんは、最終的な編集作業とマスタリングにも携わりました。今回発見された音源は35分程度なので、CDのトータル時間が60分を超えるよう、1977年のConさん自身の3曲(1~3トラック目)と、それらをリミックスした曲(最後の9トラック目)、計25分を付け加えています。3トラック目は、『Gelb』や『Slow Motion』の収録曲と同じ作風です。また、6~7トラック目のリズム音は、『Grün』の"Der Riese Und Seine Frau"のリズム音と似た作風になっています。



リリース元: edition-telemark (923.06 2021年3月30日)
リリース数: 300
主な購入先: アマゾン
試聴: edition-telemark

Side A:
Music Is Not Language. Neither Is It Painting. Just Music.(20:00)

Side B:
CONversation (19:40)

Conさんとヴォルフガング・ザイデルさんとの共作名義で、2021年3月30日、LP『Music is not language. Neither is it painting. Just music.』がドイツ・ベルリンのedition-telemarkよりリリースされました。本作は、Klusterの『KLOPFZEICHEN』や『ZWEI - OSTEREI』を思い起こすような作風となっています。ヴォルフガング・ザイデルさんによると、今回の作品は2019年頃から温めていた企画で、A面は、Conさんがドイツ語で音楽の哲学について語っている音声(CD-R『00/013 CON-TEXT (german)』より抜粋)に、ヴォルフガングさんによるEruptionスタイルのサウンドをミックスしたものです。また、世界中のConさんファンが内容を理解できるよう、英語翻訳の女性の声(コンピューターの自動音声)もミックスされています。Conさんは、いつも最新のテクノロジーに興味深々だったので、きっとこの企画を気に入ってくれただろう、とヴォルフガングさんは考えています。B面は、やはりKlusterの上記2作品のB面と同様に、(語りの音声なしの)サウンドのみのトラックとなっています。これは、Conさんの1972年の音源(英国ロンドンのGallery Houseで行われたEMSシンセを用いたパフォーマンス)に、ヴォルフガングさんがサウンドをミックスしたものです。

なお、ジャケットのカバーアートは、Conさんファンにはお馴染みの漫画家Matt Howarthさんによるものです。



side a:
1. zug (20:14)
side b:
1. zug - reshaped by Pole (7:03)
2. zug - remixed by borngräber & strüver (10:32)

リリース元: m=minimal (MM-001lp 2010年8月30日)
主な購入先: アマゾン HMV

2010年にリリースされた本LP『Conrad Schnitzler - Zug, incl. Remix by Pole』は、『ZUG』(レッド・カセット)の再発盤です。A面にはオリジナル・バージョン、B面にはConさんファンのStefan Betke(通称Pole)によるリミックスとBorngräber & Strüverによるリミックスがそれぞれ収録されています。マスタリングはPoleとKassian Troyer (Radian)の手によるものです。なお、リリース元のドイツ・ベルリンのm=minimalは、当時始めたばかりの新レーベルで、その記念すべき初リリースが本作品でした。

本作のB面の2トラックは、その後、2012年にリリースされたZugのリミックス集CD『Zug Reshaped And Remodeled By Ricardo Villalobos & Max Loderbauer 』(M=Minimal ‎– mm-012cd )にも収録されました。

※関連項目:
Conrad Schnitzler / The red cassette
Conrad Schnitzler / Zug


"Tausender Programm"(1000本プログラム)は、合計1000本のカセットを用いた大規模なコン・サート・イベントのプロジェクトです。

1986年、Conさんは、4本一組のカセット・コン・サートを250の異なる空間で同時に行い、聴衆は、それらの空間を自由に行き来して楽しむことができるようなイベントのプロジェクトを思い立ちました。このプロジェクトに必要なカセットの数は1,000本(250部屋 x 4本)となるため、Conさんは"Tausender Programm"(1000本プログラム)と名付けました。このイベントを行うためには、例えば大きな城のような、部屋がたくさんある場所を探す必要があるだろうと、Conさんは考えていました。

さて、このプロジェクトのために、Conさんは4年間掛けて、実質、600本の黒いカセットを各1部ずつ制作しました。そのため、イベントの実施には150もの空間(部屋)がある場所が必要、ということになります。

なお、他の作品とは異なり、販売目的で制作されたものではありません。(生前Conさんは、購入希望の熱心な海外のファンの方にも販売をお断りしていました。)

ところで、このプロジェクトには別のアイデアもあり、それは、聖堂やスタジアムのような広い場所に1000人が集まり、1000本のカセットを同時に鳴らすイベントを開催することです。Matt Howarthはそのイメージを題材に漫画を書いていて、そこでは、1000人が1000台のラジカセを手にして、1000本のカセットを同時に鳴らす様が描かれています。


Cassetten für alle (すべての人にカセットを)
(画像はConさんご提供。)

2014年9月10~28日、ノルウエーのオスロで開催された「オーディオビジュアル インスタレーション by コンラッド・シュニッツラー」では、このプロジェクトの最初の48本のカセットを素材としてミックスした、計6つのコン・サート作品が流されました。1000本プログラムの音源が一般公開される貴重な機会となりました。



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