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BLUE GLOW

●オリジナル版CD 『BLUE GLOW (The Cassette Concert Series No1)』



リリース元: Artgallery (AG 003 CD 1994年)

1. Blue Glow (4:08)
2. The Awakening (5:01)
3. Voltage Dance Steps (4:15)
4. Attack Of The Fast Breeder (5:28)
5. Fly Of The Electric Waves (3:35)
6. Suspensions Of The Electron Collider (6:18)
7. Wandering Of The Inert Gas (2:29)
8. Reactivation Of The Electron Repelling (1:24)
9. New Dawn (3:57)
10. New York - The City Of Light (3:56)
11. Gaz Journey In A Bulb (4:03)
12. Elastic Banjo Takes A Stroll (4:07)
13. Dotted Lasso Whirling Simulations (4:05)
14. Closed Loop System (4:05)
15. Shrieking Alarm (4:05)

フランスのArtgalleryレーベルから1994年にCDでリリースされた本作品は、実質上、『Container T2』の再発デジタル・リマスター盤です。また、ボーナス・トラックとして『Container T4』から5曲が収録されています。(トラック1~10は『Container T2』の1~10、トラック11~14は『Container T4』のトラック2~5、トラック15は『Container T4』のトラック1。)

●CD-R再発盤『BLUE GLOW』



※装丁が異なるバージョンがあります。


リリース元: Plate Lunch (PL 17CD 1999年)

1. Blue Glow (4:08)
2. The Awakening (5:01)
3. Voltage Dance Steps (4:15)
4. Attack Of The Fast Breeder (5:28)
5. Fly Of The Electric Waves (3:35)
6. Suspensions Of The Electron Collider (6:18)
7. Wandering Of The Inert Gas (2:29)
8. Reactivation Of The Electron Repelling (1:24)
9. New Dawn (3:57)
10. New York - The City Of Light (3:56)
11. Gaz Journey In A Bulb (4:03)
12. Elastic Banjo Takes A Stroll (4:07)
13. Dotted Lasso Whirling Simulations (4:05)
14. Closed Loop System (4:05)
15. Shrieking Alarm (4:05)

本リリースは、1999年にPlate LunchよりCD-Rでリリースされた再発盤です。装丁が異なる2種類のバージョンがあります。

| Conrad Schnitzler::音楽作品解説 | 09:43 PM | comments (0) | trackback (0) |

Con Brio



リリース元: Spalax Music (CD 14274 1993年)
リリース枚数: 1000

Con Brio (90/05)
1. Ouverture (5:04)
2. Gigue (3:09)
3. Kadenz (3:54)
4. Martellato (4:25)
5. Fête Champêtre (3:58)
6. En Ballade (4:25)
Divertimenti "Con Alcuna Licenza" (89/05)
7. Garbato (2:00)
8. Ernsthaft (3:29)
9. Affannato (3:38)
10. Lacrimoso (2:30)
11. Sfogato (1:15)
12. Gefühlvoll (1:51)
13. Lamento (3:07)
14. Concitato (2:40)
15. Finale Maestoso (2:52)
Klavierstücke
16. Etüde II (00022) (3:12)
17. Scherzo N°1 (00022) (4:08)
18. Schalkhaft, Schelmisch (00033) (4:00)
19. Ungedulgig, Romantisch (00035) (5:03)
20. Die Kleine Sekunde (00022) (5:57)

1993年にフランスのSpalax MusicよりCDでリリースされた本作品は、1989年~1992年にConさんが制作したプライベート・リリースの中から、Serge Leroyによって選ばれた作品集です。(Serge Leroyは、1994年にArtgalleryレーベルを立ち上げた人です。)

Conさんが1990年に始めたコンテンポラ・シリーズ(90/XXシリーズ、およびその後の00/XXXシリーズ)の初期作品は、その多くが、「コンテンポラ」の名称どおり、コンテンポラリー・ミュージック(現代音楽)を打ち込みのシンセで表現したものでした。(その後、しばらくしてから、ゴリゴリのテクノっぽい作品など様々な作風のものが00/XXXシリーズに加わりました。)本作品も、打ち込みによる現代音楽風で、使用されている音色のほとんどは、クラシックの楽器音を模したシンセサイザー音源です。ただし、音色がどうしてもチープになってしまうこともあって、ところどころ、どこかユーモラスな仕上がりとなっています。(Serge Leroyは、オーケストラの演奏家にConさんの作品を演奏してもらおうとしていましたが、実際に演奏家を見つけるのは難しかったようです。)

タイトル曲の「Con Brio」(トラック1~6)はリズム色が強く、かなりノリのある作品です。このCon Brioというタイトル名は、クラシック音楽の譜面に用いられる指示語で、「活気をもって」という意味のイタリア語です。音色がチープなことを逆手にとって、わざとこのようなユーモラスな作風に仕立てたように思えてなりません。なお、オリジナル版はプライベート・リリース作品『90/05』に収録されています。(本作品のトラック1~6は、『90/05』のトラック3、2、4、5、6、7。)

「Divertimenti "Con Alcuna Licenza"」(トラック7~15)は全体的に静かな曲調で、タイトルの意味は、「喜遊曲 "ある程度の自由さをもって"」です。よく聴くと、「ある程度の自由さ」の表現からか、シンセサイザーっぽい音色のピコピコ音も控えめに使用されています。なお、オリジナル版はプライベート・リリース作品『89/05』に収録されています。(本作品のトラック 7~15は、それぞれ『89/05』のトラック12、13、7、20、21、15、14、19、2。)

「Klavierstücke」(トラック16~20)のタイトルの意味は「ピアノ小品」で、打ち込みによるピアノ曲です。トラック16のオリジナル版は『00/022』のトラック2、トラック17のオリジナル版は『00/022』のトラック12、トラック18のオリジナル版はクレジットには『00/033』に収録と記載されていますが、実際にはどうやら収録されていないようで不明、トラック19のオリジナル版は『00/035』のトラック5、トラック20のオリジナル版は『00/022』のトラック14です。

また、クレジットによると、収録された3作品のうち、最初の2作品(トラック1~15)はSerge Leroyによりミックスされたとのことです。当時、オリジナルのプライベート・リリース版は、まだCD-Rではなくカセットでリリースされていましたが、CD-R版の方と本作品を聴き比べてみたところ、本作品の方が音質が若干ソフトな感じに仕上がっていました。なお、3作品目(トラック16~20)のピアノ作品についても、CD-R版のプライベート・リリースと本作品とで、ピアノの音質が少し異なります。

ところで、本作品のジャケットの写真は、ベルリン・ダダの創設者の一人、ラウル・ハウスマン~Raoul Hausmannの代表作『機械的頭部・我らの時代の精神』~"Der Geist Unserer Zeit – Mechanischer Kopf"とのことです。折り込みのインサートには、Gen Ken Montgomeryの『コンラッド・シュニッツラーとカセットコンサートの歴史』~"Conrad Schnitzler and History of the Cassette Concert"の英語テキストなどが掲載されています。裏ジャケットには、クレジットの記載はないものの、なんと、1968年にConさん自身が制作したチェロを弾く自画像"Am Chello"が、さりげに掲載されています。まるで二重露出で撮影した写真のように、チェロの弓の速い動きを表現していて、Conさんの、音楽以外の優れたアートの才能を垣間見ることができる貴重なインターメディア作品です。

| Conrad Schnitzler::音楽作品解説 | 02:48 PM | comments (0) | trackback (0) |

Conrad Schnitzler / Jörg Thomasius / Lars Stroschen: TONART ZWEI



プライベート・リリース (Tonart Berlin 1993年)
リリース数: 1000枚

1-9 Part A
10-16 Part B

本CDはTONARTの第2作で、1993年にプライベート・リリースされました。参加メンバーは第1作の『TONART EINS』と同様、Lars Stroschen、Jörg Thomasius、Conさんの3名です。本作に収録されているのは曲ではなく、3名それぞれが、身近な道具(日用品等)を用いてサウンドを鳴らすセッションです。このセッションは1992年10月25日にライブ・レコーディングされました。3名の前にはそれぞれマイクが置かれていて、左のマイクがLars Stroschen、中央のマイクがConさん、右のマイクがJörg Thomasiusとのことです。公開されているスタジオでの録音風景の写真を見ると、ビンや木の棒、タイプライター、金物など、いろいろなものが置かれているのが分かります。

なお、サウンドに電気的なエフェクト加工やオーバーダビングは一切行っていないとのことで、電気的なエフェクト加工を施していたKluster(クルスター)のコンセプトとは大分異なります。本作の制作後、Conさんは、個人的な不和によりTONARTから抜けました。

| Conrad Schnitzler::音楽作品解説 | 09:53 PM | comments (0) | trackback (0) |

SCHNITZLER / THOMASIUS: CLOCK FACE



リリース元: Musical Tragedies (Tragedies Seventy Six (MT-214/HS-114) 1992年)
リリース枚数: 500

1. El Chacanchacy (4:20)
2. Unglaublich Aber Wahr (3:15)
3. Noc No Mot (2:58)
4. Wolke 7 (4:00)
5. Jampelmann (3:43)
6. Nichts-Nichts (3:10)
7. Harmotall (9:16)
8. Meister Lampe (3:20)
9. Bizarre (3:25)
10. Für Ilse (4:37)
11. Wilder Mann (3:00)
12. Knock On (2:45)
13. El Lizzi (4:57)
14. Grenovalis (3:55)
15. Letzter Akt (2:42)

本CDは、1992年にドイツMarginal Talent傘下のMusical Tragediesレーベルより500枚限定でリリースされた、ConさんとJÖRG THOMASIUSのコラボレーション第2弾で、1991~1992年に制作された作品が収録されています。コラボレーション第1弾のCD『TOLLING TOGGLE』と比べると、本作の方が動的でスピード感のある曲が多く、また、一部の曲には前衛的なフリージャズの要素が感じられます。タイトルの『CLOCK FACE』は「時計の文字盤」を指す言葉ですが、3曲目の"Noc No Mot"では、あたかもそれを連想させるかように、時計のコチコチ音や鐘の音でリズムを表現しています。

| Conrad Schnitzler::音楽作品解説 | 12:00 PM | comments (0) | trackback (0) |

Conrad Schnitzler / Jörg Thomasius / Lars Stroschen: TONART EINS



プライベート・リリース (Tonart Berlin 1992年)
リリース数: 1000枚

(Lars Stroschen composed:)
1. Good Morning Mr. Friend (7:05)
2. Electronic Percussion Nr. 1 (7:56)
(Conrad Schnitzler composed:)
3. Agona (3:23)
4. Trogemmel (2:45)
5. Saturie (4:55)
6. Koma (2:48)
(Jörg Thomasius composed:)
7. Aus Und Ein (3:27)
8. Ringmuskel (6:42)
9. Masch-Ruhm (4:06)
(Lars Stroschen composed:)
10. All Jocon (6:31)
(Conrad Schnitzler composed:)
11. CoTo (4:42)
(Jörg Thomasius composed:)
12. Im Garten Des Fleißigen Orchesters (4:55)

1991年に結成されたTONARTは、「ドイツの前衛的な作曲家達によるコラボレーション」と紹介されています。メンバーは、かつてベルリンにあったホテルPropeller Islandのオーナーでホテルの部屋のデザイナーでもあるLars Stroschen、CD『TOLLING TOGGLE』等でConさんとコラボレートしたことがあるJörg Thomasius、そしてConさんの計3名です。TONARTとは、ドイツ語で音楽の「調」を意味する言葉で、さらに、「TON」(ドイツ語で、"音"などの意)と「ART」(アート)の2語に分解すると、「サウンド・アート」のような意味にもなる、いわば二重の意味に取れる言葉です。

本CD 『TONART EINS』は、TONARTの第1作で、1992年にプライベート・リリースされました。1~2トラック目はLars Stroschenの作品、3~6トラック目はConさんの作品、7~9トラック目はJörg Thomasiusの作品となっていて、さらに、10トラック目はLars Stroschenが他の2人の作品をミックスした作品、11トラック目はConさんが他の2人の作品をミックスした作品、12トラック目はJörg Thomasiusが他の2人の作品をミックスした作品となっています。

つまり本作は、実際のところ、Conさん単独の作品が4トラック、Conさんが他の2人によるマテリアルをミックスした作品が1トラック収録されている、ということになります。Conさんのトラック3~6の作風については、同じ90年代前半に制作されたプライベート・リリースの90/XXシリーズや初期の00/XXXシリーズの中に、同傾向の作品があります。例えば4トラック目の"Trogemmel "は、非常にハイテンポでリズムカルな曲ですが、同傾向の『90/11』を、2分45秒に短くまとめて多少テイストを変えたような感じに見受けられます。

| Conrad Schnitzler::音楽作品解説 | 05:37 PM | comments (0) | trackback (0) |

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