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●カセット『Slow Motion』オリジナル版

プライベート・リリース (1973年)

Side A:
Side B:

『Slow Motion』は、1973年にKarl-Heinz Hödecke と Cornelia Balcerowiakが制作した実験フィルムです。映像は、店の前の道路を行き交う人や車、牛舎でたたずむ牛たち、水面に反射した太陽、ベルリンの丘など、いくつかのシーンにより構成されていますが、それらはスロー・モーションやコマ送りの映像です。(一部の映像はConさんによって撮影されました。)この映像作品のサウンド・トラックはConさんによって前年の1972年に制作され、60分のカセットテープで一部の限られた人々にのみプライベート・リリースされました。

なお、本作品が制作された1972年には、カセット『The Black Cassette』(後に『Gelb』としてリリース)も制作されています。実は、本作品のC面途中のサウンドは『Gelb』の3トラック目、8トラック目にも収録されていて、本作のその他の曲も、作風が『Gelb』に近いです。

●2枚組LP『Slow Motion』再発盤



リリース枚数:200
リリース元: SAGITTARIUS A-STAR (SAGITTARIUS A-STAR #06 2010年12月15日)
試聴: SAGITTARIUS A-STAR ※3つ横に並んだスピーカーのアイコンをクリックしてください。

Side A:
Side B:
Side C:

本リリースは、1972年に制作されたサウンド・トラック作品『Slow Motion』の、2枚組LP再発盤(録音部分は3面)です。なお、Conさんが制作したサウンドは約60分あり、そのうち約52分が映像のサウンド・トラックに使用されているのですが、本LPリリースにも映像と同様の長さ分、サウンドが収録されています。

本リリースのLP盤は、約180グラム弱の重量盤を使用しています。装丁については、最初のA-Zの26枚のみ、Conさんが微笑む以下の写真がジャケットに使用されています。(2枚のジャケットは、写真にスロー・モーション的なエフェクトが掛けられているそうです。)


●CD/LP『Slow Motion』再発版、2024年5月10日リリース予定!!!



リリース元: Bureau B (BB452 2024年5月10日)
主な購入先: アマゾン(CD) アマゾン(LP)

Slow Motion 1-14

2024年5月10日、再発版『Slow Motion』が、CDとLPでドイツのBureau Bよりリリース予定です。



Compost Records (CD: CPT 347-2/2LP: CPT 347-1 2010年)

2010年にドイツのCompost RecordsよりCDおよび2枚組LPでリリースされたコンピレーション『Elaste Volume 03 - Super Motion Disco』には、Conさんおよびご子息グレゴール・シュニッツラーの共作のトラック、"The Shark Eats Ice"が収録されています。この曲は、『Container』T12の1曲目と同じです。なお、手元にあるCDには、様々な写真やグラフィックが印刷された、計30数枚の小さなカードやステッカーがおまけで付いていました。



Tonspur Tape (1988年 tt24/25)

1988年にドイツのTonspur Tapeより2本組40分カセットテープでリリースされたコンピレーション『Neue Muster Vol. 5/6』には、Vol.5のB面1曲目にConさんの"Untitled"という無題の約2分間のトラックが収録されています。この作品はエコーが掛かった短いアタック音のノイズのみで構成されていて、曲というよりサウンドといった方がしっくり来ると思います。なお、本作の短いバージョンがコンピレーション『The Best of Tonspur Tapes』に収録されています。


プライベート・リリース: Transmitter Cassetten (1983年 TC64)

1983年にカセットテープでリリースされたコンピレーション『Elektronik Sampler』には、Conさんおよびご子息グレゴール・シュニッツラーの共作のトラック、"Heute, Da Geht's Uns Gut"および"Taxi, Airport, Bar, Hotel"の2トラックが収録されています。これらは、『Container』T12にも収録されています。なお、余談ですが、A面5トラック目のMani NeumeierのトラックはConさんのRotのテイストがあり、一聴の価値があります。


リリース元: Idiosyncratics (1983年)

1983年に米国Idiosyncraticsより40分カセットテープ付きの小冊子としてリリースされた『ON-SLAUGHT NO.4』には、Conさんおよびご子息グレゴール・シュニッツラーの共作のトラック、"The Shark Eats Ice"が収録されています。この曲は、『Container』T12の1曲目と同じです。なお、小冊子の表紙はConさんの顔のアップ写真です。本リリースにはON-SLAUGHTのロゴの缶バッジが付いています。


購入先: Bandcamp(ダウンロード) (2009年1月)
試聴: Bandcamp

2008年11月にリリースされた本作は、Conさんの00/XXXシリーズ4作品(00/079, 00/186, 00/194, 00/223)を、雑誌のインタビューで知り合ったBernhard Wöstheinrichがミックスした62分のコン・サート作品00/441 "vier koffer"の正式リリース版です。本作はダウンロード販売をしています。当初はMP3およびFLACの2フォーマットが利用可能でしたが、ダウンロード先が何度か変更になった後、BandcampよりMP3、FLAC, ALAC, AAC, Ogg Vorbis, WAV および AIFFの7種類が利用可能となりました。なお、フルで試聴できます。(bandcampでのリリース日は2009年1月1日と明記されています。)

※以下は、旧ジャケットカバーアートです。

【目次】

LP『Konrad Schnitzler: Rot』 オリジナル盤
ボックスセット『Konrad Schnitzler: Eruption』
CD『Rot』 Plate lunch 1997年・再発盤
CDR『Rot』 Plate lunch 1999年(?)・再発盤
LP『Rot』 Very good/Plate Lunch 2002年・再発盤
CD『Rot』(ロート 赤) キャプテントリップ 2006年・再発リマスター盤
CD/LP/ダウンロード『Rot』 Bureau B 2012年・再発リマスター盤
リリース50周年記念限定再発盤LP、2023年9月22日リリース!!!!

===========================================

●LP『Konrad Schnitzler: Rot』 オリジナル盤

ROT

リリース数: 500
プライベート・リリース (1973年)

side one:
side two:

シンセサイザー EMS Synthi Aを購入した1972年に制作された作品。その翌1973年に、Conさんの作品中、初めてシンセサイザーを用いたLPとしてプライベート・リリースされました。静かに始まるSide1では、シンセサイザーやリズムマシンの他、フルートらしき音色も聞こえます。グルーブ感のあるSide2では、シンセサイザーやリズムマシンの他、エレキギターやオルガンらしき音も聞こえます。

なお、本作のワイルドな作風からRot(赤)という色そのものを連想することもあるかと思いますが、Conさんに確認したところ、ジャケットの色は収録作品のイメージとは無関係だそうです。これは、『Blau』にもいえることですが、ジャケットの色紙は、LPを自主制作する上で、単に入手が容易だったため、各作品が識別しやすいよう使用しただけとのことです。

●ボックスセット『Konrad Schnitzler: Eruption』

Work in progress

詳細は、以下の関連項目を参照してください。

※関連項目: ボックスセット 『Konrad Schnitzler: Eruption』

●CD『Rot』 Plate lunch 1997年・再発盤

Rot

リリース数: 1000
リリース元: Plate lunch (PLATE 01/PUNCH 01 1997年)

1. meditation (19:44)
2. krautrock (20:09)

●CDR『Rot』 Plate lunch 1999年(?)・再発盤



リリース元: Plate lunch (PL 01 1999年?)

1. Meditation (19:44)
2. Krautrock (20:09)

●LP『Rot』 Very good/Plate Lunch 2002年・再発盤

Rot

リリース元: Very good (VGR ROT 1) / Plate Lunch ‎(PL 01-02 2002年)

side A:
side B:

通常の黒ビニールの他に、赤のカラー・レコードのバージョンがあります。レーベル面は、片面に「A」と表示されていて、もう片面は何も書かれていません。これは、Conさんの本来のコンセプトを反映したもので、"Music in the dark"(暗闇の中で、他に一切の情報や先入観なしに、ただ音楽だけが流れる)の考えにつながるものとなっています。

●CD『Rot』(ロート 赤) キャプテントリップ 2006年・再発リマスター盤

Rot

リリース数: 800
リリース元: キャプテントリップ・レコーズ (CTCD-544 2006年)
主な購入先: アマゾン HMV

1. Meditation "メディテーション" (19:44)
2. Krautrock "クラウトロック" (20:14)
3. Red Dream "レッド・ドリーム" (24:24)

本編の各曲よりも長いボーナス・トラックの"Red Dream"は、途中から挿入されるリズム・マシンのテンポが徐々に速まっていくのが印象的で、曲に展開があり、聴き応えのある大作です。

※関連項目: Conrad Schnitzler アーリー・カラー・ワークス再発盤 (2006年4月5日発売)

CD/LP/ダウンロード『Rot』 Bureau B 2012年・再発リマスター盤



リリース元: Bureau B (BB 102 2012年6月15日)
主な購入先: アマゾン(CD)アマゾン(LP)HMV(CD)HMV(LP)

CDトラックリスト:
1. Meditation
2. Krautrock
3. Red Dream (Bonus)

本リリースは、2012年6月15日にドイツのBureau Bレーベルより、デジパック仕様のCD、180グラムLPおよびダウンロードでリリースされた再発リマスター盤です。LP版は、内袋に英語・ドイツ語のライナーノートとレアな写真が付いています。CD版およびダウンロード版は、ライナーノートとレアな写真の他、ボーナス・トラック"Red Dream"が収録されています。

リリース50周年記念限定再発盤LP、2023年9月22日リリース!!!!



リリース元: Bureau B (BB 102 LP 246081 2023年9月22日)
リリース数: 500
主な購入先: アマゾン
試聴: Bureau B - Soundcloud

トラックリスト:
1. Meditation
2. Krautrock

『ROT』のリリース50周年記念限定再発盤LPが、2023年9月22日にドイツのBureau Bレーベルよりリリースされました。500部限定の本記念盤は、ジャケットがエンボス加工、リバースボード、手書き番号入りで、盤面の色がレッドビニールです。また、英語/ドイツ語のライナーノートが付いています。

※なお、レーベル側の説明PDFに「シュトックハウゼンの生徒」という明らかな誤りを見つけたため、その部分を削除していただきました。
●オリジナル版カセット:Ken Montgomery and Conrad Schnitzler /Concert



リリース元: Kröten Kassetten (kk014 1986年)

本作は、1986年9月3日、旧東ドイツの、東ベルリンのErloeserkircheという教会で、ケン・モンゴメリーをコンダクターとして行われたカセット・コン・サートを収録したライブ音源です。同じ年に、東ベルリンのKröten Kassettenよりカセットテープでリリースされました。なお、コン・サート当日はConさんも会場にいましたが、彼は集まった人々の前で話をしただけでした。作風は、中盤に際立った動のエピソードがある以外、多くが静のエピソードで進行していくコンテンポラ作品で、途中で現れるオルガンの揺らぎ音や鐘の音など、コン・サート会場となった教会の厳かなイメージにも合う作品だと思います。長さは、実質40分程度です。ところで、本作は、プライベート・リリースのCD-R『TRA1Mix』に収録されている"CasCon II 13.6.86"で使用されている各カセットを、ライブでリアルタイムにミックスし直したものです。CD-R『TRA1Mix』の冒頭部でボリュームが下げられていたホーンのサウンドが、本作ではボリュームが上げられているなど、ミックスに明らかな違いが見られます。

●再発版 CONRAD SCHNITZLER & KEN MONTGOMERY / CAS-CON II、2023年5月12日リリース!!!.



リリース元: Bureau B (BB424 2023年5月12日)
試聴: Bureau B (Soundcloud)
主な購入先: アマゾン(CD) アマゾン(LP) HMV(CD) HMV(LP) タワーレコード(CD) タワーレコード(LP)

2023年5月12日、再発版「CONRAD SCHNITZLER & KEN MONTGOMERY / CAS-CON II - Konzert in der Erlöserkirche, Ost-Berlin, 3.9.1986」が、CDとLPでリリースされました。オリジナルのカセット版がノイズが多いのに比べて、本リリースは音質が格別に向上しています。なお、当時、Conさんとコラボレーションを行い、このコン・サート開催にも携わった東ベルリン在住のJörg Thomasiusと、コン・サートでコンダクター役を務めたジェン・ケン・モンゴメリーによる、当時の思い出を綴った英語のテキストが付いてきます。CD版は16ページのブックレットに、(LP版は内袋に、)当時、東ドイツでコン・サートを行うのがいかに大変だったかといった苦労話やエピソードなどが、写真と共に掲載されています。



リリース元: Pudel Produkte (PP 29 2019年9月22日)

本リリースは、2018年にドイツのハンブルクで開催された「Eruption: コンラッド・シュニッツラー・フェスティバル」の主なパフォーマンスを収録したものです。「LP+7'' EP」の構成で、イベント開催場所のGolden Pudelが運営するPudel produkteレーベルよりリリースされました。参加アーティストには、ヴォルフガング・ザイデル、ケン・モンゴメリー、アスムス・チェチェンズ、フェリックス・クビンなどが含まれます。多くのトラックにConさんのものと思われる音源が使用されていて、正に、Conさんへのリスペクトに満ち溢れています。特に、A面1トラック目のフェリックス・クビンのトラックはお勧めです。なお、7'' EPの「Conrad Schnitzler & Ken Montgomery - "27.8.87"」は、LP『ConGen』のB面に含まれるエピソードの別バージョンです。


リリース元: Attenuation Circuit (ACU 1034 2021年12月19日)
リリース枚数: 100
試聴: bandcamp
主な購入先: bandcamp

Diaspar 13-22

本作品『Diaspar Parts 13 to 22』は、Doc Wör Mirranとゲスト参加のEMERGEがConさんとコラボレートした未発表作品で、2021年12月19日、100枚限定のCD-Rおよびデジタルでリリースされました。『Diaspar Parts 1 to 12』の続編に当たる本作に収録されたトラックには、1990年代にConさんとDoc Wör Mirranにより録音された音源に追加して、2020年にDoc Wör MirranのメンバーとEMERGEにより録音された音源がミックスされています。bandcampより全曲試聴できます。


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