更新日: 2021年01月23日 (Saturday)

リリース元: Bureau B (BB355 2021年1月22日)
主な購入先: アマゾン(CD) アマゾン(LP)
試聴: Bureau B
Paracon 1-10
本リリースはConさんが1978~1979年にパラゴン・スタジオで録音した未発表作品で、2021年1月22日にCD/LP/デジタルでドイツのBureau Bよりリリースされました。Conさんが残したメモによると、スタジオでシンセをテストするために録音した音素材「Para 1」を、Conさん自身がミックスしたものです。あくまでもテスト目的のため、プライベートリリースでも過去にリリースされたことはありません。パラゴン・スタジオの作品というと、『Con』の他、『Auf Dem Schwarzen Kanal』や『Con3』、『Berlin Express』といった聴きやすい歌ものを思い浮かべがちですが、本作はまったく異なる作風です。試聴もできるので、ぜひ聞いてみてください。
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更新日: 2021年01月16日 (Saturday)
【目次】
●オリジナル盤LP『SILVER』
●プライベート・リリース版CD-R『SILVER』
●CD/LP/DL再発盤『SILBER』
===================================================
●オリジナル盤LP『SILVER』

リリース元: QBICO (2009年1月29日)
Side A:
1.
2.
Side B:
1.
2.
3.
1974-1975年の未発表作品5曲を収録した180グラム重量盤のLP。クリスタル色またはブルーのカラー・レコード。CD『GOLD』と同様、友人宅で録音された音源によるもので、友人によってテープが保管されていました。Conさんによれば、2003年にMARGINAL TALENTから『GOLD』がリリースされた当時、当初の予定では、同時期に本作品もリリースする計画でしたが、予算の都合で見送ることとなったそうです。その作品が、ついに2009年にリリースされました。
●プライベート・リリース版CD-R『SILVER』

プライベート・リリース
1-8
こちらは、オリジナル盤LPとは曲順が異なります。(1曲目=LPのB3、2曲目=LPのA1、3曲目=LPのA2、4曲目=LPのB1、5曲目=LPのB2)また、6~8曲目は、同時期の1974-1975年に制作された未発表のボーナス・トラックです。なお、前の曲がフェードアウトで終わるのにクロスさせて、次の曲が(曲間を空けずに)始まるといった、オリジナル盤LPとは異なる趣向が見られます。
注目すべきは、ボーナストラックの8曲目に、当時まだ珍しかったシーケンサーが使用されていることです。(タンジェリン・ドリームが、1974年リリースの『Phaedra』よりシーケンサーを導入しているのは、よく知られた話ですが、この8曲目でも同系統の音色のシークエンスが使用されています。そういえば、Conさんは「クリスは本当にいい奴だ。」というコメントを残しています。)
●CD/LP/DL再発盤『SILBER』

リリース元: Bureau B (BB 149) (2013年11月8日)
主な購入先: アマゾン(CD)
アマゾン(LP)
HMV(CD) HMV(LP)
試聴: Bureau B
2013年11月8日、『SILVER』が、ドイツ語の『SILBER』のタイトルの元、デジパック仕様のCD、180グラムLPおよびダウンロードで、ドイツのBureau Bレーベルより再発されました。ライナーノートが付く他、CDR版と同様、3つのボーナス・トラックが収録されています。(CD・LP共に同じトラック数です。)また、CDR版とはマスタリングが異なります。
●オリジナル盤LP『SILVER』
●プライベート・リリース版CD-R『SILVER』
●CD/LP/DL再発盤『SILBER』
===================================================
●オリジナル盤LP『SILVER』

リリース元: QBICO (2009年1月29日)
Side A:
1.
2.
Side B:
1.
2.
3.
1974-1975年の未発表作品5曲を収録した180グラム重量盤のLP。クリスタル色またはブルーのカラー・レコード。CD『GOLD』と同様、友人宅で録音された音源によるもので、友人によってテープが保管されていました。Conさんによれば、2003年にMARGINAL TALENTから『GOLD』がリリースされた当時、当初の予定では、同時期に本作品もリリースする計画でしたが、予算の都合で見送ることとなったそうです。その作品が、ついに2009年にリリースされました。
●プライベート・リリース版CD-R『SILVER』

プライベート・リリース
1-8
こちらは、オリジナル盤LPとは曲順が異なります。(1曲目=LPのB3、2曲目=LPのA1、3曲目=LPのA2、4曲目=LPのB1、5曲目=LPのB2)また、6~8曲目は、同時期の1974-1975年に制作された未発表のボーナス・トラックです。なお、前の曲がフェードアウトで終わるのにクロスさせて、次の曲が(曲間を空けずに)始まるといった、オリジナル盤LPとは異なる趣向が見られます。
注目すべきは、ボーナストラックの8曲目に、当時まだ珍しかったシーケンサーが使用されていることです。(タンジェリン・ドリームが、1974年リリースの『Phaedra』よりシーケンサーを導入しているのは、よく知られた話ですが、この8曲目でも同系統の音色のシークエンスが使用されています。そういえば、Conさんは「クリスは本当にいい奴だ。」というコメントを残しています。)
●CD/LP/DL再発盤『SILBER』

リリース元: Bureau B (BB 149) (2013年11月8日)
主な購入先: アマゾン(CD)
試聴: Bureau B
2013年11月8日、『SILVER』が、ドイツ語の『SILBER』のタイトルの元、デジパック仕様のCD、180グラムLPおよびダウンロードで、ドイツのBureau Bレーベルより再発されました。ライナーノートが付く他、CDR版と同様、3つのボーナス・トラックが収録されています。(CD・LP共に同じトラック数です。)また、CDR版とはマスタリングが異なります。
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更新日: 2021年01月03日 (Sunday)

購入先: Bandcamp(ダウンロード) (2009年1月)
試聴: Bandcamp
2008年11月にリリースされた本作は、Conさんの00/XXXシリーズ4作品(00/079, 00/186, 00/194, 00/223)を、雑誌のインタビューで知り合ったBernhard Wöstheinrichがミックスした62分のコン・サート作品です。本作はダウンロード販売をしています。当初はMP3およびFLACの2フォーマットが利用可能でしたが、ダウンロード先が何度か変更になった後、現在はBandcampよりMP3、FLAC, ALAC, AAC, Ogg Vorbis, WAV および AIFFの7種類が利用可能です。また、フルで試聴もできます。
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更新日: 2020年12月26日 (Saturday)
●オリジナル 12''EP版『Rare tracks 1979 - 1982 Re-Edited』

リリース元: Erkrankung (2008年8月14日)
A. Auf dem Schwarzen Kanal
AA. The 4:08 To Paris
B. Tanze Im Regen
BB. Elektroklang
本リリースは、Conさんのポップな4曲をDJ マヌー~Moonerが再編集・リミックスしたEPで、Mooner自身が運営するレーベルErkrankungより2008年にリリースされました。Moonerによると、完成までになんと1年以上掛かった労作とのこと。Aは『AUF DEM SCHWARZEN KANAL』からの選曲。AAはBerlin Express名義の『The Russians Are Coming』からのレアな選曲。Bは『Con3』からの選曲。BBは『AUF DEM SCHWARZEN KANAL』からの選曲で、ノンストップなループ・トラック。A面は45回転で、B面は33回転です。
本EPの最初の250枚は、限定でConさんのサイン入りミニカード付きですが、このカードに記載されているURLにアクセスして暗証コードを入力すると、全曲分のMP3を無料でダウンロードできるようになっています。(詳しいやり方はアクセス先のURLに表示されます。)
なお、MP3版のダウンロード販売も別途行われています。
#DJ Moonerは、Zombie Nationというグループのメンバーとして活動していた頃に『Kernkraft 400』がヨーロッパでヒットしたことで知られています。なお、彼は2008年9月下旬にPOLLYesterと一緒に来日し、東京でライブとDJを行なった他、日本のテレビ番組にも出演しました。来日中、会ってお話ししましたが、とても気さくな人でした。
●アマゾン オンデマンドCD-R『Rare tracks 1979 - 1982 Re-Edited』

リリース元: Erkrankung (2015年12月27日)
購入先: アマゾン(CD-R)
1. Auf dem schwarzen Kanal (Dompteur Mooner Edit) 4:50
2. The 4:08 To Paris (Dompteur Mooner Edit) 3:41
3. Tanze im Regen (Dompteur Mooner Edit) 6:03
4. Elektroklang (Loop) 0:41
本リリースは、アマゾンが販売するオンデマンドCD-Rです。なお、4トラック目は、オリジナルEP版ではエンドレス・ループですが、本CD-R版ではループが何度か繰り返されるよう編集されています。(MP3版も同様です。)

リリース元: Erkrankung (2008年8月14日)
A. Auf dem Schwarzen Kanal
AA. The 4:08 To Paris
B. Tanze Im Regen
BB. Elektroklang
本リリースは、Conさんのポップな4曲をDJ マヌー~Moonerが再編集・リミックスしたEPで、Mooner自身が運営するレーベルErkrankungより2008年にリリースされました。Moonerによると、完成までになんと1年以上掛かった労作とのこと。Aは『AUF DEM SCHWARZEN KANAL』からの選曲。AAはBerlin Express名義の『The Russians Are Coming』からのレアな選曲。Bは『Con3』からの選曲。BBは『AUF DEM SCHWARZEN KANAL』からの選曲で、ノンストップなループ・トラック。A面は45回転で、B面は33回転です。
本EPの最初の250枚は、限定でConさんのサイン入りミニカード付きですが、このカードに記載されているURLにアクセスして暗証コードを入力すると、全曲分のMP3を無料でダウンロードできるようになっています。(詳しいやり方はアクセス先のURLに表示されます。)
なお、MP3版のダウンロード販売も別途行われています。
#DJ Moonerは、Zombie Nationというグループのメンバーとして活動していた頃に『Kernkraft 400』がヨーロッパでヒットしたことで知られています。なお、彼は2008年9月下旬にPOLLYesterと一緒に来日し、東京でライブとDJを行なった他、日本のテレビ番組にも出演しました。来日中、会ってお話ししましたが、とても気さくな人でした。
●アマゾン オンデマンドCD-R『Rare tracks 1979 - 1982 Re-Edited』

リリース元: Erkrankung (2015年12月27日)
購入先: アマゾン(CD-R)
1. Auf dem schwarzen Kanal (Dompteur Mooner Edit) 4:50
2. The 4:08 To Paris (Dompteur Mooner Edit) 3:41
3. Tanze im Regen (Dompteur Mooner Edit) 6:03
4. Elektroklang (Loop) 0:41
本リリースは、アマゾンが販売するオンデマンドCD-Rです。なお、4トラック目は、オリジナルEP版ではエンドレス・ループですが、本CD-R版ではループが何度か繰り返されるよう編集されています。(MP3版も同様です。)
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更新日: 2020年11月28日 (Saturday)

リリース元: Orac Records (2008年6月2日)
主な購入先: アマゾン(ダウンロード・MP3)
A1: Conrad Schnitzler mix (7:08)
A2: 00/380.13 (4:15)
B1: Thomas Fehlmann mix (8:59)
B2: 00/346.10 (3:09)
コンラッド・シュニッツラーの作品をダンス・ミュージックのプロデューサーがミックスするシリーズ。00/346+00/380: Mixes 1に続く第2弾の本作では、プライベートリリース00/380と00/346をConさん本人とトーマス・フェルマンがミックス。Conさんが自らミックスしたA1 "Conrad Schnitzler mix"は、コン・サートのコンセプトに基づく、いつもの彼のスタイルによるもので、アグレッシブで緊張感のある、かっこいいミックスに仕上がっています。
ご参考までに、本リリースの翌年2009年に制作されたプライベート・リリース作品『00/618 MonPti』は、本作品と同様に00/346と00/380をミックスした作品で、ずばり傑作です。本リリースのA1そのものは含まれていませんが、15トラック目のエピソードが近い感じです。
00/618 MonPti (Mix Solos 1-30 (346+380 wg.Randy))
なお、トーマス・フェルマンのミックスはダンスフロアー向けです。彼は、Conさんが1979年にハンブルク造形美術大学で講義を行ない、2枚組LP『DAS IST SCHÖNHEIT』を制作したときの生徒でもあります。第1弾と同様、当初、12インチ・アナログディスクでリリースされましたが、その後、ダウンロード版もリリースされました。(主な購入先のうちboomkatでは、MP3の他、高音質なロスレス・フォーマットのFLACも選択できます。)
※関連項目: 00/346+00/380: Mixes 1
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更新日: 2020年10月17日 (Saturday)

リリース元: Orac Records (2008年4月14日)
主な購入先: アマゾン(ダウンロード・MP3)
A1: Bruno Pronsato mix (7:26)
A2: 00/380.10 (4:39)
B1: Dandy Jack and the Queen of Mars mix (11:18)
B2: 00/346.04 (2:59)
2008年の本リリースは、コンラッド・シュニッツラーの作品をダンス・ミュージックのプロデューサーがミックスするシリーズの第1弾です。本作では、プライベートリリース00/380と00/346をBruno PronsatoとDandy Jack and the Queen of Marsがミックスしています。
当初、12インチ・アナログディスクでリリースされましたが、その後、ダウンロード版も購入可能になりました。(主な購入先のうちboomkatでは、MP3の他、高音質なロスレス・フォーマットのFLACも、ダウンロード購入の際に選択できます。)
以下は、本ミックス作品に使用されている2作のプライベートリリースです。
プライベートリリース 00/380 SOLOHAUS (Solo Electrics)
プライベートリリース 00/346 StrokMan (Solo Sq.Rhythmics)
※関連項目: 00/346+00/380: Mixes 2
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更新日: 2020年10月03日 (Saturday)
●2xMC90『CON 84』

プライベート・リリース (1984年)
ディストリビューション: Transmitter Cassetten (TC 124/125)
CON 84/1:
side A: 1.1.84
side B: 29.2.84
CON 84/2:
side A: 1.7.84
side B: 10.10.84
(別バージョン: 3xMC60『Con '84』)


CON 84/1: 1.1 / 29.2
CON 84/2: 29.2
CON 84/3: 10.10
本リリースには、1984年に制作されたシーケンサー作品"1.1.84"、"29.2.84"、"1.7.84"とコン・サート作品"10.10.84"が収録されています。90分テープ2本組のリリースの他、"1.7.84"を収録していない60分テープ3本組のリリースがあります。
3つのシーケンサー作品は、すべてのサウンドが打ち込みで、作風は、いずれもシンセサイザーによる現代音楽の室内楽曲風アンサンブルといった感じです。
制作作業は、打ち込みのために楽譜を起こすところから始めたそうですが、大変な試行錯誤の末に完成した作品は、技術的な問題により音程のピッチがずれてしまったそうです。そのため、Conさんはこの時期に制作したシーケンサー作品の出来に満足しておらず、"1.1.84"および"29.2.84"はプライベートリリースのCD-R版もリリースしなかったようです。
なお、コン・サート作品の"10.10.84"は、2010年にカセット 『CON Live 10.10.84』およびカセット『10.10.84』として、異なるレーベルより相次いで再発されました。
●LP『Con '84』

リリース数: 222枚
プライベート・リリース (1984年)
side one:
1. X 19 ... X 18 28.6.84 Blasen
2. 16.4.84 (1+2)
3. X 19
4. X 18#
side two:
1. X 18 ... 16.4.84 X 19 X 18 (1+2)
2. 16.4.84 (Frei)
3. X 18# (1+2)
4. X 19 ...
1984年、ドイツの『Oldie-Markt』誌5月号にコンラッド・シュニッツラーの特集記事が掲載されました。(表紙の左上には、メガフォン・ヘルメット姿のConさんが小さく写っています。)

そこには、読者だけの特典として、新しいCONアルバムが予約できると記載されていました。

このLPこそが『Con '84』で、予約数に応じて222枚プレスされました。本作品は、同じ年にカセットでリリースされた『Con 84』の、2本目Side1に収録されたシーケンサー作品"1.7.84"に相当します。なお、しばらく経ってからファンの要望でCD-R化されましたが、作品の出来に満足できなかったConさんは、本当は作品を破棄したかったとのこと。
●CD『'84(1.7.84)』再発リマスター盤

リリース数: 1000
リリース元: キャプテン・トリップ・レコーズ (2008年4月20日 CTCD-618)
主な購入先: アマゾン
HMV
1. X 19・・
2. X 18・・
3. 28.6.84 吹奏(28.6.84 Blasen)
4. 16.4.84 (1+2)
5. X 19
6. X 18#・
7. X 18・
8. 16.4.84・
9. X 19・
10. X 18 (1+2)
11. 16.4.84 自由奏(16.4.84 Frei)
12. 18# (1+2)
<BONUS TRACKS>
13-23
LP『Con '84』のデジタル・リマスター再発版。ボーナス・トラック11曲を収録。
スタンプ付きの特製紙ジャケットと付属の楽譜を、可能な限り忠実に再現、とのこと。
※関連項目: コンラッド・シュニッツラー、キャプテントリップからCD全5タイトル、2008年4月20日発売予定!
プライベート・リリース (1984年)
ディストリビューション: Transmitter Cassetten (TC 124/125)
CON 84/1:
side A: 1.1.84
side B: 29.2.84
CON 84/2:
side A: 1.7.84
side B: 10.10.84
(別バージョン: 3xMC60『Con '84』)
CON 84/1: 1.1 / 29.2
CON 84/2: 29.2
CON 84/3: 10.10
本リリースには、1984年に制作されたシーケンサー作品"1.1.84"、"29.2.84"、"1.7.84"とコン・サート作品"10.10.84"が収録されています。90分テープ2本組のリリースの他、"1.7.84"を収録していない60分テープ3本組のリリースがあります。
3つのシーケンサー作品は、すべてのサウンドが打ち込みで、作風は、いずれもシンセサイザーによる現代音楽の室内楽曲風アンサンブルといった感じです。
制作作業は、打ち込みのために楽譜を起こすところから始めたそうですが、大変な試行錯誤の末に完成した作品は、技術的な問題により音程のピッチがずれてしまったそうです。そのため、Conさんはこの時期に制作したシーケンサー作品の出来に満足しておらず、"1.1.84"および"29.2.84"はプライベートリリースのCD-R版もリリースしなかったようです。
なお、コン・サート作品の"10.10.84"は、2010年にカセット 『CON Live 10.10.84』およびカセット『10.10.84』として、異なるレーベルより相次いで再発されました。
●LP『Con '84』
リリース数: 222枚
プライベート・リリース (1984年)
side one:
1. X 19 ... X 18 28.6.84 Blasen
2. 16.4.84 (1+2)
3. X 19
4. X 18#
side two:
1. X 18 ... 16.4.84 X 19 X 18 (1+2)
2. 16.4.84 (Frei)
3. X 18# (1+2)
4. X 19 ...
1984年、ドイツの『Oldie-Markt』誌5月号にコンラッド・シュニッツラーの特集記事が掲載されました。(表紙の左上には、メガフォン・ヘルメット姿のConさんが小さく写っています。)
そこには、読者だけの特典として、新しいCONアルバムが予約できると記載されていました。
このLPこそが『Con '84』で、予約数に応じて222枚プレスされました。本作品は、同じ年にカセットでリリースされた『Con 84』の、2本目Side1に収録されたシーケンサー作品"1.7.84"に相当します。なお、しばらく経ってからファンの要望でCD-R化されましたが、作品の出来に満足できなかったConさんは、本当は作品を破棄したかったとのこと。
●CD『'84(1.7.84)』再発リマスター盤

リリース数: 1000
リリース元: キャプテン・トリップ・レコーズ (2008年4月20日 CTCD-618)
主な購入先: アマゾン
1. X 19・・
2. X 18・・
3. 28.6.84 吹奏(28.6.84 Blasen)
4. 16.4.84 (1+2)
5. X 19
6. X 18#・
7. X 18・
8. 16.4.84・
9. X 19・
10. X 18 (1+2)
11. 16.4.84 自由奏(16.4.84 Frei)
12. 18# (1+2)
<BONUS TRACKS>
13-23
LP『Con '84』のデジタル・リマスター再発版。ボーナス・トラック11曲を収録。
スタンプ付きの特製紙ジャケットと付属の楽譜を、可能な限り忠実に再現、とのこと。
※関連項目: コンラッド・シュニッツラー、キャプテントリップからCD全5タイトル、2008年4月20日発売予定!
| https://fancymoon.com/mrs/index.php?e=110 |
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更新日: 2020年09月26日 (Saturday)

リリース元: Real Vine Music RVM 03 (2007年6月26日)
試聴: Mi.T.-CONのMySpaceページ
購入先: Michael Thomas Roe
A (6:08)
B (9:59)
C (13:44)
D1 (5:04)
D2 (4:59)
D3 (5:01)
D4 (4:59)
D5 (4:34)
E (14:37)
本作は、ConさんとMichael Thomas Roeのコラボレーションによる第3弾、CD-R『MIC & CON 07』です。作風は第1弾に近いですが、実は結構リズミックであることが本作の特徴です。トラックBは、途中から挿入され延々と繰り返されるビートが印象的で、「Tomorrow never knows」を思い起こさせます。
| https://fancymoon.com/mrs/index.php?e=106 |
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更新日: 2020年09月12日 (Saturday)
【目次】
●オリジナル盤EP『AUF DEM SCHWARZEN KANAL』
●CD-R『CON 3』再発盤 (MECANO独占販売)
●CD『CON 2+』リマスター盤
●コンピレーション 『Deutsche Elektronische Musik』
●再発盤EP/DL『AUF DEM SCHWARZEN KANAL』、2020年8月28日リリースされました!
===================================================
●オリジナル盤EP『AUF DEM SCHWARZEN KANAL』

リリース元: RCA (PC 5908 1980年)
side one:
1. Auf Dem Schwarzen Kanal (3:13)
2. Fabrik (3:57)
side two:
1. Der Wagen Der Rollt (3:21)
2. Elektroklang (4:00)
Conさんが『Con2』とも呼んでいた本作『Auf dem schwarzen Kanal』は、RCAの「スーパー・サウンド・シングル ディスコ・リミックス」シリーズの1タイトルとして、プロデューサーにジャズミュージシャンのUlli A. Rützelを迎え、1980年にリリースされました。”ディスコ・リミックス”の名のとおり、収録された4曲はいずれもビートを利かせたノリ重視の曲で、4曲すべてConさんのボーカル付きです。4曲目の"Elektroklang"は、なんと7拍子です。
本作には、ポップではない他のCon作品で使用されているようなサウンドが、効果音として随所に盛り込まれています。なお、"Fabrik"と"Elektroklang"はヴォルフガング・ザイデルさんとの共作となっています。("Fabrik"の別バージョン2つが、ザイデルさんのバンドPopuläre Mechanikのカセット作品『no 2』に収録されていて、それらはPopuläre Mechanikの編集盤CD/LP『KOLLEKTION 03』にも収録されています。また、"Elektroklang"の短いリミックス・バージョンが、カセット作品『Sequenza』に"oh"として収録されています。)
●CD-R『CON 3』再発盤 (MECANO独占販売)

MECANO独占販売のCD-R『CON 3』には、『AUF DEM SCHWARZEN KANAL』全4曲が収録されています。なお、オリジナルEP盤とはバージョン/ミックスが異なります。
●CD『CON 2+』リマスター盤

『CON 2+』には、『AUF DEM SCHWARZEN KANAL』全4曲が収録されています。(CD-R版と同しバージョンです。)
●コンピレーション 『Deutsche Elektronische Musik』

2010年にリリースされたコンピレーションDeutsche Elektronische Musikには、タイトル曲の"Auf Dem Schwarzen Kanal"が収録されています。(オリジナルEP盤のバージョンです。)
●再発盤EP/DL『AUF DEM SCHWARZEN KANAL』、2020年8月28日リリースされました!

リリース元: Bureau B (BB357 2020年8月28日)
主な購入先: アマゾン ドイツTapete Records(EP【最初の200枚は限定クリアビニール】) ドイツHHV (EP【限定白ビニール】) Bandcamp(デジタルダウンロード)
A1. Auf dem schwarzen Kanal
A2. Fabrik
B1. Der Wagen rollt
B2. Elektroklang
2020年8月28日、再発盤『AUF DEM SCHWARZEN KANAL』が12'' EP/ダウンロードで、ドイツのBureau Bレーベルよりリリースされました。バージョンはCD-R版と同じです。また、クレジットには記載されていませんが、WAVファイルやサウンドを比較した限り、リマスター音源で、音質は格別に向上しています。今回、CDでのリリースはないため、デジタルで聴きたい場合はダウンロード版をご利用ください。(WAV形式も提供されています。)
なお、EPの最初の200枚はクリアビニールの限定盤レコードで、BureauBレーベル直轄のTapete Records(ドイツ)で取り扱っています。またさらに、HHV(ドイツ)では300枚限定で白ビニール盤EPを販売中です。(2020年9月3日入荷。)
※限定クリアビニール盤:

※限定白ビニール盤:


●オリジナル盤EP『AUF DEM SCHWARZEN KANAL』
●CD-R『CON 3』再発盤 (MECANO独占販売)
●CD『CON 2+』リマスター盤
●コンピレーション 『Deutsche Elektronische Musik』
●再発盤EP/DL『AUF DEM SCHWARZEN KANAL』、2020年8月28日リリースされました!
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●オリジナル盤EP『AUF DEM SCHWARZEN KANAL』

リリース元: RCA (PC 5908 1980年)
side one:
1. Auf Dem Schwarzen Kanal (3:13)
2. Fabrik (3:57)
side two:
1. Der Wagen Der Rollt (3:21)
2. Elektroklang (4:00)
Conさんが『Con2』とも呼んでいた本作『Auf dem schwarzen Kanal』は、RCAの「スーパー・サウンド・シングル ディスコ・リミックス」シリーズの1タイトルとして、プロデューサーにジャズミュージシャンのUlli A. Rützelを迎え、1980年にリリースされました。”ディスコ・リミックス”の名のとおり、収録された4曲はいずれもビートを利かせたノリ重視の曲で、4曲すべてConさんのボーカル付きです。4曲目の"Elektroklang"は、なんと7拍子です。
本作には、ポップではない他のCon作品で使用されているようなサウンドが、効果音として随所に盛り込まれています。なお、"Fabrik"と"Elektroklang"はヴォルフガング・ザイデルさんとの共作となっています。("Fabrik"の別バージョン2つが、ザイデルさんのバンドPopuläre Mechanikのカセット作品『no 2』に収録されていて、それらはPopuläre Mechanikの編集盤CD/LP『KOLLEKTION 03』にも収録されています。また、"Elektroklang"の短いリミックス・バージョンが、カセット作品『Sequenza』に"oh"として収録されています。)
●CD-R『CON 3』再発盤 (MECANO独占販売)

MECANO独占販売のCD-R『CON 3』には、『AUF DEM SCHWARZEN KANAL』全4曲が収録されています。なお、オリジナルEP盤とはバージョン/ミックスが異なります。
●CD『CON 2+』リマスター盤

『CON 2+』には、『AUF DEM SCHWARZEN KANAL』全4曲が収録されています。(CD-R版と同しバージョンです。)
●コンピレーション 『Deutsche Elektronische Musik』

2010年にリリースされたコンピレーションDeutsche Elektronische Musikには、タイトル曲の"Auf Dem Schwarzen Kanal"が収録されています。(オリジナルEP盤のバージョンです。)
●再発盤EP/DL『AUF DEM SCHWARZEN KANAL』、2020年8月28日リリースされました!

リリース元: Bureau B (BB357 2020年8月28日)
主な購入先: アマゾン ドイツTapete Records(EP【最初の200枚は限定クリアビニール】) ドイツHHV (EP【限定白ビニール】) Bandcamp(デジタルダウンロード)
A1. Auf dem schwarzen Kanal
A2. Fabrik
B1. Der Wagen rollt
B2. Elektroklang
2020年8月28日、再発盤『AUF DEM SCHWARZEN KANAL』が12'' EP/ダウンロードで、ドイツのBureau Bレーベルよりリリースされました。バージョンはCD-R版と同じです。また、クレジットには記載されていませんが、WAVファイルやサウンドを比較した限り、リマスター音源で、音質は格別に向上しています。今回、CDでのリリースはないため、デジタルで聴きたい場合はダウンロード版をご利用ください。(WAV形式も提供されています。)
なお、EPの最初の200枚はクリアビニールの限定盤レコードで、BureauBレーベル直轄のTapete Records(ドイツ)で取り扱っています。またさらに、HHV(ドイツ)では300枚限定で白ビニール盤EPを販売中です。(2020年9月3日入荷。)
※限定クリアビニール盤:

※限定白ビニール盤:
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更新日: 2020年09月05日 (Saturday)

リリース元: bureau B (BB 349 2020年8月7日)
主な購入先: アマゾン(CD)
試聴:: bureau B - Soundcloud
1. Klirrfaktor
2. Schwingkreis
3. Gegenkopplung
4. Emitterfolger
5. Gegentakt
6. Phasenschieber
7. Hysterese
8. Grenzfrequenz
9. Ruhestrom
10. Vierpol
11. Monoflop
Con-structシリーズの6弾『CON-STRUCT』が、2020年8月7日にCD、LP、ダウンロードでドイツのbureau Bよりリリースされました。
Con-structのコンセプトは、Conさんのソロ・トラックに他のアーティストがサウンドを重ねて作品を構築(Construct)するものですが、今回はFrank Bretschneiderがオファーされました。東ドイツ出身のFrankは、ベルリンのエレクトロニック・ミュージックの作曲家で、ビデオアーティストでもあります。
Conさんの生前にFrankが耳にしたCon作品は、たまたまFrankの興味とかけ離れたものばかりだったようで、2人が直接出会うことはありませんでしたが、Frankのテクノな作風は、Conさんの2000年以降の00/XXXシリーズのテクノ作品に非常によく馴染むため、今回のコラボレーションは好企画だと思います。作風はフリーなエレクトロニック・サウンドです。全11トラック中、4トラックにリズムやシークエンスが入ります。
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