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●オリジナル: コンピレーション・2本組カセット『A Cage Went In Search Of A Bird』



リリース元: Dark Star (DS 1-2 1985年)
リリース数: 600

英国Dark Star(後のAuricle)より1985年にリリースされた2本組カセット(C90+C60)のコンピレーション『A Cage Went In Search Of A Bird』には、Conさんのトラック"1·11·84"が収録されています。この約7分のトラックは2部構成のコン・サート作品で、前半は『Container T4』の3曲目と6曲目にサウンドを重ねたもの、後半は7曲目と4曲目にサウンドを重ねたものとなっています。

●再発リマスターCDR版コンピレーション『A Cage Went In Search Of A Bird』



リリース元: Auricle (AMSCDR 006 2002年)

本リマスターCDR再発版は、オリジナル・カセット版の23トラック中、レーベルがライセンスを保持し続けている11トラックを収録しています。Conさんのトラック"1·11·84"も収録されています。

●デジタル・リマスター再発版コンピレーション『A Cage Went In Search Of A Bird』



リリース元: Auricle Music (Dark Star DIS 1-2 DL 2021年)
購入先: Bandcamp

本リリースは2021年にリリースされたデジタル・リマスター再発版です。オリジナルリリースの23トラックがすべて収録されたコンプリート・エディションです。



リリース元: De Fabriek (FABPROD '5 1985年)
リリース数: 250

オランダのバンドDe Fabriekは、1985年に自身のレーベルより本コンピレーションLP『Trans Atlantic Overdub』をリリースしました。世界12か国のアーティスト/グループの作品が収録されていて、各曲の冒頭にその国の人の音声が流れるのが特徴的です。本作のA面2曲目には、Conさん名義のトラック"Con-tact 3"が収録されています。本トラックは約2分半の短い曲で、当時Conさんが取り組んでいたシーケンサー作品ですが、実はConさんが知らない間にリミックスされたものです。Conさんは「まったく悲痛な思いだ。」というコメントを残しています。参考までに、本トラックの内容は、ドイツ語の音声がしばらく流れた後、やや深めにエコーが掛かったシンセの落ち着いたサウンドが始まり、その後急に内容が切り替わり、シーケンサーを用いた超高速のリズミカルなシンセ・サウンドが流れる、といった具合です。

なお、本LPリリースには、レコードの盤面が「ところどころ黒い箇所があるオレンジのバージョン」と、「黒のバージョン」の2種類があります。



リリース元: INKEY$ (1984年)

英国のINKEY$レーベルより1984年にリリースされたコンピレーション・カセット『INKEY$ No.9』には、Conさんの"Three Minute Symphony"がB面9曲目に収録されています。本トラックは、同じ年にリリースされたコンピレーション『Three Minute Symphony』に収録された"Three Minute Symphony No 1"と同じトラックです。なお、本リリースに収録されたトラックでは、曲の冒頭に「同じ年にリリースされたコンピレーション『Three Minute Symphony』からの一曲。」といったDJの曲紹介の音声が被さります。
●LPオリジナル版 『音の宇宙模型』(Sound Cosmodel)



リリース元: ペヨトル工房 Atelier Peyotl ‎(APSP-018 1984年)

1984年に日本のペヨトル工房よりリリースされたコンピレーションLP 『音の宇宙模型』(Sound Cosmodel)には、B面15トラック目にConさんのトラック"Hommage A Kyoto"(「京都へのオマージュ」の意)が収録されています。約1分間の本トラックは、京都の祇園祭りを連想させる和太鼓や鉦のチン・チンというサウンドが印象的なミニマル作品です。

●CD再発版 『音の宇宙模型』(Sound Cosmodel)



リリース元: SUPER FUJI DISCS (FJSP-148 2011年9月21日)

本リリースは、2011年に再発されたリマスターCD版です。40トラック目にConさんのトラック"Hommage A Kyoto"が収録されています。




リリース元: X Tract Records (XX 002 1984年)

2枚組LP『Three Minute Symphony』は、1984年に英国X Tractよりリリースされました。本作のタイトル『Three Minute Symphony』("3分交響曲")に示唆されるように、収録された全24組のアーティスト/グループの作品は、すべて3分前後のトラックとなっています。3面6曲目に収録されたConさんのトラック"Three Minute Symphony No 1"も、3分ちょうどの長さで、その作風は、同じ年にリリースされた『Con '84』のような、この頃取り組んでいたシーケンサー作品群と同じ傾向のものです。
●オリジナルLP版International Friendship



リリース元: Syncord ‎(RL 002 1983年)

1983年にリリースされた本コンピレーションLPは、ConさんのアイデアをドイツのRüdiger Lorenzが自身のレーベルSyncordで実現させたものです。本作にはConさんに近い筋のアーティスト/グループが参加していて、その中には、後にConさんとのコラボレート作品をリリースするGiancarlo ToniuttiやDe Fabrik、同じく、後にConさんとのコラボレート作品をリリースするWolfgang Hertzが所属していたグループDie Aussenminister、ConさんをリスペクトするMauricio Bianchi、Conさん宅に出入りしていたRollkommandoが含まれます。また、レーベル・オーナーRüdiger Lorenzや、キャプテントリップ・レコードのオーナーとしても知られるKen Matsutaniさんも参加しています。

さて、Conさん自身は、A面4曲目のDe Fabrikのトラックに参加している他、"Betweens"という、トラックとトラックの間に挿入される短いサウンドを提供しています。ただし、本作品に収録された12トラックすべての曲間に"Betweens"があるわけではなく、以下の6か所になります:

A面の冒頭(オープニング)、A4/A5の間、A5/A6の間、B面の冒頭、B2/B3の間、B4/B5の間

上に記載したように、A面とB面の各冒頭にも"Betweens"があります。なお、A3/A4の間のサウンドも"Betweens"っぽいですが、実際にはA4の一部です。

●カセットテープ版International Friendship



リリース元: De Fabriek (1983年)

LP版が売り切れた後、同じ年にカセットテープ版がリリースされました。



リリース元: ADN Records (ADN CC1 1985年)

1985年、イタリアのADN Recordsより冊子付きカセットテープでリリースされた本オムニバスには、Conさん名義の短いトラック"Eine Hommage an Italia"(イタリアへのオマージュ、の意)が収録されています。このトラックには、クレジットはされていなものの、1986年にリリースされたLP『MICON IN ITALIA』でコラボレートしたMichael Ottoが参加しています。Michael Ottoは木管楽器のバスーン(ファゴット)奏者で、本トラックは、彼が吹くバスーンの落ち着いた旋律に対して、呼応するかのようなシンセ音がミックスされたものとなっています。リズム音はなく、全体的にエコーが掛けられています。なお、付随する冊子には、Conさんの紹介文の他、Conさんの自宅スタジオで撮影されたConさんの写真と、Michael Ottoがバスーンを吹く写真が掲載されています。
【目次】

カセット・コンピレーション『Rising from the Red Sand Vol.5』
5枚組LPコンピレーション『Rising from the Red Sand Vol.1-5』再発盤

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●カセット・コンピレーション『Rising from the Red Sand Vol.5』



リリース元: Third Mind Records ‎(TMT 15 1984年)

1984年に英国Third Mind Recordsよりリリースされたコンピレーション『Rising from the Red Sand』は、60分カセット全5巻(Vol.1~Vol.5)のシリーズで、Vol.5のB面最後のトリを飾る8トラック目に、以下のConさんの曲が収録されています。

B8: Conrad Schnitzler / Untitled (2:46)

タイトルは無題で、作風は同じ年に制作された『CON '84』などの打ち込み作品に近いです。なお、本作品のジャケットには、黒・白・赤といった色違いバージョンがあります。

※本作は、米国RRRecords傘下のStatutory Tapeよりカセットで再発リリースされたことがありますが、私の手元にあるもの(5巻セット、下の画像を参照)は、テープの長さが十分ではなかったようで、B面最後のConさんの曲が途中までしか収録されていませんでした。ご参考まで。



●5枚組LPコンピレーション『Rising from the Red Sand Vol.1-5』再発盤



リリース元: Vinal On Demand VOD120 (2013年11月25日)

本リリースは、2013年に5枚組LPでドイツのVinal On Demandより再発されたコンピレーション『Rising from the Red Sand Vol.1-5』です。Conさんの作品はVol.5のJ面5曲目に収録されています。



リリース元: M 81 (M81 / 12 12 1982年)
リリース数: 500

1982年にリリースされた本コンピレーション『Berliner / Berlin / in Berlin』は、Conさんの身内の、ベルリン在住のアーティスト等による作品を集めたプライベート・リリースのLPです。Conさんの他、ご子息グレゴール・シュニッツラー(Gregor S.名義)、ヴォルフガング・ザイデルさんのバンドPopuläre Mechanik、Conさんとのコラボレーション作品をリリースしたことがあるヴォルフガング・ヘアツ(Hertz名義)等、全6組のアーティスト/グループの作品が、A面(VOCAL)・B面(INSTRUMENTAL)に1曲ずつ、計12曲収録されています。

Conさんの2曲の収録作品のうち、A面のボーカル曲"Paris"は、Berlin ExpressのEP『The Russians Are Coming』のB面に収録されている"The 4:08 To Paris"の別バージョンです。同じフレーズが延々と繰り返されますが、よく聴くと、実は"AUF DEM SCHWARZEN KANAL"の一節であることが分かります。また、B面のインストゥルメンタル曲"Noc & Illig"は未発表曲ですが、1981年にリリースされた『CONTEMPORA』の作風に似た、ミニマルっぽい曲です。さらに、グレゴール・シュニッツラーの2曲の収録作品のうち、A面のボーカル曲"Conspirativ"は、Berlin ExpressのEP『The Russians Are Coming』のB面に収録されている"Die Russen Kommen"です。また、B面のインストゥルメンタル曲"Floh"は、『Con3』のボーナストラック"Con3.4"の別バージョンです。

なお、ジャケット・カバー・アートは、Conさんと、(『Control』や『Conal』にもクレジットされている)Richardによるものです。


リリース元: Fuego (2612 2015年)
主な購入先: アマゾン(デジタル)

2015年にリリースされたTon Steine Scherben Family名義のシングル「Paradies 2A」に収録された"Kohlen / Halleluja Bust (Medley)"には、Conさんとヴォルフガング・ザイデルさんの名前がクレジットされています。この曲にはCon3に収録された"Kohlen"のフレーズが使用されていて、ロックにアレンジされています。
なお、Ton Steine Scherbenは、1970年代初頭にヴォルフガング・ザイデルさんがドラマーとして在籍していたドイツのバンドです。


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