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リリース元: Mirror Tapes (2011年3月19日)
リリース数: 250

Side 1: (31:44)
Side 2: (32:04)

『CONSEQUENZ010B』は、Conさんとヴォルフガング・ザイデルさんが1980年から断続的に続けていたプロジェクト"Consequenz"の、2011年の正式リリースです。本作は、マレーシアのクアラルンプールを拠点とするMirror Tapesより65分のカセットテープでリリースされました。

2010年に制作された本作品は、電子音とパーカッション、ピアノ音、オルガン音などを用いたフリーアートの小作品集で、3~5分程度の短いトラックがA・B面に各8トラックずつ(計16トラック)収録されています。ただし、収録されたトラックの曲名や曲数などの情報は一切記載されていません。本作を聴けば、2007年以降リリースされたConsequenz作品の作風がつかめると思います。

本作の制作場所は、2008年に閉鎖された旧ベルリン・テンペルホーフ空港の使われなくなった地下の一室(特設スタジオ)です。ジャケットのカードには制作時の写真が掲載されています。


プライベート・リリース (2011年2月20日)

1-26

本作品は、Conさんとヴォルフガング・ザイデルさんが1980年から断続的に続けていたプロジェクト、"Consequenz"の2010年制作のCDR作品『CONSEQUENZ 010/A』です。約60分ノンストップのフリーアート作品で、弦をガリガリ引っかく音で始まる本作は、様々な種類の生パーカッション、鉄琴、ピアノ、バイオリンといったアコースティック・サウンドに電子音を融合させたものです。全体的に少しエコーが掛ったサウンドは幻想的な雰囲気を醸し出しますが、作風はKのKluster(クルスター)の発展形といった印象です。なお、前半から中盤にかけては、しばしばワイルドなサウンドも入りますが、それ以降は少しゆったり目な感じに移行していきます。また、たまに、なんとなくメロディーっぽい要素も入ることがあります。


プライベート・リリース (2011年2月20日)

1-31

本リリースは、Conさんとヴォルフガング・ザイデルさん(クレジット名はヴォルフ・セクエンサ)が、1980年から断続的に続けていたプロジェクト"Consequenz"の、2009年制作のCDR作品『CONSEQUENZ 2.12.09 - SONDERFLÜGE ABFERTIGUNG B』です。

ボコボコいうサウンドで始まる本作は、ちょっとカオス感が漂う幻想的なノイズの中で、ビートが様々に変移していく約60分ノンストップの作品です。メロディーと呼べるものはありません。ビートは、弦楽器の短いアタック音の4つ打ちに始まり、さらに、シャッフルの跳ねるビートや、ダンスビート、アフリカン・パーカッションのような細かい16ビート、再びシャッフル、4ビートから8ビートを経て16ビートまでリズムが徐々に変容していくといった具合で、多彩に移り変わっていきます。最後の方では、ハンマービートっぽいリズムも出てきます。

なお、本作のサブタイトル"SONDERFLUEGE ABFERTIGUNG B"は、「特別フライト便 チェックイン B」のような意味で、ジャケット写真の撮影場所である旧ベルリン・テンペルホーフ空港に実在したものです。本作は、正にConsequenzの「特別便」的な作品です。

ところで、同じくConさんとヴォルフガング・ザイデルさんのプロジェクトだった"KW (KiloWatt)"の作品集『10 kW/h』に含まれるUSBメモリのトラック『Sonderflug』は、本作の別ミックスです。


プライベート・リリース (2011年2月20日)

1-30

本作は、Conさんとヴォルフガング・ザイデルさん(クレジット名はヴォルフ・シークエンツァ)が、1980年から断続的に続けていたプロジェクト"Consequenz"の、2009年制作のCDR作品『CONSEQUENZ 09/B』です。作風は、幻想的でゆるやかな電子音が、形を変えながら約60分ノンストップで流れていくフリー・アート作品です。ときどき、まるでアクセントを付けるかのように、パーカッションの連打が入ります。


プライベート・リリース (2011年2月20日)

1-27

本作は、Conさんとヴォルフガング・ザイデルさん(クレジット名はヴォルフ・セクエンサ)が、1980年から断続的に続けていたプロジェクト、"Consequenz"の2009年制作のCDR作品です。作風は、シークエンスをコンセプトとしたフリーアートです。約1時間ノンストップで流れる本作品を聴きながら、以下に、どのようにサウンドが移り変わっていくかを書き連ねてみました。

オープニングは、ゆったり落ち着いた雰囲気のシークエンスが調を変えながら流れていく中、様々な電子音のノイズが縦横無尽に飛び交うエピソードから始まります。シークエンスは、途中でパーカッシブな音色に置き換わります。その後、別のエピソードに移行し、高いトーンの電子音と低音の蠢くようなサウンドが混ざり合います。サウンドはさらに変化していき、より一層ノイズの要素が強まっていきます。メロディーと呼べるものが一切なくなり、電子音のノイズに場が支配されます。ただし、よく聴くと、このプロジェクトのコンセプトである「シークエンス」が、ノイズに変調された形で微かに存在していることが分かります。その後も変化を繰り返し、再び、鍵盤で弾くことができるシークエンスが現れては消え、さらに今度は短いアタック音が散りばめられたパーカッシブなサウンドに切り替わります。かと思うと、さらに様々な音色のシークエンスが複数絡み合うなど、サウンドの場は目まぐるしく変化してきます。僅かに、前衛的なジャズのテイストが感じられる瞬間もあります。そのうちに、ズーーーン、ズーーーンと、緊張感のある低音のシークエンスが現れ、しばらく続きますが、それが急に止んだかと思うと、今度はまったく対照的に、ピアノの煌びやかな、春の喜びを表現したかのようなサウンドに移り変わります。そして、再びガラッと雰囲気が変わり、メロディー的な要素のない複数の電子音ノイズが現れ、最後はプアッ、プアッ、プアッ、プアッ、という音の反復(シークエンス)で終わります。
CONSEQUENZ 08/B

プライベート・リリース (2008年7月23日)

1-25

"Consequenz"は、Conさんとヴォルフガング・ザイデルさん(本作のクレジット名はWolf Sequenza)が、1980年から断続的に続けていたプロジェクトです。本リリースは、2008年制作のCDR作品『CONSEQUENZ 08/B』(副題: Elektrische Musik~電子音楽)です。約1時間ノンストップのフリーアート作品ですが、作風はワイルドな08/Aとは異なり、やや幻想的な雰囲気を醸し出しています。ほぼ全編をとおしてリズミックなシークエンスが走る中、基本的にそれとは別のリズムで、鉄琴、ピアノ、パーカッション、バイオリンといった生音の他、個性の強いシンセ音(うねる低音や透明感の高いベル音など)が鳴り響きます。ベルリン・テンペルホーフ空港の一室(特設スタジオ)にて録音されました。
CONSEQUENZ 08/A

プライベート・リリース (2008年7月23日)

1-37

本リリースは、Conさんとヴォルフガング・ザイデルさん(本作のクレジット名はWolf Sequenza)のプロジェクト"Consequenz"による、2008年に制作されたCDR作品『CONSEQUENZ 08/A』(副題: Elektrische Musik~電子音楽)で、約1時間ノンストップの、ワイルドな電子音が飛び交うフリーアート作品です。『Con '72』を思い起こさせる作風で、ドラム音は一切なく、EMS Synthi Aをフィーチャした即興となっています。本作は、ベルリン・テンペルホーフ空港の一室(特設スタジオ)にて録音されました。
CONSEQUENZ 07

プライベート・リリース (2008年7月23日)

1-22

"Consequenz"は、Conさん(本作のクレジット名はCon-rad Schnitzler)とヴォルフガング・ザイデルさん(本作のクレジット名はW. Sequenza)が1980年から断続的に続けてきたプロジェクトです。本作品『CONSEQUENZ 07』 (副題: Elektrische Musik~電子音楽) は2007年にベルリン・テンペルホーフ空港の一室(特設スタジオ)にて制作され、翌年2008年にCDRでプライベートリリースされました。内容としては、約1時間ノンストップの実験的なフリーアートで、様々な電子音だけでなく、生ドラムが使用されています。また、時折、電子ピアノ音やConさんの00/XXXシリーズのソロヴォイス作品もミックスされます。サウンドの場は次々に変化していきますが、全体的には、やや幻想的な雰囲気です。。
●オリジナル版LP『Consequenz II』



リリース数: 1000
リリース元: Discos Esplendor Geometrico (1986年 EG 006)

side one:
1. Von Hand
2. Zack Zack
3. Fiesta
4. Hommage A Gaudi
5. Erotik
6. Windmill
7. Alhambra
8. Espanna
side two:
1. Kastilien

Conさんとヴォルフガング・ザイデルさん(クレジット名はヴォルフ・セクエンサ)によるユニット、Consequenzの第2弾『Consequenz II』は、スペインのDiscos Esplendor Geometricoより1986年にリリースされました。面白いのは、曲名がスペインにちなんだものとなっていることです。”Fiesta”(スペイン語の祭り)、"Hommage A Gaudi"(ガウディーへのオマージュ)、"Alhambra"(アルハンブラ)、"Kastilien"(スペイン西部のカスティーリャ)。"Windmill"は、『ラ・マンチャの男』(ドン・キホーテ)で有名な"風車"のことと思われます。また、"Erotik"は、キュビズムという革命的な絵画様式の原点となった、ピカソの『アヴィニョンの娘たち』を連想させます。"Zack Zack"(速く!速く! の意)は、ツール・ド・フランスやブエルタ・ア・エスパーニャなど自転車ロードレースの、特に山岳ステージで活躍するスペイン選手達のことかもしれません。"Von Hand"は、スペイン独特の手拍子(パルマ)の文化と受け取れます。

本作の内容については、A面は、前作『Consequenz』の作風を継承したもので、ビート色が強い(Conさんの言い方だと「リズミック」な)テクノの短い曲が並んでいます。その多くはキャッチーなリフのメロディーが付いていて、クラップ音っぽいリズムも入ったりするため、ポップで聴きやすいです。エレキ・ギターを用いた曲もいくつかあります。ただし、A面最後の"Espanna"だけは別で、こちらは声を重ねた作品となっています。他のConsequenz作品がすべてインストゥルメンタルであることを意識してか、ここでは"Buenas tardes"、"Espanna"(こんにちは、スペイン)といった言葉のみのシークエンスとなっています。

B面は、A面とは対照的に、約20分に渡る静的なトラック"Kastilien"が収録されていて、より実験性の高い、Consequenzの新たな方向性を指し示しています。ここでは、もはやリズム音はなく、しかしよく聴くと、(ときに、かなりゆっくり目の)シークエンス音が入っていたりします。

●再発版CD『Consequenz II』



リリース数: 1000
リリース元: キャプテン・トリップ・レコーズ (2009年2月27日 CTCD-642)
主な購入先: アマゾン HMV

1. この手から Von Hand
2. ザック・ザック Zack Zack
3. フィエスタ Fiesta
4. ガウディへの敬意 Hommac a Gaudi
5. エロティーク Erotik
6. 風車 Windmill
7. アルハンブラ Alhambra
8. エスパーニャ Espana
9.-16. カスティーリャ (1) - カスティーリャ (8) Kastilien (1) - Kastilien (8)
<Bonustracks>
17.-22.

初CD化に伴い、ボーナストラックが6曲収録されています。それぞれ3~4分の短い曲ですが、いずれも、B面"Kastilien"の実験的な作風を受け継ぐ作品です。(ただし、静的なトラックだけでなく、リズミックで実験的なものも含まれます。)なお、本リリースには、オリジナル版LPに付いていたインサートのミニチュア版が付属しています。

※関連項目: コンラッド・シュニッツラー、キャプテントリップからCD全6タイトル、2009年2月27日発売予定!
【目次】

LP『Consequenz』オリジナル盤
CD『Consequenz』 2008年 キャプテン・トリップ・再発リマスター盤
CD/LP/ダウンロード『Consequenz』 2012年 Bureau B・再発リマスター盤

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●LP『Consequenz』



リリース数: 500
プライベート・リリース (1980年 KS 1004)

side one:
1. Fata Morgana
2. Weiter
3. Tape 5
4. Bilgenratte
5. Afghanistan
6. Lügen Haben Kurze Beine
side two:
1. Nächte In Kreuzberg
2. Humpf
3. M 5 - 477
4. Pendel
5. Wer Gaht Da?
6. Copacabana

1980年に自主制作でリリースされた本作は、Conさんとヴォルフガング・ザイデルさん(クレジット名はWOLF SEQUENZA~ヴォルフ・セクエンサ)による"CONSEQUENZ"シリーズの記念すべき第1作です。"CONSEQUENZ"~「コンゼクエンツ」という名称は、ConさんとSequenzaさんによる「シークエンス」をコンセプトにしたコラボレーションであることを示唆するだけでなく、ドイツ語で「一貫性」という意味を持つ言葉でもあります。

本作はリズミックで聴きやすく、ピコピコ音が印象的なテクノですが、当時、英国『Sounds』誌のインディーズ・チャートで8位まで上がりました。全曲インストゥルメンタルで、リフのメロディーを繰り返すカラオケ的な曲が多いのが特徴ですが、実際のところ、歌を付けて録音したテープを送ってもらうよう、リスナーに呼びかけました。

この呼びかけに応えたリスナーはあまりいなかったのですが、テープを送って来たうちの一人がGen Ken Montgomery~ジェン・ケン・モンゴメリーで、後にLP『ConGen』でコラボレートしたり、"カセット・コンサート"でコンダクター役を行ったりと、生涯、密なつき合いをするきっかけとなりました。

また、De Fabriekも本作に歌を付けたカセット作品『Fabrieks Conseqensus』をリリースしていますが、その後、De Fabriek名義のLP『Labish Intermediariës』およびCD-R『Labische Intermediaries II - 20 Golden Kraut Hits』にConさんが参加するといった、付き合いのきっかけとなりました。

●CD『Consequenz』 2008年 キャプテン・トリップ・再発リマスター盤

Consequenz

リリース数: 1000
リリース元: キャプテン・トリップ・レコーズ (CTCD-614 2008年4月20日)
主な購入先: キャプテン・トリップ・レコーズ アマゾン HMV タワーレコード

1. 蜃気楼(Fata Morgana)
2. ヴァイター(Weiter)
3. テープ5(Tape 5)
4. 舟ネズミ(Bilgenratte)
5. アフガニスタン(Afghanistan)
6. 嘘はじきに馬脚をあらわす(Lugen haben kurze Beine)
7. クロイツベルクの夜(Nachte in Kreuzberg)
8. フンプ(Humpf)
9. M5-477
10. 振り子(Pendel)
11. あそこに行ったのは誰?(Wer geht da?)
12. コパカバーナ(Copacabana)
<BONUS TRACKS>
13.
14.

本再発リマスターCDに収録されたボーナス・トラックの2曲は、共に本編の曲よりも長めで、合計18分以上です。また、本リリースでは、ステッカー付きのジャケットや付属シートを、可能な限り忠実に再現しています。

※関連項目: コンラッド・シュニッツラー、キャプテントリップからCD全5タイトル、2008年4月20日発売予定!

●CD/LP/ダウンロード『Consequenz』 2012年 Bureau B・再発リマスター盤



リリース元: Bureau B (BB 121 2012年10月19日)
主な購入先: アマゾン(CD)アマゾン(LP)HMV(CD)HMV(LP)

CDトラックリスト:
1. Fata Morgana
2. Weiter
3. Tape 5
4. Bilgenratte
5. Afghanistan
6. Lügen Haben Kurze Beine
7. Nächte In Kreuzberg
8. Humpf
9. M 5 - 477
10. Pendel
11. Wer Gaht Da?
12. Copacabana
13. Bonus 1
14. Bonus 2

本再発リマスターは、2012年10月19日にドイツのBureau Bレーベルより、デジパック仕様のCD、180グラムLPおよびダウンロードでリリースされました。本リリースには、ライナーノートとレアな写真が付く他、CD版およびダウンロード版のみ、2つのボーナス・トラックが収録されています。



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