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コンラッド・シュニッツラー / インタビュー 30.3.08

(続き: パート3)

質問2:コンシークエンツ('80)はシークエンツァと録音されましたが、彼と初めて会ったとき、どのように感じたか覚えていますか? また、コンシークエンツのシリーズを彼と録音したのはなぜですか?

Con:コンシークエンツのことはすでに話したが、ヴォルフガング・シークエンツァの「シークエンツァ」という名前は後から付いた。80年代に私たちは一緒にやった。初めて会ったときのことについてだが、初めて会った相手がどんなことを考えているかなんて誰にも分からない。(笑)私たちは都会で会った。うろつき回り、いろいろな場所へ行き、音楽を聴き、また、公園や喫茶店で会うなどした。その場所は西ベルリンだ。忘れてはならないのは、当時は特別な状況だったということだ。私たちの周りには国境が張り巡らされていて、そこは赤い海(*訳者注:共産圏)の中にあった。西ドイツに行くには、2度国境を越えなくてはならない。私たちのほとんどは知り合いだった。特に、1968年においては。そのときはそんな感じで、その後、80年代にヴォルフガングと一緒にやった。その後も、私たちはテープを作った。しかし、すべてが残っているわけではない。

決して忘れないで欲しいのは、私が特別に行ったことは、すべて、コマーシャルな活動ではないということだ。私は、コマーシャルにならないように務めている。そのような意思の元に何かが出来上がり、恐らくそれをテープに録音し、時にはレコードにしようというアイデアに発展することもあった。80年代は、より簡単にレコードを制作・販売することができた。

例えば、Klusterの3枚目のレコード(*訳者注:Conrad Schnitzler名義の『Schwarz』、再発盤Kluster名義の『Eruption』)は自主制作で100枚プレスし、その後、ある会社(*訳者注:ギャラリー・ブロック~Galerie Block)にさらに100枚プレスしてもらった。かなりの費用が必要だったので、そのために金を借り、一枚ずつ売った。しかし、誰もそれを欲しがらなかった。ローデリウスやメビでさえも、レコードを欲しがらなかった。私は1、2枚あげるよと言ったが、彼等からは「もうこのグループには興味がない」と言われた。1971年のことだが、彼等はすでにコマーシャルなサウンドをやることに興味があった。私たちが一緒に作ったものには興味がなかったわけだ。私は興味を持ち続けていたので、ソロで活動するときが来たわけだ。

まだ質問2の途中だが、私は今でもシークエンツァと一緒にやっている。いつもコンシークエンツを名乗っているわけではない。何らかの経緯で音楽がテープになるわけだが、もし誰もテープを欲しがらなければ、それを手にすることはない。なぜなら、私は決して宣伝はしないからだ。

質問を続けよう。何年もの間、私はそのようなことをやっている。過去に一度だけだったと思うが、あるとき私はある人に私のテープを欲しいか尋ねたことがある。彼はとても優雅で、その後、「どんなテープを送ってくれた?」などと聞かれた。それ以降、そういったことは絶対にない。私はあのときのことを恥だと思っている。私は決して二度と、誰かに、私の音楽のテープに興味があるか、などとは聞かない。私は今でも、誰かが私に手紙を書いたり電話をくれたりするのを待っている。「売るテープはあるか?」、「私が興味あるようなテープはあるか?」などと。そうすれば、私は応える。

だから、レコード会社も私にメールしてきて、何かあるか聞いてくるわけだ。私は「ある」と答える。簡単だ。あるレコード会社は今でも私に聞いてくる。彼は、私が20年前に作った音楽に今でも興味がある。さらにもし、最新作について聞いてくるならば、それもOKだ。

しかし、皆知っているのは、最新作はふるい落とされるが、古い作品はよく売れるということだ。また、私の作品について言えるのは、レコード会社への売り込みはまったく行わなかったということだ。例えば、「これが私のテープだ」といった具合に。だから、皆、私に聞いてくるわけだ。そして私は、「作品はある」などと答える。そして、じゃあ、お金のことについてはっきりさせよう、などといった話になる。これが質問2の答えだ。

質問3:ツォディアック・クラブのことを教えてください。その場所ではどんな出来事がありましたか?パフォーマンスはどのように行われましたか?メビウスは、そこは黒くて完全なアート空間だったと教えてくれました。

Con:ツォディアックについては、もう話したと思う。

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