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2007/9/6: Wolfgang "Sequenza" Seidel / コンラッド・シュニッツラーのピアノがベルリンで聴ける

※以下のテキストの原文は、ここに掲載する目的でコンラッド・シュニッツラーより送られてきました。

フリー・アート

クラウトロックとフリーロックの伝説的な人物コンラッド・シュニッツラーのピアノ作品がベルリンで聴ける

オリジナル・ドイツ語テキスト:Wolfgang Seidel
ドイツ語からの英訳:Franco Toma
英語からの日本語意訳:Jin
オリジナルの出版:
Jungle World 21号 - 2004年5月12日

コンラッド・シュニッツラーの好きな話の一つにグレン・グールドの話があります。この著名なピアノの大家が自ら作曲したものは世間から失望の対象とされています。なぜならば、彼が作曲したものは、どれもこれも、彼が今まで練習を積み重ねてきた他の偉大な作曲家達のフレーズになってしまっているからです。このような問題は、まったく音楽教育を受けていないコンラッド・シュニッツラーには無縁です。彼はピアノの素晴らしさを発見すると、音の世界を長期に渡って探検し出しました。その探検は、例えて言うならば、自分自身で描き上げた地図や手作りの方位磁石を頼りにして行われたようなものです。この探検を綴った大叙事詩は、1950年代初頭に機械の見習い工であったところから始まります。
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