更新日: 2020年06月27日 (Saturday)
リリース数: 326
リリース元: Qbico (QBICO 32 2005年)
Side A: Eruption part I
Side B: Eruption part II
クレジットされた参加メンバー:
Conrad Schnitzler
Klaus Freudigmann
Wolfgang Seidel
クレジットによると、本LPは1970年にベルリンのスタジオ・フロイディグマンで録音された音源とのこと。アバンギャルドな実験音楽ですが、注目すべきは時代を先取りしたユニークなサウンドの導入です。例えばB2では、打楽器音が電気処理されていて、まるでシンセドラムの様です。またB3では、この時代としては先駆的なリズムボックスの無機質なビートを取り入れ、まるで『New age of earth』以降のAshraに通じるかの様なテイストを感じることができます。(クレジットこそされていませんが、実はAshraのLutz Ulbrichも当時のセッションに参加したといわれています。)
なお、後にリリースされたKluster名義のCD『Admira』には本作のすべてのトラックが含まれていて、音質も向上しています。以下は、本作とAdmiraとのトラック対照表:
Eruption A1 = Admira 3
Eruption A2 = Admira 5
Eruption A3 = Admira 2
Eruption A4 = Admira 7 ※Eruptionは冒頭部カット
Eruption B1 = Admira 4 ※Eruptionは冒頭部カット
Eruption B2 = Admira 1
Eruption B3 = Admira 6
関連項目: Eruptionは、さながらスーパーバンド
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更新日: 2020年06月19日 (Friday)
リリース元: Real Vine Music (2005年)
01. 03:36
02. 02:02
03. 06:40
04. 15:15
05. 03:12
06. 05:40
07. 23:29
08. 01:22
本CD-Rは、Conさんと米国アトランタ在住のMichael Thomas Roeとの初コラボレーション作品です。本作は、全体的に割とメロディアスですが、Michaelによる、明るく伸び伸びした、落ち着いた感じのエレクトリック・ミュージックに、Conさんが相反する不協和音をミックスしています。最大の聴きどころは、23分に渡って展開される7曲目で、この曲の成功により、これ以降、さらに2作のコラボレーション作品『Aquatic Vine Music』(2006年)、『MIC & CON 07』(2007年)を発表していくことになります。
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