サイト内検索
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31     
<<前月 2020年03月 次月>>
コメント
トラックバック
POWERED BY
BLOGN(ぶろぐん)
BLOGNPLUS(ぶろぐん+)



リリース元: Plate Lunch (PUNCH 02 1997年)
リリース枚数: 1000

トラック:1 - 23 (59:47)

1997年にドイツのPlate Lunchよりリリースされた本CDは、タイトルどおり、プライベートリリース作品『00/106』の正式リリース版です。本作は、1996年に制作された『00/104』と『00/105』をミックスして、『00/105』の制作2日後に完成させたものです。CDには23のインデックスが付いていますが、約1時間の、1つの作品となっています。

本作品について、Conさんは"Expressive"(表現主義的な)というメモを残しています。確かに、その曲調には表現主義音楽的な要素が多く含まれ、不協和音や不安定な旋律、統一されていないリズムなどが随所に取り入まれていて、伝統的な西洋音楽の枠組みから離れた自由な表現が行われています。

なお、同じように、Conさんが"Expressive"(表現主義的な)といったメモを残したプライベートリリース作品は、90年代にいくつか見られます。2000年以降の作品についてはそのようなメモは見当たりませんが、表現主義的という枠組みから離れ、より一層自由な音楽を行うようになったものと見受けられます。



リリース元: Marginal Talent (MT-366 1997年12月1日)

トラック: 1-12

1997年にドイツのMarginal Talentよりリリースされた本CDは、1993年9月に制作されたプライベート・リリース『00/044』の正式リリース版で、4~7分程度の作品が計12曲収録されています。Conさん独自のジャンル分けとしては、"Dramatic Electronic Music"というカテゴリーに属します。これは、ソロ・トラックをミックスする"コン・サート"の手法とは大きく異なり、作曲したもの(多くの場合、即興)を指します。本作について、Conさんは「ElecInstrMeloAbstrExpr. Pieces」(電子音楽で、インストゥルメンタルで、旋律が豊かで、抽象的で、表現主義的な一片)というメモを残しています。

作風としては、ストリングス等のクラシック楽器の音色に、曲によってはシンセっぽいピコピコ音が絡む感じですが、曲がこの先どのように展開していくのか、先が読めないのが特徴的です。折りたたみのインサートを開くとConさんのビックリ顔の写真が出てきますが、それと同じくらい、意表を突く曲展開です。


※再プレス盤のジャケット


リリース元: Individuelle Mythologie (IM 001 1997年)

1. 00/061F (5:51)
2. 00/070F (6:22)
3. 00/038G (6:08)
4. 00/54E (5:24)
5. 00/035A (3:39)
6. 00/061G (5:29)
7. 00/065J (2:25)
8. 00/022F (2:42)
9. 00/035B (4:54)
10. 00/070E (6:18)
11. 00/087A (11:21)

本CDはConさんのピアノ作品選集で、プライベート・リリースから全11曲が選ばれています。(例えば"00/061F"は、プライベート・リリース00/061の6曲目を意味します。)当初、Volume1~10まで計画していたため、本作のタイトルには「Volume1」と記されています。本作品は、Individuelle Mythologieレーベルより、1997年にリリースされました。このレーベルは、同じ年に故Norbert Schillingさんにより設立されたドイツのPlate Lunch傘下のレーベルです。なお、レーベル名の「Individuelle Mythologie」("個人的な神話"の意)は、Conさんが自身の作品を言い表すときによく用いていた言葉で、以下のようなスタンプ(赤で囲んだ部分)まで作っていた程です:


Norbertさんは惜しくも2001年にこの世を去られましたが、当時、彼はConさんを年の離れた兄のように慕っていたそうです。Norbertさんは、ConさんのCD16枚をライブ・ミックスするコン・サートのコンダクターも行っていたそうです。

本作品の録音については、1996年にドイツ北部のハノーバーのPeppermint ParkスタジオにてSpokによって行われたとのクレジットがあります。全曲、プライベート・リリース盤CD-Rに収録されたトラックとは明らかに音質が異なっているため、曲のシーケンサーのデータを元に、現地の自動ピアノを用いて再録音したものと思われます。

本CDには、Conさん自身によるピアノ作品についてのライナーノートが付いています。

●CD 『ELECTRONEGATIVITY (The Cassette Concert Series No3)』



リリース元: Artgallery (AG 012 CD 1995年)

1. Solar Cells (20:54)
2. Solar Collectors (21:51)
3. Boiler's Heart (3:08)
4. Hard Soldering (4:28)
5. Electron Beam Welding (3:55)
6. Welding Heat (2:56)
7. Shot Blasting (4:24)
8. Fused Zone (4:08)

本CDは、1995年にフランスのArtgalleryレーベルからThe Cassette Concert Series No.3としてリリースされました。本作品は、実質上、『Container T3』の再発デジタル・リマスター盤です。また、ボーナス・トラックとして『Container T6』のB面が収録されています。トラック1は、T3のトラック1~5。トラック2は、T3のトラック6~11。トラック3~8は、T6のトラック7~14。


提供:ビジネスブログのe売るしくみ研究所..