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編集: Kunsthalle Düsseldorf, Gregor Jansen and Stiftung IMAI – Inter Media Art Institute, Linnea Semmerling; Stefan Schneider, Alicia Holthausen

主な購入先: アマゾン

2022/6/11~8/14にドイツ、デュッセルドルフのKUNSTHALLEにて開催されたイベント"Manchmal artet es in Musik aus" (Sometimes it gets out of hand and turns into music)では2年を掛けて準備が行われ、その一環として、Conさんの動画や一連のパフォーマンス活動等の記録が整理され、さらに、Conさんのご家族や関係者・知人等にヒアリングが行われました。その結果として得られた情報を英語でまとめたのが本書です。(末尾にドイツ語訳も記載されています。)イベント運営に携わった美術館スタッフの方の話では、「本書には、イベント準備の際に得られた情報を、誇りを持って注ぎ込んだ」とのことで、確かに、信頼性の高い情報が写真と共に書き記されています。また、エビデンスが弱い情報の場合は、「おそらく」とか「そのように考えている」など、明確な情報ではないことが明示的に記載されていて好感が持てます。過去に出版された他の書籍には偽情報を含むものが少なからずあるため、本書が輝いて見えます。

なお、イベント時と同様、私自身も全面的に協力されていただき、情報提供などをさせていただきました。(そのため、恥ずかしながら、本書には私の名前が何度か出てきます。)

想えば、Conさんの生前、あるとき、私はたまたまネット上でUlrike RosenbachさんとConさんがコラボしたビデオ作品を見つけ、そのことを、喜んでConさんに伝えました。すると、予想外に、Conさんが自身の動画を沢山送ってきてくれて、しかも、YouTubeにアップしていいとの許可まで出ました。そのため、時間があるときに少しずつ、数か月掛けて動画をアップしていったわけですが、それが10年+の時を経て、美術館スタッフの方々の目に留まり、イベント開催時に何本ものConさん動画を上映していただくこととなり、さらにそのつながりで、今回の書籍の出版にまで至ったというわけです。正に、感無量です、、、

なお、美術館スタッフの方は、以下のようにも語っています。
「アートシーンの、とりわけ若い人達は、本書から刺激を受け、CONへの新たな興味を掻き立てられることでしょう。」
Conさんのアーティストとしての存在はあまりにも大きく、若いアーティストにも多大な影響を与えているため、その生涯に渡る活動を、時代を超えて、さらに次の若い世代に語り継いでいくことは、私個人としても、大変意義のあることと考えています。

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