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リリース元: Margen Records (0102 2002年)

スペインのMargenより2002年にCDでリリースされたコンピレーション『Músicas desde el Abismo (Music From The Edge) Vol. 05』には、Conさんのプライベートリリース作品"00/181-1"が収録されています。ただし、実際に収録されているのは、クレジットとは異なり『00/183 Three Ears』の2トラック目です。このプライベートリリース『00/183 Three Ears』は、ダークでアブストラクトなエレクトロニクス作品で、本コンピレーションに収録された2トラック目は、低音の重々しいストリングスやホーンが響く中、それらとは対照的な、高音の乾いたサウンドのシークエンスが走るエピソードとなっています。なお、『00/183』では、この2トラック目は前後のトラックとクロスフェードしますが、本コンピレーションでは編集により前後のトラックの音は消されています。



リリース元: MHz (06/24 2001年)
リリース数: 100
試聴: Bandcamp

ドイツのMHzより2001年にカセットテープでリリースされたコンピレーション『Zeta』には、Conさんのプライベートリリース作品"00/142-8"が収録されています。本トラックは、まるでフィードバックが掛ったエレキギターのようなワイルドに歪ませたサウンドに、ノイズやドラムのアタック音をミックスした非常にユニークなトラックです。なお、このトラックが元々収録されていたプライベートリリース『00/142 Triangle』は、Conさんによるとエレクトロのインストゥルメンタル作品で、2~5分の比較的短めな計17トラックが収録されています。それらはいずれも、メロディーと呼べる要素がほとんどないサウンドで構成されています。

ところで、本コンピレーションの装丁は大変ユニークで、カセットテープ本体の他に、付属品としてMHz特製の鏡が付いてきます。実は、カセットのレーベル面には、文字が逆さに(鏡文字で)印刷されていて、そのままでは何が書いてあるのかよく分からないのですが、上の写真のように鏡の上にカセットを縦置きすると、鏡に映ったレーベル面の文字が判読できるといった、非常に凝った趣向となっています。(鏡の中央部には、カセットを載せる位置にわざわざ印が付いています。)カセットの鏡文字等の拡大写真はこちら

※以前行われていた本コンピレーションのダウンロード販売(MP3)は終了し、現在は、Bandcampより無料で試聴できるのみとなっています。
●オリジナルCD-R版『Historical Auricle』



リリース元:Auricle (AMSCDR 002 2001年)

2001年に英国AuricleよりCD-Rでリリースされたコンピレーション『Historical Auricle』には、Con-Hertz名義のトラック"Other Face"が収録されています。このトラックは、Con-Hertzの『Contrasts』に収録されている"Con Fuoco"の1トラック目と同じですが、ただし、冒頭部のボリュームがやや低めといった、僅かな違いがあります。

●ダウンロード版『Historical Auricle』



リリース元:Auricle (2020年6月20 日)
購入先:bandcamp
試聴:bandcamp

2020年にリリースされた、コンピレーション『Historical Auricle』のダウンロード版です。試聴もできます。


リリース元: RR Records (1998年)

米国のRR Recordsより1998年にLPでリリースされたコンピレーション『RRR 500』には、Conさんのトラック(タイトルなし)が収録されています。本コンピレーションには、様々なアーティスト/グループによる数秒の短いループが、A面B面にそれぞれ250トラックずつ(合計500トラック)収録されています。ConさんのトラックはA面191曲目です。(ちなみに、Gen Kenのトラックが、そのひとつ前のA面190曲目に収録されています。)

さて、本コンピレーションは、非常に変わった仕様になっていて、通常のレコードと異なり、1トラック目に針を落としても、延々1トラック目のループを繰り返すだけで、2トラック目以降に進むことはありません。実は、各トラックの溝はつながっておらず、たまたま針を落としたトラックのループをひたすら繰り返すのみとなります。本レコードのA面B面には、そのような、つながっていない溝が250本、トラックの数だけ付いています。そのため、どれがConさんの溝か確実に確認するには、ルーペで1本1本数えて、191番目に針を落とすといったような、かなり緻密な作業を要することになります。とりあえず私がやってみたのは、計算により、一番外側の溝から大体58mmくらいのところに191トラック目があると推定し、その前後のいくつかの溝に針を落として聴いてみるといったやり方です。(幸い、黒の色が濃いトラックが近くにあるので、それが目印になりました。)これにより、恐らくこれがConさんのループだろうと思われる候補を見つけることができました。


リリース元: Horizon Music (HM-LE-001 1998年)

米国Horizon Musicより1998年に2枚組CDでリリースされたコンピレーション『Infinite Horizons』には、Conさんのプライベートリリース作品"00/109-12"、"00/110-6"、および"00/110-8"の3トラックが収録されています。プライベートリリース『00/109 Earl Con』と『00/110 E.T.A.H.』は、Conさんによるとエレクトロのインストゥルメンタル作品とのことで、共に幻想的な作風です。"00/109-12"は、カクカクしたシークエンスに伸びのあるストリングス等のサウンドがミックスされたトラック。"00/110-6"は、転調を繰り返すリズミカルなシークエンスに、伸びのあるホーンやノイズがミックスされたトラック。"00/110-8"は、テクノっぽい小刻みなリズムのシークエンスが次々に現れては消える中、幻想的な雰囲気のホーン等のサウンドが漂うトラックです。

ところで、00/109と00/110のCD-Rのジャケットは、いずれも約200年くらい前のプロイセン王国時代を思わせるもので、『00/109 Earl Con』(Con伯爵)は、まるでフリードリヒ2世のような出で立ちの人物の顔だけがConさんの顔に差し替えられています。(^^) 『00/110 E.T.A.H.』の方は、幻想文学の執筆など多才な才能の持ち主で、多くの著名な作家・作曲家等に影響を与えたE.T.A. ホフマンが、ベルリンで暮らしていたときに親交の深かった俳優ルートヴィヒ・デブリエントと酒を酌み交わす場面が描かれていて、中央にはConさんの絵が掛けられています。(^^)


リリース元: Marginal Talent ‎(MT-326 1997年)

1997年にCD+5インチ・アナログディスクでドイツのMarginal Talentよりリリースされたコンピレーション『The Art Of Marginal Talent』には、CDにConさんのトラック"00034/1 (Contempora)"が収録されている他、5インチ・アナログディスクにKlusterのトラック"Eruption (Extract From Part 2)"が収録されています。CDに収録された"00034/1 (Contempora)"は、作風は現代音楽で、プライベートリリース『00/034 OutdoorConcert』の1トラック目ですが、ただし、野外のサウンド(鳥のさえずり、飛行機が通り過ぎる音)が入っていない別バージョンです。(ちなみに、コンピレーション『Bad Alchemy Nr 20』に収録された"Davido"は同じ『00/034』の4トラック目ですが、こちらも同様に、野外のサウンドが入っていません。)5インチ・アナログディスクに収録されたKlusterのトラック"Eruption (Extract From Part 2)"は、Marginal Talentから再発されたCD『Eruption』に収録された2トラック目からの抜粋で、作品中最も激しい13~14分頃のパート(約1分半)が収録されています。



リリース元: Hayfever

1996年12月に33回転の7インチEPでリリースされたコンピレーション『Hayfever No. 3』には、Faustなどの他に、Conさんの曲"Congenerator"がB面1曲目に収録されています。この曲は、プライベート・リリースCD-R『00/103 three japan girls』のトラック4にも収録されています。『00/103』には、電子音と共に声を用いた作品がいくつか収録されていますが、"Congenerator"もその一つで、パーカッションのアタック音と共に発せられる掛け声の他、よく聞くと、高い声・低い声の「アーーー」という声のサンプリング音が複数ミックスされています。



リリース元: Woodberry Music (6-079 307 1993年)

1993年にCDでドイツのWoodberry Musicよりリリースされたコンピレーション『Syntonic Waves Vol. 4』には、Conさんのトラック"Isotop"が収録されています。このトラックでは、くぐもったドローン・サウンドをベースに、カチカチ・カタカタと、まるでハンマーで叩くようなサウンドが被さります。タイトルがアイソトープということもあり、ウラン鉱山での被ばくを連想させるような、何だか怪しげな雰囲気を醸し出しています。




リリース元: Bad Alchemy ‎(Nr 20 1992年)

ドイツのカセットテープ付き雑誌"Bad Alchemy"の第20号(1992年発売)に付属するカセットには、Conさんの以下の5トラックが収録されています。

-Davido (ex: Contempora 00/034, ca.4/1992) ※00/034の4トラック目
-Ahu (ex: Contempora 00/021,19.4.1991) ※00/021の2トラック目
-Nocco (ex: Contempora 00/021, 26.4.1991) ※00/021の11トラック目
-Evraim (ex: Contempora 00/023, 24.5.1991) ※00/023の5トラック目
-Baff (Exklusive Version, ca.6/1992)

これらは、いずれも1991~1992年に制作された、現代音楽風のトラックです。最初のトラック"Davido"は、プライベートリリース『00/034 OutdoorConcert』の4トラック目で、ピアノやストリングスの音が流れる中、突然、インパクトのあるメタリックな電子音が響き渡る、Conさんならではの作品です。ただしCD-R版とはバージョンが異なり、野外の音(鳥のさえずり、犬の吠える声、飛行機が通り過ぎる音、子供の声など)は入っていません。2~4トラック目は、プライベートリリースCD-R版と同じバージョンです。2トラック目は、深めのエコーが掛かった中、輪郭が不明瞭な木管楽器、弦楽器、そして若干の電子音が響きます。3トラック目は、木管楽器とストリングスに絡むベース音に付けられた、ややグロテスクな効果が印象的です。4トラック目は、ピアノ、木管楽器、ストリングスによる室内楽的なトラックですが、次第に盛り上がりを見せ、最後の方でストリングスの(恐らく人間には不可能な)超速弾きが挿入されます。5トラック目"Baff"は、1992年6月に制作された、プライベートリリースCD-R未収録のピアノ作品です。


リリース元: K.O. City Studio ‎(KO14 1989年)

米国K.O. City Studioより1989年にLPリリースされたコンピレーション『Turn Of The Grindstone』にはDavid Prescott / Gen Ken Montgomery / Conrad Schnitzler 名義のトラック"Triangle Prelude"が収録されています。約4分の本トラックはノイズっぽい音だけで構成されていますが、全体的にはまとまりがあります。よく聴くと、蜂のようにブンブンうなる音、なんとなくリズムっぽいタップ音、音程の定まらないバイオリンの音などが入っていることが分かります。彼ら3人で当時Generations Unlimitedレーベルを運営していましたが、活動が短期間となったこともあってか、この3人の取り合わせによるリリース作品は本トラックのみとなったようです。



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