CON-tribute

コンラッド・シュニッツラー公式サイト

For non Japanese visitors: CON-tribute ENGLISH

 

作品解説
(ディスク・コン・
グラフィ)

プライベート・
リリース作品解説

ビデオ

Conさん
あれこれ

イベント情報

リンク

 このサイト
について

 Con-tributeホーム

2023/02/11: カセット『Sequenza』



リリース元: Stechapfel Produktion (1980年)

Side A:
1. ...abends ins S.O.
2. walzer mit H.
3. tembo 1&2
4. der kob geht um
5. nord-süd
6. fieber
7. der westen ist einsam
8. oh

Side B:
1. das tier
2. coca
3. schlagt die weissen mit dem roten keil no .9
4. alaska ist grün

本リリースは、ヴォルフガング・ザイデルさんがSequenza名義で1980年にベルリンのStechapfelレーベルからリリースした、46分テープのカセット作品です。ヴォルフガングさんによると、収録された曲は主に『Con3』制作時のアウトテイクとのことですが、作風は"Sequenza"という彼のニックネームどおり、元々ドラマーである彼が、シーケンサーに合わせて生ドラムや生パーカッション、またはマリンバやビブラフォンを叩くのが基本コンセプトです。また、ドラム音がときどきシンセで変調される他、『Consequenz』に近い感覚の曲も含まれています。

本作にはConさんとの共作"Coca"や"Das Tier"も含まれていますが、いずれも『Con3』に収録されたものとはバージョンが異なります。"Coca"はインストゥルメンタルで、冒頭部のアレンジも異なります。"Das Tier"については、『パラゴン・アウトテイクス』に収録されたバージョンとも異なり、シークエンス音がよりリズムカルなものにアレンジされています。A面5トラック目の"Nord-Süd"は、キャプテントリップの『Con3』再発盤CDに収録されているボーナストラック"Con3.2"の別バージョンです。A面8トラック目"oh"は『AUF DEM SCHWARZEN KANAL』に収録されている"Elektroklang"の短いリミックスと思われます。B面3トラック目のクレジットは、wolf sequenza & populäre mechanikですが、populäre mechanikはヴォルフガング・ザイデルさんが関わっているバンドです。

ところで、2012年6月22日にリリースされた8枚組LPボックス『CONTAINER T1-T12』には、リリース元のレーベルの会員限定ボーナスとして、本カセットのうちの5トラックを収録した7インチ・レコード盤(33回転)が付いています。各トラックのバージョンはカセット版と同じですが、レコード盤は音質が向上しています。

[ CON-tribute JAPANESE ] [ CON-tribute ENGLISH ]

Copyright © 2005-2025 CON-tribute All Rights Reserved. 

当サイトで掲載している文章や画像などを無断転載、複製(コピー)することを禁止します。
※詳細はこちら: 著作権・当サイトへのリンク・免責事項・プライバシーポリシー