更新日: 2019年08月25日 (Sunday)
●オリジナル版LP『Concert』

Side 1 白レーベルの面: (20:02)
Side 2 黒レーベルの面: (20:18)
リリース数: 2000 (最初のプレス1000部は白いレコード、2回目のプレス1000部は黒いレコード)
リリース元: Idiosyncratics (1986年 I-86-103)
コンラッド・シュニッツラー独自のコンセプトである「コン・サート~Con-cert」の音源を収録したLPです。(Conさんに確認したところ、聴衆を前にして演奏されたライブ音源ではないとのことです。)
曲名は一切ありませんが、実際には、いくつかのムーブメントに分かれています。Side 1(白レーベルの面)には、プライベート・リリースCD-R『TRA4Mix』の15~34トラックに収録されている"Cassette Concert I/86"のうち、前半部分(15~24トラック)が収録されています。スペース系の音で始まりますが、そこそこ不協和音でややダークな感じです。途中、バイオリンが絡む箇所などもあります。しかし後半、シークエンスのベース音がフェードインしたところで、ダークな雰囲気は薄らぎます。さらに、そのシークエンスもフェードアウトすると、最後はビブラフォンなどによる短音のみで構成されたムーブメントで終わります。
Side 2(黒レーベルの面)は、本作の4年後に4枚組CD-Rでリリースされた『5.5.85』に収録されたトラック2(約30分)をミックスしたものですが、そのうちの最初の約20分が収録されています。初めのうちは、伸びやかで素直な音や、クセのないメロディーが目立ちます。しかし最後は、シークエンスに短い音が絡むような形に様変わりします。なお、全体を通してリズム・トラックはありません。
本作は、最初の1000枚は盤面が白いカラーレコードでリリース。(さらにそのうちの200枚は、サイン・指紋入りステッカーとピンバッジ付き。)残りの1000枚は盤面が黒いレコードでリリース。ジャケットの絵はCD『Moon Mummy』でコラボレートしたMatt Howarthによるものです。
●CD『Concert』再発盤

リリース数: 1000
リリース元: キャプテン・トリップ・レコーズ (2009年2月27日 CTCD-641)
主な購入先: アマゾン
HMV
1.-14.
<Bonus tracks>
15.-17.
ボーナストラックは、『5.5.85』のトラック2(約30分)のミックスのうち、オリジナル版LPに収録しきれなかった残りの約9分です。今回、完全収録されたことにより、きれいな協和音のエンディングを聴くことができるようになりました。
なお、「80'sワークス・シリーズ」ボックスセットの限定特典の一つとして、オリジナル版LP『Concert』の最初の200枚のおまけだったピンバッジの復刻版が付いています。
ところで、ピンバッジのデザインはオリジナルLPの黒レーベル面と同じです。よく見ると左手の指がチョキになっていて、Side2であることを表しています。白レーベル面の方は指が1本だけ立っていて、Side1を表しています。

【関連項目】
●コンラッド・シュニッツラー、キャプテントリップからCD全6タイトル、2009年2月27日発売予定!
●コン・サートとは
Side 1 白レーベルの面: (20:02)
Side 2 黒レーベルの面: (20:18)
リリース数: 2000 (最初のプレス1000部は白いレコード、2回目のプレス1000部は黒いレコード)
リリース元: Idiosyncratics (1986年 I-86-103)
コンラッド・シュニッツラー独自のコンセプトである「コン・サート~Con-cert」の音源を収録したLPです。(Conさんに確認したところ、聴衆を前にして演奏されたライブ音源ではないとのことです。)
曲名は一切ありませんが、実際には、いくつかのムーブメントに分かれています。Side 1(白レーベルの面)には、プライベート・リリースCD-R『TRA4Mix』の15~34トラックに収録されている"Cassette Concert I/86"のうち、前半部分(15~24トラック)が収録されています。スペース系の音で始まりますが、そこそこ不協和音でややダークな感じです。途中、バイオリンが絡む箇所などもあります。しかし後半、シークエンスのベース音がフェードインしたところで、ダークな雰囲気は薄らぎます。さらに、そのシークエンスもフェードアウトすると、最後はビブラフォンなどによる短音のみで構成されたムーブメントで終わります。
Side 2(黒レーベルの面)は、本作の4年後に4枚組CD-Rでリリースされた『5.5.85』に収録されたトラック2(約30分)をミックスしたものですが、そのうちの最初の約20分が収録されています。初めのうちは、伸びやかで素直な音や、クセのないメロディーが目立ちます。しかし最後は、シークエンスに短い音が絡むような形に様変わりします。なお、全体を通してリズム・トラックはありません。
本作は、最初の1000枚は盤面が白いカラーレコードでリリース。(さらにそのうちの200枚は、サイン・指紋入りステッカーとピンバッジ付き。)残りの1000枚は盤面が黒いレコードでリリース。ジャケットの絵はCD『Moon Mummy』でコラボレートしたMatt Howarthによるものです。
●CD『Concert』再発盤

リリース数: 1000
リリース元: キャプテン・トリップ・レコーズ (2009年2月27日 CTCD-641)
主な購入先: アマゾン
1.-14.
<Bonus tracks>
15.-17.
ボーナストラックは、『5.5.85』のトラック2(約30分)のミックスのうち、オリジナル版LPに収録しきれなかった残りの約9分です。今回、完全収録されたことにより、きれいな協和音のエンディングを聴くことができるようになりました。
なお、「80'sワークス・シリーズ」ボックスセットの限定特典の一つとして、オリジナル版LP『Concert』の最初の200枚のおまけだったピンバッジの復刻版が付いています。
ところで、ピンバッジのデザインはオリジナルLPの黒レーベル面と同じです。よく見ると左手の指がチョキになっていて、Side2であることを表しています。白レーベル面の方は指が1本だけ立っていて、Side1を表しています。

【関連項目】
●コンラッド・シュニッツラー、キャプテントリップからCD全6タイトル、2009年2月27日発売予定!
●コン・サートとは
| https://fancymoon.com/mrs/index.php?e=75 |
| Conrad Schnitzler::音楽作品解説 | 09:48 AM | comments (0) | trackback (0) |
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