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CON '81 LUXMIX

QBICO Video 05
リリース本数:50本(シリアル1-50)+日本向け25本(シリアル51-75)+ヨーロッパ向け25本(シリアル76-100)
リリース元: QBICO VIDEO
主な購入先: ディスクユニオン

ビデオ(カラー)。55分。(実測52分。)2作品入り。
Conさんは音楽作品以外に、数多くの映像作品をプライベート・リリースしています。その中で80年代に作成された2作品がカップリングされて、今回の公式リリースとなりました。音楽は、メロディー、リズム、シークエンスといった要素が一切ない電子音で構成されています。なお、ビデオは1本ずつコピーされてます。10本(シリアルI~X)のみ10分間の特別映像付きで、無題の映像の他、本人からの短い挨拶が含まれています。

1) Lux Mix '81
約27分の作品。映像は、白地に黒で、様々な図形や記号が数秒単位でフェードイン、フェードアウトしながら次々に映し出されていきます。同じ図柄は二度と現れません。まれに多色使いの図柄が現れることも。途中から、太い筆で描かれたフリーハンドの図柄に移行します。音楽は、LP『Convex』およびCD『Convex (The Cassette Concert Series No5)』に収録されている『Processed melting jew's harp』(2曲目)の別バージョンから始まります。5分を過ぎた頃から、水滴が落ちるような音に移行します。この音は、LP/CD『Convex』の『Dripping Globules With Echoing Greasy Things』(3曲目)や『Spring-Loaded Popping Steel Drops』(4曲目)でも使用されています。この頃になると、音楽的な内容は、様々なノイズ、不協和音へと次々に変化していきます。新しい音が現れると、間をおいて古い音がフェードアウトし、いつの間にか新しい音に取って代わられるパターンとなります。出現する音は、音程や音の長さ、音色といった音の構成要素において、まったくルールはありません。

2) Plansystem
約25分の作品。Conさんの指のパフォーマンスを収めたカラーの実写映像です。(映っているのは指だけです。)指をゆっくり動かしながら、様々な形を作っていく様をひたすらクローズアップで撮しています。ときに光に照らされた指は、皺までがくっきりと映り、生々しい感触が感じられます。あまりにもアップすぎて、指がなにか別物に見えるような錯覚に陥りますが、それこそが狙いと思われます。曲は、やや歪んだ音が、映像に沿ってスロー・テンポで、一音ずつ淡々と、音程やタッチを変化させながら鳴り響くものです。

この記事のコメント

羊飼いさん、初めまして。
情報どうもありがとうございます。非常に助かります!
「PALのみ」という情報を、早速修正させていただきました。
こんにちは。はじめまして。

こちらのサイトはいつも興味深く拝見しています。

ところで、Lux Mix '81ですが、10分長い
10本限定の方を所有していますが、NTSCでした。
全部PALでは無い様です。
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