更新日: 2021年01月31日 (Sunday)

リリース数: 500
リリース元: Waystyx (2009年2月11日)
日本での配給元: キャプテントリップ・レコーズ (2009年5月30日) ※日本語解説・オビ付き
主な購入先: アマゾン
1-15
CD『Windvogel』は、2009年2月11日にロシア・モスクワのwaystyxレーベルよりリリースされました。タイトルのWindvogelは凧を意味します。ジャケットは、タイトルのイメージを膨らませた特別仕様になっていて、以下のように展開すると凧の形になります。

約61分にわたる本エレクトロニクス作品は、15のエピソードにより構成されています。始まりは、なだらかなサウンドの上に乗っかった、細かく刻むシークエンスです。ところが、3トラック目では一転して、ダンスフロア向けのビートに変わります。かと思えば、リズムがない幻想的でダークなエピソードもあり、その後、再びシークエンスが走るエピソードへと進みます。さらに、これ以上細かくできないくらい細やかな、まるで流れるミシンのようなリズムのエピソードになったと思ったら、14トラック目では、ほんの少しアシッドハウスのエッセンスまで入った、かっこいいベースのシークエンスのエピソードまで現れます。やはり、Conさんの音の世界は一筋縄ではいかないです。
本作は、プライベート・リリース『00/187 Windvögel』の正式リリース版です。余談ですが、正式版のタイトルは単数形で、ジャケットの装丁通り1つの凧ですが、プライベート・リリースのタイトルは複数形となっていて、ジャケットにも複数の凧が描かれています。
00/187 Windvögel
なお、正式版のリリース前に33部のみプレスされた、赤ジャケットのテスト・プレス盤も存在します。

日本では、2009年5月30日にCD『ヴィントフォーゲル』が、キャプテントリップ・レコーズより日本語解説・オビ付き仕様の完全限定盤で国内配給されています。
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| Conrad Schnitzler::音楽作品解説 | 02:18 PM | comments (0) | trackback (0) |
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