The ghost stories.

ゆうが語る、フォークロア

<第十四話〜あの世のお医者さん〜>  

 それではまたおあいしましょう・・・。

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<第十三話〜初めて見た時のこと〜>  
 

 それではまたおあいできますように・・・。

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<第十二話〜虫の知らせ〜>  

それではまたおあいできますように・・・。

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<第十一話〜後日談〜>

ここからは前回のお話の後日談です。

私には年の離れた妹が一人いますが、この話は妹からきいたものです。

妹は当時小学生で、そもそも私の体験など知る由もありません。

私自身、自分の体験などはめったに人に話すことはありませんし、

その性格ゆえ、大概のことは自分一人の胸にしまっておくという習性があります。

さて、その話とは・・・。

友人の幼なじみの葬儀があった数日後の夕飯の時、妹が一生懸命に両親に

「お化けを見ちゃった」話をしています。母は妹の話を熱心に聞いていましたが、

私は大して気にも留めず聞くとはなしにきいておりました。

妹は興奮していたようです。

授業中に、窓際の生徒が表を指して突然「あっ、お化けだ!」と叫びます。

その声につられて、生徒が先生の制止の声も聞かず窓際に集まりました。

妹の教室は校舎の2階にあって、学校と道路を挟んで執り行なっている

葬儀の様子が丸見えだったのです。

その葬儀をしている家の玄関の前で、白い人型がゆらゆらと揺れ、玄関から出た

り入ったりするのを先生とその場に殺到した生徒が全員見たそうです。

授業中ということもあり、この「事件」は後で問題になり担任の先生からきつく口外

しないようにと言い含められたにもかかわらず、

子供たちの口から口へ伝えられていくことになりました。

いわゆる「都市伝説」として、語られていく話の源になっていく典型だと思います。

それはともかく、その話を聞いていた私は、その家こそお線香をあげに行った家

なのでかなり複雑な思いでした。

私は、無念の思いで旅立たなければならなかったであろう故人を思った時、

それがたとえ事実であっても、死者を見送る儀式に起きた出来事を単なる好奇心

から、騒いで欲しくはありませんでした。しかし、ここで何かを話せば、それが新

たな真実であるかのように脚色されて「怪談」として語られていくことは

火を見るよりも明らかでしたので私は黙っていました。

この点に関しては、私はたぶん、かなり頑固です。

「死」だけを切り取り怪談や怖い話しとして語ることは、

時には面白い余興でもあるのは私も知っています。ですから、聞き手に回っても、

自分のいろいろな体験を率先して話すということは今まであまりありませんでした

では、何故、今なのか・・・。

おそらく、それはここ数年に起きたいろいろな事件のせいかも知れません。

神の名を騙り、死者の尊厳を冒涜し、あるいは残された人を惑わす一部の人々。

人の死は特別なことではなく誰にでも訪れる平等な現象です。

私は人の心をもてあそぶような一部の人々が、いつか思い違いに気がついて

くれればどんなに幸せだろうと思うのです。

実際、その手の人に被害を受けた人を知っていますが

お金をいくら積んでも心の平安は得られないということがわかります。

心の問題は、心でしか解決できないということを

私のつたない経験から知って欲しい・・そう思ったのです。

まず、死は恐れるものでも避けられるものでもないことを知った時から

いかに生きていくかということが、私の根っこの部分になりました。

それを教えてくれたのは、

もちろん、私の亡くなった母であることに変わりはありません。

それではまた、おめにかかれますように。

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<第十話〜一期一会〜>

   それでは、また明日の晩お目にかかりましょう。

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