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Conさんの音楽作品には、ごく普通にプレイヤーで再生して聴くだけでは済まされないものがあります。以下は具体例です。

●LP/CD『Consequenz

Consequenz

Wolfgang "Sequenza" Seidelとコラボレートし、プライベート・リリースで500部リリースされた本作では、リスナーに歌を付けてもらい、録音したテープを送ってもらうよう呼びかけました。なお、実際にテープを送って来たうちの一人がジェン・ケン・モンゴメリー~Gen Ken Montgomeryで、後にLP『ConGen』でコラボレートしたり、"カセット・コン・サート"でコンダクター役を行ったりと、密なつき合いをするきっかけとなりました。また、De Fabriekも本作を元にしたカセット『Fabrieks Conseqensus』をリリースしていますが、その後、De Fabriek名義のLP『Labish Intermediariës』およびCD-R『Labische Intermediaries II - 20 Golden Kraut Hits』にConさんが参加しています。

●4枚組CD-Rボックス『5.5.85』、CD『Wondelconcert BOX



5.5.85』は、手作りの箱に入ったCD-R4枚組の作品です。それぞれのCD-Rには音の素材が収録されていて、コン・サートのときに、コンダクター役の人が、これらの音源をミックスして使用することができるようになっています。コンダクター役は、Conさん本人である必要はなく、他の人達がミックスを行うことを提唱しています。例えば、ジェン・ケン・モンゴメリーは、『5.5.85』の音源を用いて、実際に何度かコン・サートを開催しています。リスナーも同様に、これらの音源をミックスして、独自にコン・サートを開くことができるというわけです。例えば、Conさんの説明をそのまま引用すると、4人の友達がCDプレイヤーやミキサーといった機材を各自で持ち寄り、CD-Rの音源をミックスすることによって、新しい音楽が創造されるといった感じです。

Wondelconcert BOX

Wondelconcert BOX』は、CD『CONVICTION』のプライベート・リリース盤である『00/341 WANDELCONCERT』およびミックス前の各ソロ・トラックを収録した00/331、00/334、00/337、00/340の、計CD-R5枚組のボックスセットです。『5.5.85』と同様、リスナーが独自にミックスして楽しむことを提唱しています。




なお、Conさんのプライベート・リリースのCD-Rの中には、他にもSolo Voice(単一の音色)を収録したものが多数あります。これらは、そのまま聴くこともできますが、『5.5.85』のようにコン・サート用の素材となったり、『Wondelconcert BOX』のソロ・トラックのCDのように、他の作品のための音源としても用いられます。

●カセット『The Red Cassette』 (再発盤: LP『Zug』)

多人数で同時に曲を鳴らすことを要望し、Conさんの友人であるローリー・アンダーソンの手により関連イベントが開かれたこともありました。以下は、Matt Howarthによる想像図です。「1000人が1000台のラジカセを手にして」のようなことが書かれています。(画像はConさんご提供。)

Cassetten fuer alle
Cassetten für alle (すべての人にカセットを)

●『Grün』、『Con3

GrunCon3

LP『Grün』のB面"Bis Die Blaue Blume Blüht"(青い花が開くまで)は、33回転、45回転の好きな方で聴くことができるようになっています。(CD『Grün』には両方のバージョンが収録されています。)また、LP『Con3』も同様、33回転で普通に聴くだけでなく、45回転で聴くことを提唱しています。

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