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GIANCARLO TONIUTTI and CONRAD SCHNITZLER: кулáк(camma)



リリース元: Urlo Panseri Editore (1990-UR-Ri 1990年)
リリース数: 500

A: cjaldîr ..... aìne (24:48)
B: rasclèn dòngje-ferȃl (20:14)

1990年にLPでイタリアのUrlo Panseri Editoreよりリリースされた本作品は、イタリアのジャンカルロ・トニウッティさんと Conさんとのコラボレーションによるものです。その作風は、散りばめられたインダストリアル系の生音をドローンでつなぎ合わせたような感じで、芸術的なセンスの良さが際だった作品です。

なお、本作のジャケットはゲートフォールド(見開き)となっていて、その内側には、ライナーノートとして、ジャンカルロさんによる母国語についての考察が英語で記載されています。そして、それに関連するかのように、本作には様々な言語が用いられています。例えば、タイトルの"кулáк"はロシア語、"camma"はイタリア語、A・B面の各曲のタイトルは、調べた限り、どうやらフリウーリ語(イタリア北東部の言語)のようです。また、イタリアの詩人アンドレア・ザンゾットの詩が記載されている他、裏ジャケットにはノルウエー語と思われる言語でメッセージが記載されています。

ところで、本作のディレクションはジャンカルロさんが行っていて、マスターテープもジャンカルロさんが所有しているため、Conさんが本作をプライベート・リリースのCD-Rで販売することはありませんでした。ジャンカルロさん本人に2012年に確認したところ、古いマスターテープをデジタル化するための機材が高価なため、当面、本作のCD化の予定はないとのことでした。

| Conrad Schnitzler::音楽作品解説 | 11:00 AM | comments (0) | trackback (0) |

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