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Aquatic Vine Music

リリース元: Real Vine Music (RVM 02 2006年)

01. 11:49
02. 06:42
03. 11:49
04. 05:02
05. 08:26
06. 04:43
07. 07:47
08. 04:27

本作は、2006年にリリースされた、ConさんとMichael Thomas RoeのコラボレーションによるCD-R『Aquatic Vine Music/Mi.T.-CON 05』です。Michael Thomas Roe とのコラボレーションは、2005年にリリースされたCD-R『Mi.T.-CON 04』に続き2作目となります。

以下は、Michaelさん自身による作品解説の意訳です:

『Aquatic Vine Music』は世界の内側にある世界です。"Aquatic"(水中の)とはいっても、洋上での瞑想ではなく、言わば、海面下に潜る意味合いです。私はこれらすべての美しい魚やキラキラとした珊瑚礁、すべてが輝き生き生きと泡立った青い海を想像しているのですが、その一方で、Conはマンタ、サメ、イカ、タコ、電気ウナギ、私が敢えて思い浮かべようと思わない、ありとあらゆる生き物を思い浮かべています。

そして、私の愛しい海底で、海流が途方もなく行き来している間、Conはモーター音を耳にし、可燃性燃料で動くエンジンを想像して、そのリベットの部分が弱ってナットとボルトが緩んでいくところを思い巡らします。船舶は浮かんでいますが、いつかは沈んでいきます。とはいえ、すべてが脅威を感じさせるものではありません。CDを聴き終える頃には、救われた心地にパワフルに満たされることでしょう。


実際に聴いてみると、海中を想像させるような音作りが随所でなされていることに気付きます。また、前作『Mi.T.-CON 04』よりもメロディアスな傾向が減り、その分Conさん色の度合いが増しています。はっきりメロディーと呼べるものは、最後の曲で繰り返される落ち着いたピアノの旋律程度です。その他、Michaelさんの解説にあるように、船のモーター音が冒頭から鳴り響く曲があります。なお、Conさんが海から現実的な船舶の音を想像する理由の一つとしては、彼が若い頃船乗りだった経験があることが挙げられます。(詳細はWolfgang "Sequenza" Seidelさんの寄稿文を参照してください。)


リリース元: QBICO (QBICO 41 2006年3月)

side A: Spur (19:14)
side B: Rhythmus (19:24)

LP『Zug』は、2006年3月、QBICOの5周年記念の企画の一つとして、ピクチャー・ディスクでリリースされました。本作には"Zug"(列車)が、約19分の長さで、両面のそれぞれに収録されています。それらは区別が付きにくい程よく似ています。Zugは音数が少ないのが特徴で、列車からインスパイアされた、決められたリズムの反復に合わせて、列車の通過をイメージするかのようなバッキング音や、フランジャーによるメタリックな効果音が被さったシンプルな構成となっています。曲全体が一つの調に収まっていて不協和音の要素もないため、大変聴きやすいです。

Zugは、1974年にカセットテープでリリースされた『The Red Cassette』のA・B面をミックスした曲です。『The Red Cassette』では、リズム・トラックのみが収録された面を"Rhythmus"、その他のサウンドが収録された面を"Spur"と呼んでいます。本作品では、ミックスでありながらソロ・トラックと同じ曲名(Rhythmus/Spur)が付けられています。

なお、Zugのショート・バージョンがLP/CD『Con』(再発盤CD『Ballet Statique』)に収録されています。

ところで『The Red Cassette』は、多人数が集まって、皆が同時にどちらか好きな面を鳴らすことを想定して作られています。以下は、Matt Howarthによる想像図です。「1000人が1000台のラジカセを手にして」のようなことが書かれています。(画像はConさんご提供。)


Cassetten für alle (すべての人にカセットを)

実際、友人のローリー・アンダーソンの計らいで、数十人がギャラリーに集まって、皆でZugを鳴らすイベントが開かれたことがありました。しかし、本当は、ヤンキース・スタジアムを数万人で埋め尽くしてやるのがConさんの夢でした。

以下は、Conさんより寄せられたZugについてのテキストを意訳したものです。

「ZUGについて(ザ・レッド・カセット)」
(2006年4月21日 Conrad Schnitzler 日本語意訳: Jin)

ZUGは元々1972年にカセット・アクション・パフォーマンスのために作られたものです。『ザ・レッド・カセット』を1974年にカセット・テープで800部作りましたが、それは、カセット・アクション・パフォーマンスのときに、いくつも同時に必要な数だけ鳴らせるようにするためです。

ZUGは2つのトラックで構成されています。カセットの片面にはRHYTHMUSというトラックが収められています。もう片面はSPURというトラックです。カセットの2つの面は、それぞれ流したいだけ流すべきで、また、そうすることができるようになっていました。どういう意味かというと、できるだけ多くのトラックを同時に何人もの人が一緒に鳴らすことができ、そして全員で鳴らしたすべての音がミックス可能ということです。

曲は、全体を称して"ZUG"(列車)といいます。列車が動くシーンやその瞬間を収録したビデオ映像も曲のために作成されています。その後、ZUGの曲の一部は『Con』に収録されましたが、ここではぼかした感じのバージョンを聴くことができます。また現在、ZUGには以下のバージョン違いがあります。

・CDR ZUG-RHYTHMUS: ソロ・トラックRHYTHMUSの、約60分ロング・バージョン。


・CDR ZUG-Spur: ソロ・トラックSpurの、約60分ロング・バージョン。


・CDR Rhythmus ID 1 and Spur ID 2: 2つのソロ・トラック"RHYTHMUS"と"Spur"を収録。


・CDR Rhythmus and Spur mixed: Zug、約60分のロング・バージョン。


・CDR LP long version: Zug、約70分ロング・バージョン。
Zug

原文(英語): About ZUG (the red cassette) by Conrad Schnitzler (21.4.06)
リリース元: TRBProd. (MP3 Album 01 2003年1月25日)

Conrad Schnitzler - 00/168-8 Solo Elec
Conrad Schnitzler - 00/188-8 Mix Solos
Conrad Schnitzler - 00/176-8 Electric Scene
Conrad Schnitzler - 00/184-8 Concert-Mix
Conrad Schnitzler - 00/187-8 Dramat. Elec. Music
Conrad Schnitzler - 00/015-8 Elec. Melo. Perc.
Conrad Schnitzler - 00/190-8 Ryco
Conrad Schnitzler - 00/029-8 Piano

2003年、本リリースはノルウェーのTRBProdより、"ダウンロード・アルバム"の最初の1枚としてリリースされました。収録された8曲は、Conさんが1991~2002年に作成したプライベート・リリースのCD-Rから選曲されています。当時は、無料でこれらの曲のMP3をダウンロードすることができました。(現状は、ファイルをダウンロードしようとすると"Not Found"となります。)


リリース元: Real Vine Music (2005年)

01. 03:36
02. 02:02
03. 06:40
04. 15:15
05. 03:12
06. 05:40
07. 23:29
08. 01:22

本CD-Rは、Conさんと米国アトランタ在住のMichael Thomas Roeとの初コラボレーション作品です。本作は、全体的に割とメロディアスですが、Michaelによる、明るく伸び伸びした、落ち着いた感じのエレクトリック・ミュージックに、Conさんが相反する不協和音をミックスしています。最大の聴きどころは、23分に渡って展開される7曲目で、この曲の成功により、これ以降、さらに2作のコラボレーション作品『Aquatic Vine Music』(2006年)、『MIC & CON 07』(2007年)を発表していくことになります。
●LP『Con '72 Part II』



リリース元: Qbico (QBICO 20 2004年)
リリース枚数: 326 (最初のA-Zの26枚は、打ち抜きのジャケットに、手押しスタンプの文字が入った2色刷りのインサート付き。残りの300枚は白黒のジャケット。)

※以下はA-Zのジャケット:


Side A:
Side B:

本作は2002年にリリースされたLP『Con '72』の続編で、1972年春、英国ロンドンのGerman Instituteでのライブ録音。『Con '72』と同様に、EMS Synthi AをConさんがワイルドに実演する模様が記録されています。

●CDR『1972 SYNTHI A live" (Part 2)』



リリース元: プライベート・リリース
Part 1と合わせて2枚組です。

1-25

Part 1の続きが、約60分に渡り収録されています。(LPには、CDR版『1972 SYNTHI A live" (Part 1)』の15トラック目以降と、CDR版『1972 SYNTHI A live" (Part 2)』のいくつかのパートが収録されています。)


リリース元: Margen Records (1103/1 2003年)

1. Part 1 (5:19)
2. Part 2 (4:26)
3. Part 3 (6:49)
4. Part 4 (3:46)
5. Part 5 (5:37)
6. Part 6 (3:35)
7. Part 7 (3:57)
8. Part 8 (4:51)
9. Part 9 (4:37)
10. Part 10 (4:57)
11. Part 11 (4:33)
12. Part 12 (6:15)

2003年にCDでスペインのMargen Recordsよりリリースされた本作品は、Conさんのプライベート・リリースのCD-R、00/XXXシリーズから選ばれたものです。比較的聴きやすい作風のトラックを多く収録しているため、00/XXXシリーズの入門編としても最適です。

トラック1は00/172のトラック13。
トラック3は00/172のトラック15。(CD『Gold』のトラック6に収録された、70年代初期の作品のリメイク版。)
トラック6は00/190のトラック3。
トラック9は00/190のトラック1。
トラック10は00/139のトラック10。
トラック11は00/153のトラック12。
トラック12は00/184 『TTTConcert』のトラック4~5の短いバージョン。
【目次】

オリジナル版CD『GOLD』
CD/LP/DLリマスター再発版『GOLD』

===================================================

●オリジナル版CD『GOLD』

Gold

リリース元:MARGINAL TALENT (MT-526 2003年5月1日)
主な購入先: アマゾン

1-14

全14トラック、すべて曲名はありません。また、GOLD一色で何も書かれていない10ページのライナーノート(?)が付いています。(同じくMarginal Talentから2001年に再発された『BLAU』のCD版と同じパターンです。)

多くの曲にははっきりとしたメロディーがあるため、かなり聞きやすい部類に入ると思います。6曲目は、CD『Contakt』に収録された3曲目の初期バージョンと思われます。Conさん本人に確認したところ、これらの音源はすべて1974-1978年に友人宅で録音されたもので、友人によってテープが保管されていたそうです。(息子の家から見つかったという話もありますが、Conさん曰く、それは事実ではないそうです。)とはいえ、実際にはデジタル音源が使用されているため、いつものように、当時のサウンドに満足できず録音し直してリリースしたものと思われます。

同じように友だちによって保管されていた70年代の別のテープは、後に『SILVER』としてリリースされましたが、Conさんによれば、その他にもまだ同年代のテープのストックが残っているとのことでした。

●CD/LP/DLリマスター再発版『GOLD』



リリース元: Bureau B (BB 150 2013年11月8日)
主な購入先: アマゾン(CD) アマゾン(LP) HMV(CD) HMV(LP)
試聴: Bureau B

1-14

本デジタル・リマスター再発版『GOLD』は、2013年11月8日、ドイツのBureau Bレーベルよりデジパック仕様のCD、180グラムLPおよびダウンロードでリリースされました。ライナーノート付きです。
●LP『Live Action 1977』



リリース元: Plate Lunch Records (VGR LA 1977-PL 02 2002年)

Side One:
LIVE ACTION 1977 (part 1): 19:04

Side Two:
LIVE ACTION 1977 (part 2): 20:14

本作品は、Conさんが1977年に西ベルリンの工場で行ったライブ・パフォーマンスを収録した音源です。Conさんが自らライブ・アクションを行ったのは70年代までで、80年代に入ると「コン・サート」という独自のスタイルに移行します。そのため、本作品は、当時の限られたライブ演奏の様子を記録した貴重な音源といえます。本作品では、あらかじめ制作しておいたテープに被せて、本人がシンセサイザー EMS Synthi A をライブで操作するという形式を取っています。実質、いくつかのパートに分かれていて、曲調が徐々に移り変わっていきます。

なお、本作品のジャケットカバーはエンボス加工で、タイトルとConさんの名前がシルバーに輝きます。また、レコード盤は、クリア・ビニールとブラック・ビニールの計2種類のバージョンがあります。

●CDR『Live Action 1977』



リリース元: プライベート・リリース

1-12

LP盤の続きを含め、約60分におよぶライブ・アクションの模様が収録されています。LPには、CDR版でいうところの8トラック目の途中までが収録されていて、ワイルドかつノイジーなパートで終わっていますが、CDR版には、その後ノイジーさが薄れるなどして、曲調がさらに変化していく様が収められています。

関連項目: コン・サートとは


リリース元: Submergence Music (SUB-0052 2001年)

1. 18:55
2. 20:33
3. 20:56

本作は、2001年に米国ニューヨークのSubmergence MusicよりCDでリリースされました。1981年にリリースされたLP『Conal』は大変好評でしたが、その後、惜しくもマスターテープの多くの部分が使用できない状態になってしまったため、Conさんは、代わりに、21世紀版の『Conal』となる本作を制作しました。

内容的には、オリジナルの『Conal』のエッセンスを若干含みつつも、抜けのあるクリアーな音色のサウンドを多用するなど、作風は大きく進化しています。クレジットによると、1・2曲目は2001年に録音とミックスがなされています。2トラック目の冒頭で使用されている、ノリのある短いベース・パターンの反復は印象的で、オリジナルの『Conal』にはなかった要素です。なお3曲目は、1981年に録音されて2000年にミックスされたことがクレジットに記載されていますが、これは、『Conal』のオリジナルのマスターテープから使える部分をミックスしたことを表しています。とはいえ、実質、全く異なる曲に仕上がっていて、安定感のある跳ねるリズムやオルガンの長音などから、2000年という新たなミレニアムの到来を享受するかのようなニュアンスが感じられます。

ジャケット・カバー・アートは、『Conal』でも使用された、Conさんが1981年当時住んでいたフラットの写真を加工したものです。また、折り込みのインサートには、簡単な経歴やConさんによる2001年版のステートメントが英語で記載されている他、草履を履いて両手に東洋風の置物を持つパフォーマンスを行うConさんの写真が付いています。(余談ですが、この写真に写っている東洋風の置物は、ビデオ作品『CONASTRO』の冒頭にも登場します。)


リリース元: Generator Sound Art (GA-12 2000年)
購入先: Generator Sound Art(米国)

CD1
1. 31:12
2. 29:48
CD2
1. 31:44
2. 29:48
CD3
1. 31:22
2. 29:48
CD4
1. 31:32
2. 29:44

『5.5.85』は、2000年にCD-R4枚組のボックス装丁で、米国Generator Sound Artよりリリースされました。各CD-Rにはソロ・トラックが収録されていて、それらを同時再生してライブミックスすると、リスナー独自のコン・サート作品『5.5.85』が出来上がる仕組みです。

4枚のCD-Rを手軽にミックスして聴く1つの方法として、PC上で行うやり方があります。具体的には、各CD-RからiTunesなどにより.wavフォーマットのファイルを生成し、それらをAudacityなどのフリーウエアでライブ・ミックスすることができます。

そのような方法で自分でやってみると、いろいろ新たな発見があって楽しめます。実は、LP『Concert』のSide 2(黒レーベルの面)には、本作品のトラック2のミックスの最初の約20分が収録されていて、さらにCD再発盤『Concert』には、本作品のトラック2のミックスが完全収録されていて、きれいな協和音のエンディングも含めて聴けるため、それらのConさんによる「お手本」と聴き比べできるわけですが、自分自身で実際にミックスしてみると、例えばLP/CDのお手本では、フェードインで始まる冒頭部は、一部のCD-Rの音をカットすることにより、あのようなサウンドを創り出しているということが実感できます。

なお、丸々『5.5.85』をConさん自身がミックスしたお手本も、以前、『CC5.5.85』としてプライベート・リリースされていました。(本作品のトラック2のミックスが『CC5.5.85』にも収録されていますが、LP/CD『Concert』に収録されているミックスとは若干異なる別ミックスです。)


ところで、本作品のジャケットをよく見ると、中央のconの文字の右上にCERTと書かれていて、Con-Cert(コン・サート)作品であることを仄めかしています。さらに箱を開けると、蓋の裏側にジェン・ケン・モンゴメリーとConさん自身によるライナーノートの記載があり、コン・サートのタイプが、コンセプト・コンサートであることが明記されています。

箱の底には『5.5.85』のオリジナル・カセット版の写真が掲載されています。これは、Conさんがジェン・ケンに当時送ったもので、ジェン・ケンにとっては、Conさんから送られてきた初めてのコン・サート音源でした。それ以降、ジェン・ケンは『5.5.85』のコン・サートを幾度となくコンダクターとして実施しています。2012年にジェン・ケンが実施した『5.5.85』のコン・サートの映像は、当時インターネット上で公開されました。

【関連項目】

Conrad Schnitzlerの、ごく普通に聴くだけでは済まされない音楽作品



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