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リリース元: Kröten Kassetten (kk 021 1989年)

A
B

1989年に、東ドイツの東ベルリン(当時)のJÖRG THOMASIUSが、自身のレーベルKröten Kassettenから60分カセットテープでリリースした『FEEDBACK』には、Conさんの音声が使用されています。本作品は、Conさん、ジェン・ケン・モンゴメリー、デビッド・プレスコット、Michael Chocholakによる音声やその他のサウンドに、ディレイ(フィードバック)等のエフェクトを掛けてコラージュしたものです。例えば、Conさんの"Airport, Taxi, Bar, Hotel"といった話し声が使用されています。

●オリジナルLP版



リリース元: Auf Dem Nil ‎(DMM 012 R 1989年)

(Side A)
1. Prince Farm's Balance Buddha (11:15)
2. Subadai's Sun Beam Sally (5:39)
3. Angkor's Balance Buddha (11:07)
(Side B)
1. Nirvana's Polytelis Magic Typhoon (25:02)

オランダのグループDe Fabriekが、1989年にイタリアのAuf Dem NilからリリースしたLP『Labish Intermediariës』には、Conさんが参加しています。
本作品に収録された各曲のタイトルからは、東洋の仏教的なニュアンスが感じ取れます。

"プリンス農場の仏の瞑想"、"スバダイの太陽の閃光"、"(カンボジアの)アンコールの仏の瞑想"、"悟りの地に住むインコがもたらす不思議な台風"。

タイトルだけでなく、曲の作風も、全体的に雲や霞が漂うような電子音で、B面の前半部に突然始まるリズムマシンのビートを除き、リズムも皆無です。方向性としては、初期のポポル・ヴーを連想させる感じです。

●デジタル版



リリース元: bandcamp (2021年2月12日)
購入先:bandcamp
試聴: bandcamp

1. Prince Farm's Balance Buddha (11:18)
2. Subadai's Sun Beam Sally (5:39)
3. Angkor's Balance Buddha (8:35)
4. Nirvana's Polytelis Magic Typhoon (24:52)

2021年2月12日、デジタル版がダウンロード可能になりました。全曲、試聴できます。3トラック目はオリジナルLP版よりも2分半程度短くまとめられたバージョンとなっています。


リリース元: Sound Of Pig ‎(SOP 270 1989年)
主な購入先: 米国Sound Of Pig

米国ボストン在住のDavid Prescottが1989年にカセットでリリースした『Concentration/Combination』には、B面に収録された約24分のトラック"Combination"にConさんの語りの声が用いられています。ダークなエレクトロニック・サウンドが流れる中、トラック中盤の13分半頃から約90秒間、Conさんによる"What do you think you have to do?"(何をしなければならないと思うか?)などといった語りが入ります。ちなみに、その問い掛けに対して別の人の声で、"Maybe nothing. Maybe we do nothing."(たぶん何もしない。)という返答も入っています。


リリース元: Posercorpse Music (FRANK 001 1987年)

1987年にノルウェーのPosercorpse Musicよりリリースされたメイヘムのデビュー作EP『Deathcrush』には、A面1曲目にConさんの作品"Silvester Anfang"が収録されています。この作品についての経緯やエピソードは、 『24/06/11』を参照してください。"Silvester Anfang"はドラム音だけで構成された曲ですが、まるでトーキング・ドラムのようにドラムが旋律も担っているところが非常にユニークです。


リリース元: Stechapfel-Verlag (1983年)

Populäre Mechanik(ヴォルフガング・ザイデルさんが関わっているバンド)が、1983年にカセットテープでドイツのStechapfelよりリリースした『no 2』には、1面1曲目に"Fablik"(『AUF DEM SCHWARZEN KANAL』に収録)の別バージョンが収録されています。また、さらにFabrikの短いリミックス・バージョン"Fabrik (Slight Return)"も2面1曲目に収録されています。(曲のクレジットは、Conさんとヴォルフガングさんの2人の名義となっています。)なお、これら2曲は、2015年にCD/LPでリリースされた編集盤『KOLLEKTION 03』にも収録されています。
●オリジナル・カセット版『Fabrieks Conseqensus』



リリース元: FABPROD (FAB 8 1982年)

Conさんとヴォルフガング・ザイデルさんが1980年にLP『Consequenz』をリリースした際、リスナーに歌を付けてもらい、録音したテープを送ってもらうよう呼びかけました。オランダのグループDe Fabriekは、その呼びかけに応え、1982年に本作品を制作し、45分カセットテープで自身のレーベルからリリースしました。本作には計8曲が収録されていますが、B面最後の4曲目を除く7曲が、『Consequenz』にボーカルを加えたバージョンとなっています。なお、それらはただ単にカラオケに歌を付けただけのものではなく、Fabriek独自のニュアンスが盛り込まれています。例えば、多くの曲で、複数のボーカルが同時に入っていて、また、曲によっては楽器等のサウンドを加えたものもあります。さらに、A面4曲目のFata Morganaは超スロー・バージョンで、『Consequenz』のオリジナル・バージョンが約5分なのに対し、本バージョンは約10分もある、といった具合です。

●再発カセット版『Fabrieks Conseqensus』

リリース元: EGK ‎(EGK 011 1986年)
リリース数: 50

スペインのEGKより1986年にカセットテープで50部再発された本リリースには、『Consequenz』にボーカルを加えたバージョンの7曲が収録されています。なお、オリジナル版『Fabrieks Conseqensus』のB面最後の4曲目は収録されていません。



リリース元: Stechapfel Produktion (1980年)

Side A:
1. ...abends ins S.O.
2. walzer mit H.
3. tembo 1&2
4. der kob geht um
5. nord-süd
6. fieber
7. der westen ist einsam
8. oh

Side B:
1. das tier
2. coca
3. schlagt die weissen mit dem roten keil no .9
4. alaska ist grün

本リリースは、ヴォルフガング・ザイデルさんがSequenza名義で1980年にベルリンのStechapfelレーベルからリリースした、46分テープのカセット作品です。ヴォルフガングさんによると、収録された曲は主に『Con3』制作時のアウトテイクとのことですが、作風は"Sequenza"という彼のニックネームどおり、元々ドラマーである彼が、シーケンサーに合わせて生ドラムや生パーカッション、またはマリンバやビブラフォンを叩くのが基本コンセプトです。また、ドラム音がときどきシンセで変調される他、『Consequenz』に近い感覚の曲も含まれています。

本作にはConさんとの共作"Coca"や"Das Tier"も含まれていますが、いずれも『Con3』に収録されたものとはバージョンが異なります。"Coca"はインストゥルメンタルで、冒頭部のアレンジも異なります。"Das Tier"については、『パラゴン・アウトテイクス』に収録されたバージョンとも異なり、シークエンス音がよりリズムカルなものにアレンジされています。A面5トラック目の"Nord-Süd"は、キャプテントリップの『Con3』再発盤CDに収録されているボーナストラック"Con3.2"の別バージョンです。A面8トラック目"oh"は『AUF DEM SCHWARZEN KANAL』に収録されている"Elektroklang"の短いリミックスと思われます。B面3トラック目のクレジットは、wolf sequenza & populäre mechanikですが、populäre mechanikはヴォルフガング・ザイデルさんが関わっているバンドです。

ところで、2012年6月22日にリリースされた8枚組LPボックス『CONTAINER T1-T12』には、リリース元のレーベルの会員限定ボーナスとして、本カセットのうちの5トラックを収録した7インチ・レコード盤(33回転)が付いています。各トラックのバージョンはカセット版と同じですが、レコード盤は音質が向上しています。

●2枚組LP『DAS IST SCHÖNHEIT』



Seite 1:
1. Peter Reitberger (5:07)
2. Rima Lucia Mardoyan: Synphonie Nr. I (5:02)
3. Walter Thielsch / Thomas Fehlmann: Einschlag 1000 Verbindungen schlägt (2:24)
4. Rainer Oehms: Kommilitonen (1:06)
5. Holger Hiller / Angela Marcus (4:51)
6. Karin (3:21)
7. Insook (0:39)
Seite 2:
1. Oliver Hirschbiegel: Billy Sagte... (3:54)
2. Saskia Czchoch (4:27)
3. Insook (3:45)
4. Insook (4:34)
5. Jürgen Heimes (5:07)
Seite 3:
1. Karin (3:57)
2. Saskia Czchoch (1:57)
3. Jürgen Heimes (4:57)
4. Angela Marcus (2:28)
5. Angela Marcus (3:37)
6. Jelle Fargo (2:35)
7. Kathrin Baumann (2:08)
8. Claus Böhmler: Falckenstein (2:22)
Seite 4:
1. Oliver Hirschbiegel: Mama Ist Schuld (2:20)
2. Thomas Fehlmann / Walter Thielsch / André Rademacher (0:14)
3. Walter Thielsch: Taken (3:29)
4. Holger Hiller: Sentimental (2:06)
5. Holger Hiller (1:50)
6. Thomas Fehlmann / Walter Thielsch / André Rademacher: Leichtes Heizöl (2:45)
7. Thomas Fehlmann / Walter Thielsch / André Rademacher: Blumentritt (2:37)
8. Thomas Fehlmann / Walter Thielsch / André Rademacher: Wenn Mut Bestraft Wird (1:43)
9. Thomas Fehlmann / Walter Thielsch / André Rademacher: Frisst Mammi Farbstoff (0:56)
10. Thomas Fehlmann / Walter Thielsch / André Rademacher: Kinder, Der Tod Ist Gar Nicht So Schlimm (2:09)

リリース数: ファースト・エディション: 1000 (さらに、セカンド・エディションあり)
Hochschule der bildenden Künsteによる出資 (1980年)

1979年にConさんがハンブルク造形美術大学でゲスト講師として講義を行った際、その成果として生徒が制作した計30曲を2枚組LPに収録した作品。生徒にはホルガー・ヒラーやトーマス・フェルマンなど、後に名が知られるようになったミュージシャンが含まれています。Conさんはプロデュースのみ行ったため、本作に彼自身の曲は収録されていません。ただし、Conさんの作風に近い作品が複数収録されている他、Conさんのテープがミックスされている曲もあります。また、使用されているシンセサイザーの音色も、当時Conさんの作品で度々使用されていたのと同じものです。ジャケット・カバー・アートは トーマス・フェルマンまたはWalter Thielschによる手描きの絵で、一枚一枚すべて異なります。(上のジャケット画像は、私の手元にあるLPを撮影したものです。)なお、トーマス・フェルマンは、2008年にリリースされた12インチEP『00/346+00/380: Mixes 2』にConさんのミックス作品を提供していて、さらに、2015年にリリースされたConさんのコンピレーションCD/LP『KOLLEKTION 5: CONRAD SCHNITZLER compiled by THOMAS FEHLMANN』では編集を行っています。

※余談ですが、3面2曲目(Saskia Czchoch作)には神社のサウンドがミックスされています。これは、1960年代にドイツでリリースされた、日本の神道のサウンドを収録したLPから取られたものであることが判明しています。


リリース元: Fuego (2612 2015年)
主な購入先: アマゾン(デジタル)

2015年にリリースされたTon Steine Scherben Family名義のシングル「Paradies 2A」に収録された"Kohlen / Halleluja Bust (Medley)"には、Conさんとヴォルフガング・ザイデルさんの名前がクレジットされています。この曲にはCon3に収録された"Kohlen"のフレーズが使用されていて、ロックにアレンジされています。
なお、Ton Steine Scherbenは、1970年代初頭にヴォルフガング・ザイデルさんがドラマーとして在籍していたドイツのバンドです。


リリース元: Jon Tyler プライベート・リリース (2013年12月11日)
主な購入先: Jon Tyler(英国)

Endoplasmic Flowは、Conさんのミックス作品を多数プライベート・リリースしているJon Tylerさんを中心としたプロジェクトです。本作は、2013年12月11日という語呂のいい日にリリース予定です。本作には、以下の4名が参加しています。

Jon Tyler (Endoplasmic Flow)
Michael Thomas Roe (Kluster)
Ole Christenssen (Big Robot)
Steve Cerio
+Con-Spirito (Conさんのスピリット)
※コンラッド・シュニッツラーのソロ・サウンドを使用

なお、Steve Cerio(または、Steven Cerio)さんは、米国ニューヨーク在住のアーティストで、レジデンツの作品のアートワークで知られている人です。



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