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●LP『Con '72』



リリース元: Qbico (QBICO 06 2002年)
リリース枚数: 326 (最初のA-Zの26枚は盤面が黒ビニールに白く焼いたようなデザイン。残りの300枚は盤面が白ビニールに黒く焼いたようなデザイン。)

Side A:
Side B:

1972年春、英国ロンドンのGerman Instituteでのライブ録音。Conさんは、当時発売されたばかりの、(当時、恐らく世界初の)ポータブルなシンセサイザーEMS Synthi Aを購入するためにロンドンを訪れました。そして、同じくロンドンで同時期に開催された"Scene 72"という美術展にも招かれ、その一環で、4週間、連日3~5時間のライブを行いました。ライブでは、手にしたばかりのSynthi Aを操作し、ワイルドな電子音ノイズを実演しました。本作品には、そのときの模様が記録されています。サウンドには、ときどきエコーが掛けられたりしますが、事前にテープで用意したサウンドは使用されていません。

なお、"Scene 72"は、ロンドンの他、ベルリン、ハンブルグ、シュトゥットガルトなど他の都市でも開催され、Conさんもそれらの開催地でライブを行いましたが、ロンドンのライブ録音のみ、テープが再生可能な状態で残っていたとのことです。

ロンドン滞在中、Conさんはアート・スクールでSynthi Aについてのレクチャーも行なった他、自身の音楽作品も制作しました。2011年にリリースされた『Live '72』にはロンドン滞在中に制作したサウンドを元にしたスタジオ作品が収録されています。

ところで、彼は自身でSynthi Aを購入しましたが、実はその購入費用は、ガールフレンド全員から借りたお金で賄ったのだとか。また、自分の分の他にクラフトワークの分も合わせて、計2台のSynthi Aをドイツに持ち帰った逸話が残されています。その後Conさんは、『Rot』以降の「カラー・シリーズ」など、主に70年代の作品でSynthi Aを多用していくことになります。

●CDR『1972 SYNTHI A live" (Part 1)』



リリース元: プライベート・リリース

1-20

Part 2と合わせて2枚組です。

LP盤の続きを含め、約60分におよぶ実演の模様が収録されています。(LPには、CDR版の14トラック目の途中までが収録されています。)

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