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【目次】

LP『CON 3』オリジナル盤
CD『CON 3』 2006年 キャプテン・トリップ・再発リマスター盤
CD/LP/ダウンロード『Con 3』 2012年 Bureau B・再発リマスター盤

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●LP『CON 3』オリジナル盤



リリース元: Sky (sky 061 1981年)

Side1:
1. Komm Mit Nach Berlin (3:07)
2. Kohlen (3:38)
3. Nächte In Kreuzberg (4:44)
4. Hongkong (5:24)
5. Wer Sind Wir Denn (3:45)
Side2:
1. Coca (4:38)
2. Seemannslied (3:29)
3. Das Tier (3:55)
4. Tanze Im Regen (4:45)

1980にリリースされたLP『Consequenz』が英国『Sounds』誌のインディーズ・チャートで8位まで上がった後、Skyレコードからのオファーを受けて制作された、全曲ボーカル付きの歌ものアルバム。ポップで聴きやすく、ときにユーモラスで味わいのある曲が並んでいます。

"Seemannslied"や"Coca"は、Conさんが船乗りだった頃の思い出を歌にしたものです。ヴォルフガング・ザイデルさんによると、"Coca"は、船乗りとしてConさんがアフリカのある国を訪れたときの情景を元にした歌だそうです。その国には水がほとんどなく、お金のある人はコーラを飲んでいたそうです。イントロのアレンジがよく作り込まれた"Coca"は、名曲と言ってしまっても過言ではないのでは。"Wer Sind Wir Denn"ではConさんの他、Conさんの奥さん(実は、中学・高校の音楽の先生でもある)Gillieと、息子グレゴール・シュニッツラーがボーカルで参加しています。Conさん本人に確認したところ、その他の曲は、すべてConさんが自分で歌っているそうです。(ヴォルフガング・ザイデルさんが歌っているというデマも以前流れていましたが、それは誤りで、ザイデルさんは歌うのは好きではないそうです。)ただし、歌詞はConさんとザイデルさんが2人で書いたそうです。

ところで、何げに使用されているバッキングの効果音の中には、実は他の「ポップからかけ離れた」作品にも使用されているのと同じテープの断片が含まれていて、もう一つの聴きどころになっています。なお、Conさんは、このLPを33回転だけでなく45回転でも聴くことを提唱しています。

●CD『CON 3』 2006年 キャプテン・トリップ・再発リマスター盤

Con3

リリース数: 1000
リリース元: キャプテントリップ・レコーズ (CTCD558 2006年8月20日)
主な購入先: アマゾン HMV

1. Komm mit nach Berlin "ベルリンへ一緒においで" (3:08)
2. Kohlen "カネ" (3:40)
3. Nächte in Kreuzberg "クロイツベルクの夜" (4:46)
4. Hongkong "香港" (5:25)
5. Wer sind wir denn "我々は何者だ?" (3:48)
6. Coca "コカ" (4:38)
7. Seemanslied "水夫の歌" (3:29)
8. Das Tier "獣" (3:56)
9. Tanze im Regen "雨の中で踊れ" (4:49)
10. Con3.1 (3:59)
11. Con3.2 (2:45)
12. Con3.3 (3:37)
13. Con3.4 (3:47)
14. Seemanslied (Alternative Mix) "水夫の歌(オルタナティヴ・ミックス)" (5:59)
15. Wer sind wir denn (Alternative Mix) "我々は何者だ?(オルタナティヴ・ミックス)" (5:45)

ボーナス・トラックが6曲追加された紙ジャケ、リマスター盤です。ボーナス・トラックのうち、10~12はダブっぽい作りとなっていて、原曲がほとんど分からない程に解体/再構築されています。13はコンピレーションLP『Berliner / Berlin / in Berlin』(1982年リリース)に収録されている曲の別バージョンで、ノリのいい80年代テクノポップです。シークエンスのメロディーとリズム・パターンの長さが一致せず、少しずつずれていくところがポイントです。14、15は共にインストゥルメンタルの別バージョン。なお、本作は歌詞・対訳付きですが、"Coca"(コカ)や"Tanze im Regen"(雨の中で踊れ)などは、メッセージ色の強い歌詞であることが分かります。

関連項目: Conrad Schnitzler、キャプテントリップからCD全4タイトル、2006年8月20日発売

●CD/LP/ダウンロード『Con 3』 2012年 Bureau B・再発リマスター盤



リリース元: Bureau B (BB 122 2012年10月19日)
主な購入先: アマゾン(CD)アマゾン(LP)HMV(CD)HMV(LP)

CDトラックリスト:
1. Kohlen
2. Nächte In Kreuzberg
3. Hongkong
4. Komm Mit Nach Berlin
5. Wer Sind Wir Denn
6. Coca
7. Seemannslied
8. Das Tier
9. Tanze Im Regen
10. Con3.1
11. Con3.2
12. Con3.3
13. Con3.4
14. Seemanslied (Alt. Mix)
15. Wer sind wir denn (Alt.Mix)

本リリースは、2012年10月19日、ドイツのBureau Bよりデジパック仕様のCD、180グラムLPおよびダウンロードでリリースされた『Con 3』のリマスター再発盤です。ライナーノートとレアな写真が付く他、CD版およびダウンロード版には、6つのボーナス・トラックが収録されています。LP版には、4つのボーナス・トラック(CD版の10~13)が収録されています。なお、曲順は、プライベート・リリースのCD-R版『Con3』と同じです。

この記事のコメント

jacintaさん、コメントありがとうございます。そういう経緯でしたか。Con3のCDRリリースにjacintaさんの影の努力があったわけですね。
私の方は、去年いろいろ調べているときに"Songs All Songs"というCDRがあることに気が付き、MECANOに行ったとき、歌モノのCDRを入れて欲しいという話をしたのですが、それだけじゃ押しが弱いと思い、今年になってからConさんに"Songs All Songs"の内容を確認しました。すると、今はCon3+Bonusという内容に変わっていて、Bonusには例の2枚が収録されていると聞いたので驚いたわけです。そして、今度こそMECANOで仕入れてもらおうと思った矢先にいきなり発売されたので、二度驚いたというわけです。
初めまして。CON3(CDR)は私が氏に3月中旬過ぎにメールし「CON3のCDフォーマット化希望」を伝えました。翌日返事があり「10日間前後でShopMECANOに送る」旨の内容でした。中野さんはSkyレーベルが権利握ってると思い、氏にリクエスト話きり出せない感があったようです。私としては氏の要望を聴き、個人でCON3(CDR)を全て買い取り、日本国内で欲しい人に送料のみ負担してもらい、本CDRを送ろうと考えていたのですが、私のメール内容に、意向伝達不備があり、ShopMECANOの販売のみとなってしまった経緯があります。しかし、氏がCON3名義で(CDR)を制作してくださったのはとにもかくにも嬉しいです。
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