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LP『CONRAD SCHNITZLER + PHARMAKUSTIK / Extruder』



リリース数: 600(超透明クリア・ビニール盤=150、黒ビニール盤=450)
リリース元: ROTORELIEF (ROTOR0066 2018年7月14日)
試聴: YouTube
主な購入先: アマゾン(黒ビニール盤) アマゾン(クリアビニール盤) HMV(黒ビニール盤) HMV(クリアビニール盤)

A1 Kontaktmechanik (6:26)
A2 Extruder (5:16)
A3 Abrasion Métallique (6:27)
B1 Umspulung (8:05)
B2 Doppelwelle (10:10)

Conさんが生前にPHARMAKUSTIKとコラボした未発表作品『Extruder』が、フランスのROTORELIEFより限定600枚のLPでリリースされました。本作は、2016年にリリースされた『Kontraktion』に続く第2弾で、1986年にConさんの自宅スタジオで録音されたテープ5~6本分のセッションを元に、Siegmar Fricke(PHARMAKUSTIK)が2017年に編集したものです。内容は、前作に引き続き、アグレッシブなインダストリアル・ノイズです。なお、A2の冒頭にConさんの音声が流れます。クレジットによると、使用されている機材は、アナログシンセ(EMS Synthi A,、コルグMS20、ヤマハ CS5)、リズムマシン、エフェクト用機材(Dinacord Echocord、デジタル・ディレイ、ibanezマルチエフェクター)、ラジオとのことです。なお、第1弾の『Kontraktion』がConさんの『Rot』になぞらえて赤いジャケットだったのに対し、第2弾の本作『Extruder』はConさんの『Blau』になぞらえて青いジャケットとなっています。

| Conrad Schnitzler::音楽作品解説 | 09:40 AM | comments (0) | trackback (0) |

Con (Ballet Statique)

【目次】

LP『Con』オリジナル盤
CD『Ballet Statique』 1992年 Spalax Music 『Con』 再発盤
CD『Con』 2006年 キャプテントリップ・再発リマスター盤
LP『Ballet Statique』 2011年 m=minimal 『Con』 再発盤
CD『Ballet Statique / Con』 2012年 m=minimal 『Con』 特別限定仕様・再発盤

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●LP『Con』オリジナル盤

Con

プロデュース: Peter Baumann
リリース元: Egg Records 90 184 (フランス) (1978年)
リリース元: Metronome Paragon Records 66052 (ドイツ) (1978年)
リリース元: Egg/Polygram 90 040 (カナダ) (1978年)
リリース元: Egg Records BRCLP 60071(イタリア) (1978年)
リリース元: Egg Records 17.1412/4 (スペイン) (1978年)

side one:
1. Electric Garden (11:31)
2. Ballet Statique (4:58)
side two:
1. Zug (5:26)
2. Metall I (4:57)
3. Black Nails (6:13)

メジャー・レーベルから数カ国でリリースされ、彼の名を有名にした作品。本作を彼の代表作とする人も多いと思います。ところで、本作は「シンプル」、「ロー・テクノ」などと評されることが多いですが、それもそのはず、当時のConさんのマイブームは、モノトーンのシンプルなものだったそうで、家中の物までもがすべて白と黒で統一されていたそうです。そのため、サウンドにしてもジャケットのカバー・アートにしても、自然とその影響を受けています。

A面1曲目"Electric Garden"は"Cono 8/1"という映像作品の音楽としても使用されています。(以前自主制作でリリースされたDVD-R『AKUSTISCHE RÄUME 1970』にも収録されていました。)なお、"Electric Garden"のタイトルについて、彼は以前インタビューでWhite Noiseの『An Electric Storm』から言葉を借りたと述べています。B面1曲目"Zug"はLP『Zug』の短いバージョンです。

なお、ドイツ盤には、ジャケットの右下に「Produced by Peter Baumann」と記載されています。また、手元にあるEggフランス盤のジャケットには、「"Peter Baumann presents..."」と印字された小さなシールが貼り付けられています。

※1979年にリリースされた本作品の日本盤は、Conさんの許可なしにリリースされたものだそうです。Conさんはこの日本盤のことを"海賊版"と呼んでいます。

●CD『Ballet Statique』 1992年 Spalax Music 『Con』 再発盤

Ballet Statique

リリース元: Spalax Music (14223 1992年)
主な購入先: アマゾン

1. Electric Garden (12:50)
2. Ballet Statique (5:00)
3. Zug (5:40)
4. Metall I (5:00)
5. Black Nails (6:13)
6. Frozen Bubbles (4:00)
7. Buta Raga (4:00)
8. The Aerian Bell (4:00)
9. The Sinking Of A Melting Drone (4:00)
10. Underwater Church (4:00)

フランスのSpalax Musicからリリースされた再発盤CDです。フランス語で『Con』は"バカ"という意味なので、リリースにあたり、タイトルが『Ballet Statique』に変更されました。ボーナス・トラック6~10は、1980~81年に録音されたカセット作品『Container T4』からの抜粋です。

●CD『Con』 2006年 キャプテントリップ・リマスター再発盤

Con

リリース数: 1000
リリース元: キャプテントリップ・レコーズ (CTCD-556 2006年8月20日)
主な購入先: アマゾン HMV

1. Electric Garden "エレクトリック・ガーデン" (12:51)
2. Ballet Statique "バレエ・スタティーク" (5:03)
3. Zug "ツーク" (5:44)
4. Metall I "メタル I" (4:59)
5. Black Nails "ブラック・ネイルズ" (6:17)
6. Ballet Statique 2 "バレエ・スタティーク2" (3:31)
7. Nuri "ヌーリ" (8:00)
8. Ballet Statique 3 "バレエ・スタティーク3" (6:48)

紙ジャケ、リマスター盤の本作にはボーナス・トラックが3曲追加されています。SpalaxからのCD再発盤 『Ballet Statique』とはボーナス・トラックが異なります。6、8はBallet Statiqueの別バージョン。7は女性ボーカルをフィーチャーした、しっとりとしたアコースティックな作品。ボーカルは、歌うだけではなく語りっぽい箇所もあります。バッキングのピアノ音が、ときどき、当たり前のように不協和音になったりするところが、とてもConさんらしいです。タイトルのNuriは女性ボーカリストの名前。

関連項目: Conrad Schnitzler、キャプテントリップからCD全4タイトル、2006年8月20日発売

●LP『Ballet Statique』 2011年 m=minimal 『Con』 再発盤



リリース元: m=minimal (mm-004lp 2011年4月11日)
主な購入先: アマゾン HMV

side a:
1. Electric Garden
2. Ballet Statique
side b:
1. Zug
2. Metall I
3. Black Nails

2011年の本リリースは、オリジナル盤のリリースから33年の時を経て、ドイツのm=minimalよりリリースされた、LPフォーマットでは初となる再発盤です。

●CD『Ballet Statique / Con』 2012年 m=minimal 『Con』 特別限定仕様・再発盤



リリース元: m=minimal (mm-004CD 2012年11月30日)
リリース数: 1000
輸入盤・国内仕様CD: m=minimal/OCTAVE LAB (OTLCD-1928 2013年3月6日)
輸入盤・国内仕様CDタイトル: コンラッド・シュニッツラー: 『バレット・スタティーク』
主な購入先: アマゾンHMV アマゾン(CD・輸入盤・国内仕様) タワーレコード(CD・輸入盤・国内仕様)

1. Electric Garden (11:39)
2. Ballet Statique (4:58)
3. Zug (5:26)
4. Metall I (4:57)
5. Black Nails (6:13)
6. Red Cassette (30:38)

(ダウンロード・ボーナス: redcassettebonus)
1. bonus DL 1 - red cassette - rhythmus (30:40)
2. bonus DL 2 - red cassette - synth (28:55)

2011年にLPで『Con』が再発された後、CDでの再発の要望が数多く寄せられたことを受け、2013年、スペシャル・エディションのCD『Ballet Statique』が、1000枚限定でドイツのm=minimalより再発されました。

本作のオリジナルタイトルは『Con』で、その後、過去の再発時に『Ballet Statique』に変更されましたが、そうした経緯を踏まえ、今回のリリースでは、『Ballet Statique』のジャケット(厚紙のスリップケース)を外すと、中から『Con』のジャケットが現れる仕掛けとなっています。また、本再発盤の正式なタイトルは『Ballet Statique / Con』となりました。なお、ボーナス・トラックとして、"Zug"のミックス前の2つのソロ・トラック(『Red Cassette』のA・B面)を大胆に左右に振り分けてパンしたスペシャル・ミックス"Red Cassette"が、6トラック目に収録されています。(Rhythmusがほぼ左チャンネル、Spurがほぼ右チャンネル。)

さらに、24ページのブックレットには、Conさんのレアな写真の他、ヴォルフガング・ザイデルさんによる"Zug"についてのドイツ語と英語のライナーノートが掲載されています。ブックレットの裏表紙には、ダウンロードコードとシリアル番号が印字されています。(レーベルが活動中だった当時は、m=minimalのサイトにアクセスし、"Enter download code:"のブランクにダウンロードコードを入力して「Submit」ボタンをクリックすると、ダウンロード・ボーナスである『Red Cassette』の"Rhythmus"と"Spur"(ここではSynthと表記)の計2トラックがダウンロードできるリンクが表示されました。(ファイルはZipで圧縮されていました。)現在は、レーベルの活動休止に伴い、ダウンロードサービスも利用できない状態となっています。)

| Conrad Schnitzler::音楽作品解説 | 11:06 PM | comments (2) | trackback (0) |

ボックスセット 『Konrad Schnitzler: Eruption』

Work in progress

リリース数: 100
リリース元: Edition Block (1974年)

・LP "Schwarz" (KS 1001)
side one: Eruption 1 (31:04)
side two: Eruption 2 (25:30)

・LP "Rot" (KS 1002)
side one: Meditation (20:00)
side two: Krautrock (20:10)

・LP "Blau" (KS 1003)
side one: Die Rebellen Haben Sich In Den Bergen Versteckt (19:00)
side two: Jupiter (20:00)

・カセットテープ "Kassette"
side one: Detail aus Work In Progress (1974) (30:00)

再発版LP『Schwarz』(『Kluster: Eruption』の再発) 、再発版LP『Rot』、再発版LP『Blau』の計3枚と、カセットテープ『Kassette』1本のボックス・セット。

カセットに収録された作品『Detail aus Work In Progress (1974)』は、"50時間ライブ"の音源を30分ごとに100本のテープに分割したうちの1本。つまり、内容の異なるカセットテープが100部のボックス・セットのそれぞれに含まれていることになります。これらはマスターテープで、コピーライト上、Conさん自身はカセットの複製が許可されなかったそうです。この50時間ライブは、1974年4月に、1日当たり3~5時間のライブを計12回行ったもので、合計50時間に渡るセッションでした。(よく勘違いされるのですが、50時間ぶっ通しで行われたわけではありません。)

なお、生前Conさんに確認したところ、"Krautrock"など、『Rot』や『Blau』の収録曲のタイトルは、Conさんが自分で付けたものではなく、すべて他人により付けられた、とのこと。

本リリースはシリアルナンバー入りで、インサートが付いています。(片面に本作のタイトル”ERUPTION”と曲名等、もう片面に楽譜が書かれています。)さらに、最初の20部のみ布装丁で、追加分の楽譜のインサート(6枚)が付いています。

※本リリースは、『Work In Progress』と呼ばれることもありますが、レーベルによる正式名称は『ERUPTION』です。(Conさん自身は、本リリースを"ERUPTION BOX"などと呼ぶこともありました。)

| Conrad Schnitzler::音楽作品解説 | 11:45 AM | comments (0) | trackback (0) |

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The black cassette (Gelb)

【目次】

カセットテープ『The black cassette』
LP『Konrad Schnitzler: GELB』
LP『GELB』 Very good/Plate Lunch 1981年・再発盤
CD『GELB』(ゲルプ 黄) キャプテントリップ 2006年・再発リマスター盤
CD/LP/ダウンロード『Gelb』 Bureau B 2014年・再発リマスター盤

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●カセットテープ『The black cassette』



プライベート・リリース (1974年)

A:
B:

1972年に制作され、後に『Gelb』のタイトルで再発されることになる作品のオリジナルです。60分のカセットテープでプライベート・リリースされました。

●LP『Konrad Schnitzler: GELB』



リリース数: 500
リリース元: Edition Block (EB 110 1981年)

side one: 12 Stücke aus dem Jahr 1974 / 1 - 5 (18:52)
side two: 12 Stücke aus dem Jahr 1974 / 6 - 12 (21:02)

収録されたほとんどの曲は2~3分にコンパクトにまとめられていて、一般的には聴きやすいと言われています。1曲目はテクノの先駆けといった感があります。

Rot』にも書きましたが、本作の黄昏を連想させるような音からGelb(黄)という色そのものを連想することもあるかと思いますが、Conさんに確認したところ、ジャケットの色は収録作品のイメージとは無関係だそうです。

なお、本作と同じ1972年に制作された『Slow motion』のサウンドトラックには、本作の3トラック目と8トラック目が収録されていて、『Slow motion』のその他の曲も、本作に近い作風となっています。

また、Conさんによれば、1995年の映画"Wüste Westberlin" (Desert West Berlin) のサウンドトラックにも本作が使用されているそうです。

●LP『GELB』 Very good/Plate Lunch 1981年・再発盤

Gelb

リリース元: Very good/Plate Lunch (VGR GELB-PL 02 2002年)

Side one: GELB 1 - 5
Side two: GELB 6 - 11

本リリースは、Edition Block盤LPとは収録内容がやや異なります。Edition Block盤との違いは、Side twoの最後のトラック12が収録されていないことと、いくつかの曲からノイズっぽい音が削られていることです。結果として、Edition Block盤よりも実験性はやや薄まった感があるものの、むしろその分、耳馴染みが良く、作品としての統一感が増したバージョンとなっています。

●CD『GELB』(ゲルプ 黄) キャプテントリップ 2006年・再発リマスター盤

Gelb

リリース元: キャプテントリップ・レコーズ (2006年)
主な購入先: アマゾン HMV
リリース数: 800

1. Gelb 1 "ゲルプ1" (6:07)
2. Gelb 2 "ゲルプ2" (2:21)
3. Gelb 3 "ゲルプ3" (3:00)
4. Gelb 4 "ゲルプ4" (2:16)
5. Gelb 5 "ゲルプ5" (5:01)
6. Gelb 6 "ゲルプ6" (4:23)
7. Gelb 7 "ゲルプ7" (3:07)
8. Gelb 8 "ゲルプ8" (2:29)
9. Gelb 9 "ゲルプ9" (2:42)
10. Gelb 10 "ゲルプ10" (2:35)
11. Gelb 11 "ゲルプ11" (3:21)
12. Gelb 12 "ゲルプ12" (2:39)
13. Gelb 13 "ゲルプ13" (7:55)
14. Gelb 14 "ゲルプ14" (12:35)
15. Gelb 15 "ゲルプ15" (6:08)

本リマスター版は、全12曲、Edition Block盤のバージョンで収録されています。また、ボーナストラックが3曲追加されていて、それらはいずれも長めの曲となっています。

※関連項目: Conrad Schnitzler アーリー・カラー・ワークス再発盤 (2006年4月5日発売)

CD/LP/ダウンロード『Gelb』 Bureau B 2014年・再発リマスター盤



リリース元: Bureau B (BB 196 2014年11月14日)
主な購入先: CD(アマゾン) アマゾン(LP) HMV(CD) HMV(LP)

(CDのトラック)
1-12: Untitled
13-15: Untitled (Bonus)

(LPのトラック)
Seite 1:
1-8: Untitled
Seite 2:
1-4: Untitled
5-6: Untitled (Bonus)

本リリースは、2014年11月14日に、デジパック仕様のCD、180グラムLPおよびダウンロードで、ドイツのBureau Bレーベルよりデジタル・リマスター盤として再発されました。ライナーノートが付いている他、CDには3つ(LPには2つ)のボーナス・トラックが収録されています。

なお、本リマスター盤の音質は、キャプテントリップの2006年・リマスター盤と比較すると、(同時にリリースされた『Grün』と同様、)重低音域が若干持ち上がっているなど、僅かながら音質が異なっています。

| Conrad Schnitzler::音楽作品解説 | 11:26 AM | comments (0) | trackback (0) |

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